三角芳子 YoshikoMisumi

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浮世絵ねこがおもしろい

2011-04-23 | プロフィール

ねこちゃんお風呂まみれ

先日書きましたが、最近広重を動かすお仕事などをしていたのですが、
その中にネコがでてくる絵があり、
浮世絵のネコについて調べると、面白いものがいくつもでてきました

まじめなネコももちろんありますが、こういうおちゃめな遊びのものもあるようです


歌川国芳「猫の百めんそう」


歌川国芳「猫の當字」なまず


この表情。笑


歌川芳藤「しん板猫尽両めん合」


歌川国芳さんは、江戸時代末期の浮世絵師で、無類の猫好きだったようです。常に数匹、時に十数匹の猫を飼い、懐に猫を抱いて作画していたと伝えられる。


広重作 猫

広重さんも猫が大好きだったようです。猫を飼ってる人にしか描けないポーズな気がします。

ということで、浮世絵その他の発見でした


ふー
(どこか猫むらさんに似てます)



広重 名所江戸百景

2011-04-15 | プロフィール
昨日かきましたが、今日も放送されています。よかったらみてみてください。

今回は「絵画にはいってみる」というコンセプトのお仕事でした。
前回はモディリアーニをクレヨンで。今回の広重はもとの画像をつかってうごかしました。

広重は、「東海道五十三次」で有名ですが、



今回あつかったのは「名所江戸百景」

「名所江戸百景」
浮世絵師の歌川広重が安政3年(1856年)から同5年(1858年)にかけて制作した連作浮世絵。
広重さん

みたことのあるものも多いですが、初めてみたものもあり、とても勉強になりました。
有名なのは




などでしょうか。全部で118枚の連作で、江戸を中心に描かれています。
この時代、大きな地震や災害にがおきたバックグラウンドもあるらしく、その風景などがところどころに描かれているそうです。
名所江戸百景は災害からの復興を祈念した世直しも意図もあったそうです。

改めてみてみると、そのダイナミックな構図に惹き付けられました。
近景と遠景の極端な切り取り方や、俯瞰、鳥瞰などを駆使した視点、またズームアップを多岐にわたって取り入れるなど斬新な構図が多く、視覚的な面白さは広重ならではです。

春、夏、秋、冬と季節も感じることができます。
118枚は、Wikipedia 名所江戸百景 でみることができます

「名所江戸百景」については、いろんな本や研究がされていて、私も映像をつくる前に本を買って読みましたが、バックグラウンドと合わせてみると更に面白いです。

今回私が手がけたのは、その中から5枚。





バックグラウンドや、その他絵にまつわるカラクリなどを解き明かす内容となっています。






今日はあと午後、3:45~の回です。

「名所江戸百景」でみつけたこの絵も構図のすごさに驚きました。

いい視点です。

広重をうごかすお仕事しました。

2011-04-14 | プロフィール
毎日のように地震が続き、、ニュースをみるたびに辛い気持ちになります、、

被災地の方々、福島の方々は家や電気もなく一ヶ月を過ごしていると思うと、、
自分がいつものように生活していることにも違和感をかんじてしまいます
私には何ができるのだろう、いろいろ考えはぐるぐる


地震のさなか。していた仕事が今日と明日で放送されます
いろいろあったお仕事でした、、

前にモディリアーニを動かしましたが
同じ番組で、今回は歌川広重です。
よかったらみてみてください



BSプレミア
[額縁をくぐって物語の中へ]
毎週 月曜日~金曜日
前 7:15�7:30
再放送 3:45�4:00

私が担当したのは、今日と明日の、広重の会です
実写が合成されたり、会話の出来上がりをみせてもらえてなくて、、完成形はまったくわからないんですが、、
よかったらみてみてください(^_^;)

です。