帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

子宮筋腫による不妊に鍼灸治療

2015-06-24 10:04:50 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
子宮内で発症する病気で発症率(生殖年齢の女性で20%)が一番高い病気が子宮筋腫です。
特に30代後半〜40代で多く見られる疾患で40代では3人に1人が発症しますが悪性化するのは0.5%以下とされ合併症で約20%の方に子宮内膜症が発症するとされています。
子宮筋腫はエストロゲン(女性ホルモン)依存疾患の為、閉経後には自然に縮小していきます。
筋腫の出来る場所や大きさによっては生理痛(月経困難症)や不正性器出血による貧血症状、不妊症不育症(流産)の原因になりうる疾患でもあります。

筋腫のできる原因は?
1、誰しも生前や子供の頃から筋腫になりうる芽(細胞)を潜在的に持っている。
2、妊娠をせず月経を繰り返す過程で筋腫になりうる芽(細胞)が出来る。
などが考えられていますが解明されていない部分が多いのが現状です。
また芽(細胞)が大きくなり筋腫になる理由も諸説ありエストロゲンの関与や心身的なストレスに起因するとも言われています。
クリニックでは超音波、MRI検査で診断を行い薬物療法、外科手術などの対症的治療が行われています。

東洋医学では多くの婦人科疾患、特に生殖に関わる症状は「冷え」「ストレス」が深く関係するとされています。
特に筋腫の成長は「心と体の繋がり」が顕著に出ることが多く経絡上の気血の流れを整える事で骨盤内の冷え(瘀血)の解消、自律神経に関与するツボを刺激し副交感神経が優位に働くようお体の状態を整え身体的、心理的ストレスを解消する事で筋腫の成長を抑えると共に妊娠しやすい体質へと改善していきます。
当院に来院される患者様の約7割が何らかの婦人科疾患(不妊・生理痛・生理不順・子宮病・冷え性など)を患っていたり逆子や安産、悪阻など妊産婦の患者様ですので子宮筋腫が起因して起こる様々な症状の施術には数多くあたっております。
特に不妊治療においては着実に実績を残してきていますので是非1度ご相談下さい。



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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06-6629-0567
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打撲(打ち身)の後遺症に鍼灸治療

2015-06-17 13:59:01 | 肩こり・腰痛・関節痛・痺れ・麻痺・運動器疾患
事故やスポーツなどで強くぶつかったり転倒したりして外部から圧力がかかり軟部組織(皮膚・皮下組織)が損傷し内出血や腫脹、痛みや痺れが出るのが打撲の症状ですが通常一週間程で自然に治癒していきます。
骨折や脱臼に比べると症状、治癒期間ともに軽度ですが部位(肩関節、股関節など)や組織損傷(筋肉、靭帯など)の重症度によって一週間を超えても痛みや痺れが残る場合があります。
また打撲の合併症としてコンパートメント症候群(腫脹により神経や血管を圧迫する)や外傷性骨化性筋炎(上腕、大腿骨周囲の内出血が吸収されず骨化し筋肉を圧迫する)により痛みや麻痺、筋力低下などの後遺症が出る事もあり注意が必要ですのでまずはクリニックを受診し画像検査(X線→CT→MRI)で原因や骨の状態を確認する事をお薦めします。
骨に異常なしとなればクリニックでの治療は湿布薬の貼付や消炎鎮痛剤の内服、電気療法や温熱療法が行われます。
コンパートメント症候群外傷性骨化性筋炎の場合は根治に外科手術が必要になります。

当院の打撲に対する鍼灸治療では電気鍼での局所治療(血流の改善・筋緊張の緩和・免疫細胞の増加)を主に行い1回〜3回の治療で良好な結果が得られています。
1週間以上、痛みや痺れが取れない打撲後遺症でお悩みの方はぜひ1度ご相談下さい。



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梅雨時の頭痛や疲労感に鍼灸治療

2015-06-10 12:38:49 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
全国的に梅雨入りしてくるこの時期に当院においても様々な原因不明の不快な症状で悩まされる方が多くおられます。
代表的な症状としては頭痛や慢性的な疲労感(倦怠感)、関節痛手足の痺れ、胃腸の調子も崩しやすく便秘下痢を繰り返す事もあります。

東洋医学では高温多湿な季節には湿邪と暑邪が様々な体調不良の原因を引き起こすと考えられています。
湿邪とは湿度が高いと皮膚に出た汗が蒸発しにくくなり体内に熱がこもった状態で頭痛やめまい、胃痛、動悸や息切れなどの症状がでます。
暑邪では身体の気(エネルギー)が異常に高まり身体の火照りや疲労感(倦怠感)、酷くなると嘔吐する事もあり近年ではよく耳にする熱中症と考えられます。

湿邪と暑邪に侵されないようにするには?
1、飲食に気を遣う:水分は取り過ぎないようにし冷たい飲み物は厳禁で暖い飲み物(常温以上)を口にする。食事は湿を取り除いてくれる瓜類や豆類を積極的に摂取する。

2、適度な運動:適度な運動は体内の余分な毒素や邪気を放出してくれますが過度の運動での疲労は逆効果(湿邪に侵される)になりますので運動量には注意が必要です。

私生活では上記の事に注意して頂きながら鍼灸治療で湿邪や暑邪に関係の深い「脾経」や「胃経」といった経絡上のツボを刺激しアンバランスな状態を整える事で症状の改善やこれからの夏バテ予防にも繋がります。
梅雨の体調管理に鍼灸を是非ご活用下さい。



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五十肩(肩関節周囲炎)に鍼灸治療

2015-06-04 17:58:15 | 肩こり・腰痛・関節痛・痺れ・麻痺・運動器疾患
肩関節周囲炎は一般的に40代や50代に多く見られる肩関節の炎症性の痛みで発症した年代によって広義で四十肩、五十肩と呼ばれています。
原因は加齢や運動不足による機能低下と考えられていますが今だはっきりと解明出来ていない曖昧な部分も多い疾患です。
但し原因は曖昧ですが症状は明確なもので特徴的です。
症状は3つのステージに分けられ1炎症期→2拘縮期→3回復期と変化します。

1、炎症期:痛みが強く動作時の痛み、安静時の痛み、夜間(就寝時)の痛みが出ます。クリニックでは消炎鎮痛剤の内服、ステロイド剤の注射で痛みを抑えます。
2、拘縮期:安静時や夜間(就寝時)の痛みは治りますが肩関節の動きが制限されます。クリニックでは関節の可動域を広げるリハビリが行われます。
3、回復期:肩関節の動きも良くなり症状が改善しますが拘縮期にしっかり治療してない場合に肩関節の動きが制限されたままの後遺症(症状固定)が残る事があります。

上記の症状経過は平均6ヶ月〜1年はかかり長いと2年〜3年かかる事もあり個人差があります。
五十肩(肩関節周囲炎)に対する鍼灸治療はWHO(世界保健機関)においても鍼灸適応症として効果が認められており日本においては健康保険の取り扱い疾患の一つでもあります。
炎症期には消炎鎮痛効果を促す治療を行い拘縮期には肩関節や肩関節周囲の血流を促す治療で症状の改善や治癒期間の短縮を図ります。
適切な時期に適切な治療を行わないと長年にわたり肩関節の動きが悪くなり肩や背部、上腕の痛みに悩まされる事になりかねませんので五十肩(肩関節周囲炎)鍼灸治療ぜひ当院までご相談下さい。



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