三角芳子 YoshikoMisumi

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脳と心

2014-10-30 | プロフィール
毎度作業をしながらいろんな番組を聞いてます。
科学的、社会的な動画やページが好きです。

昨日久しぶりにNHKオンデマンド(NHKの番組をアーカイブも含めてみる事の出来るサイトです)で
「NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体2 脳と心 第1集 心が生まれた惑星 ~進化~」1993年放送
をみつけて再生。つい作業をやめてみてしまった。。
NHKスペシャルは私の大好きな番組。小学生の頃からこの番組が好きでした。
人体の不思議。宇宙の不思議。社会の不思議。。NHKは他の番組にはできない作品作りをしているのがすごいです。

「NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体」はたしかかなり人気番組で何年もやっていた番組だったと思います。
母と私はNHK好き。父はおわらい番組が好きなので争ってみていた覚えが。笑

今回は脳の話。脳と心。脳の不思議は生命科学の最大の謎。
最初に脳を液体窒素で保存する人のエピソード。脳を保存しておけばいつか自分を復元できる(人格と自分らしさも含め)という。体という器がなくなっても脳さえ生きていれば自分はいなくならない。ということなのでしょうか。そこまで考えてしまう私たちの脳とは一体なんなのか?

感情と記憶。心。それらは神経の集まりからできる。それがイコールに思えない所がまた不思議。
自分は何者なのか?自分は死んだらどこにくのか?今自分がここに存在するという現象は何なのか?
考えれば考える程疑問は深まっていってしまいます。
あ、でもこれも脳の神経細胞の電達によって導きだされているのか。。?

ただ、今ここに存在しているちっぽけな存在。でもその中ではものすごい細胞や神経が動いている。
すごいなぁ。
世界は変わらず存在していて、大きくて、果てしない。
自分が知らない世界が果てしなく存在する。

まだまだ自分自身にも知らない何かが存在しているかもしれない。


番組内の谷川さんの詩もとてもよかったです。

「脳と心」谷川俊太郎

  この卵型の骨の器にしまってあるものは何?

  傷つきやすく狂いやすいひとつの機械?

  私たちはおそるおそる分解する

  どこにも保証書はない

  その美しいほほえみの奥にあるものは何?

  見えるものと見えないものが絡み合う魂の迷路?

  私たちはおずおずと踏み込む

  私たちは新しい道標を立てようとする

  誰も地図は持っていない

  しかもなお私たちが冒険をやめないのは何故?

  際限のない自問自答に我を忘れるのは?

  謎をかけるのは私たち自身の脳

  謎に答えるのも私たち自身の脳

  どこまでも問い続け・・・いつまでも答えはない


「NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体2 脳と心 第1集 心が生まれた惑星 ~進化~」
2014/10/31まで無料配信されています。
(その他のサイトで動画再生できる場所もありましたよ。(公式ではないので個人の判断でお願いします))

ミスミヨシコ