帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

更年期の鍼、お灸

2021-06-28 14:36:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
現代では45歳〜55歳を更年期とし更年期に起こる身体の不調を更年期障害と総称しています。
更年期障害は男性ホルモンや女性ホルモンの減少により起こると考えられています。
性ホルモンは思春期から増加し40歳代後半から減少に転じます。
急激な性ホルモンの減少は体内環境のバランスを崩し様々な症状を誘発します。
症状は男女で異なります。
男性:気力減退、集中力の低下、排尿障害、勃起障害、被害妄想などの精神障害
女性:イライラ、冷えのぼせ、多汗、手足の痺れ、肩凝り、関節痛
西洋医学では減少したホルモンを注射や貼り薬で補填して症状の改善を図るホルモン補填療法一般的ですが効果が限定的であったり副作用のリスクがあり万能ではありません。

東洋医学では1800年前に書かれた文献「黄帝内経」に男性は8の倍数、女性は7の倍数の年齢で身体の変化が訪れるとされています。
これには「腎」が深く関わっています。
「腎」は成長や発育、生殖に関係する生殖器や泌尿器、腎臓の機能的な事を指します。
また腎の力(エネルギー)の事を「腎気」と呼び、生殖の力(エネルギー)を「精気」と呼びます。
男性は8歳で腎気が充実し16歳で生殖能力が備わり24歳で身体的にも充実し32歳でピークに達し40歳で下り始め48歳から56歳にかけて腎気が衰え生殖能力(精気)も衰えます。
女性は7歳で腎気が充実し14歳で生理が始まり妊娠が出来るようになり21歳で身体的に充実し28歳でピークに達し35歳から下り49歳で閉経をむかえます。
更年期の鍼灸治療では腎気や精気を補う事で衰えのカーブを穏やかにし腎虚(老化)によって起こる様々なお身体の不調を緩和すると共に予防する効果も期待出来ます。
更年期の不調に鍼、お灸はお薦めです。お気軽にご相談ください。





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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
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