帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

不妊鍼灸 施術症例9ー1

2022-05-12 19:05:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
当院にて不妊鍼灸施術(1人目、2人目ともに)にあたらせて頂いています患者様の施術症例のご紹介。
不妊症、妊活で鍼灸治療をお考えの方はご参照下さい。

東住吉区在住 C・H様(33歳)
1人目
初診時(29歳)までの経緯
3年前から妊活(タイミング法)を開始し1年前に自然妊娠するも9週目に流産。
その後タイミング法で妊活継続するも妊娠兆候なく当院を受診。
クリニックでの積極的な治療はせず漢方のみ服用。
初診時所見
生理周期(30日)不順なし
生理痛は軽度の下腹部痛、腰痛
生理前症状としてイライラ、頭痛
そのほか手足の冷え、動悸、息切れ、頸から肩の凝りの訴え

経過
当院受診以前に鍼灸治療の経験があり鍼灸への理解度も高く初診時よりスムーズに施術にあたらせて頂きました。
排卵前、生理前を中心に1ヶ月に2回程度施術していきました。
3ヶ月経過時には生理痛は明らかに軽減してるが生理前症状には変化なし。
その後もコンスタントに施術を行いましたが妊娠兆候見られず6ヶ月経過。
長年気にされてきた冷え症状は改善傾向。
7ヶ月経過時点で不妊治療専門のクリニックを受診。
検査結果、ご夫婦とも顕著な異常見られず。
翌月より人工授精を開始し鍼灸治療も引き続き併用。
人工授精のタイミングにも合わせて施術を行いました。
人工授精計3回行うも妊娠兆候なく初診時から15ヶ月経過。
体外受精への移行をご決断され17ヶ月目に採卵、胚盤胞2個凍結。
19ヶ月目に移殖(1回目)を行い妊娠判定。
心拍確認後から流産予防、つわり症状の軽減を目的に鍼灸再開(週に1回程度)。
10週目まではつわり激しく嘔吐繰り返すも12週目には軽減、安定。
その後1ヶ月に1回程度ご来院頂きマイナートラブル(動悸、息切れ、腰痛etc)はありつつもその都度施術にあたらせて頂きました。
予定日には陣痛促進の施術を行い帰宅後から陣痛、母子とも無事にご出産されました。

今回ご紹介させて頂いた患者様は初診から19ヶ月目で妊娠(1人目)に至りました。
初診時に見られた気分の波は穏やかになり生理痛、冷え性、肩こりなど不妊リスクを高める腎虚や瘀血症状は軽減されました。
またタイミング法〜人工授精〜体外受精と経過しましたが採卵、移殖1回目で妊娠に至ったのは卵子の質の向上を目指し鍼灸治療を行なってきた成果だと患者様から喜びの言葉を頂けました。
(2人目に続く)


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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06-6629-0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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