帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

慢性上咽頭炎と鍼灸治療

2025-01-31 19:18:00 | 眼精疲労・難聴・耳鳴り・耳鼻眼科鍼灸
慢性上咽頭炎は喉の違和感や鼻詰まりに始まり頭痛、頸や肩のこり症状など周囲に広がり眩暈や倦怠感、睡眠障害、胃腸の不調、集中力の低下など自律神経にも影響を及ぼします。
原因はストレスや疲労、身体の冷えなど免疫力の低下、喉の乾燥、喫煙、ウイルス感染などが疑われますがはっきりとは分かっていません。
そのため原因が分からず体調不良に悩まされている場合に慢性上咽頭炎だったという事もあります。
上咽頭は鼻の奥にある為内視鏡を使って検査します。
また内視鏡検査で上咽頭炎の疑いがある場合は患部を擦る擦過診(Bスポット療法)を行い痛みや出血がある場合に診断が確定します。
Bスポット療法は塩化亜鉛溶液を含んだ綿花を使用するので抗炎症効果、上咽頭を刺激する事で血流改善や自律神経にも作用するとされています。
治療期間は1ヶ月〜6ヶ月で発症からの期間が短い方が治りが早いです。
ただし治りが悪く難治性のものは年単位でかかるケースもあります。
特に症状が多岐にわたる自律神経症状は治療時の上咽頭の痛みや出血が治っても改善しない事があります。

慢性上咽頭炎に対する鍼灸治療では症状に対する治療と原因に対する治療で総合的にアプローチしていきます。
例えば上咽頭炎で良く見られる症例として頭痛を伴うような熱邪に侵されている場合は熱邪を取り除き、喉の痛み咳が伴うような燥邪に侵されて場合は肺の機能を高め、痰が絡む場合は水が過剰に溜まるので水の流れを整えます。
クリニックとの治療と並行して鍼灸治療を行う事で治癒期間の短縮につながります。
また長い期間クリニックの治療で効果が出ず困り果てて当院を受診される方もおられますが鍼灸治療を行なって症状の改善が顕著な患者様おられます。
辛い慢性上咽頭炎のお悩みお気軽にご相談下さい。




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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06−6629−0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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