帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

妊活と鍼、お灸

2023-10-31 23:25:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
女性が妊娠を希望する年齢が上がっています。
これは先進国で顕著にみられ日本では妊活開始平均年齢は約32歳、第1子の出産平均年齢は約31歳と調べが出ています。
当院においても妊活や不妊で来院される患者様の初診時の年齢割合は25歳〜29歳が10%、30歳〜35歳が45%、36歳〜40歳が35%、40歳〜45歳が10%で8割の患者様が30代です。
医学的には女性の妊娠適齢期は20代とされ男性も様々なマイナス要因が出だすのが35歳からと言われます。
統計では妊活1年での妊娠率が20代で85%、30歳で75%、35歳で65%、40歳で45%となっています。

当院にて妊活初期から鍼灸施術させて頂いています患者様の1年妊娠率は上記統計データよりも各年齢層において5%〜8%の向上があり良好な結果が得られています。
妊活一年以内の患者様の施術ではまず排卵しているか?タイミングがとれているか?生理周期に乱れがないか?基礎体温や検査薬で異常がないか間違いがないかチェックして最適なタイミングで施術を行なっています。
また東洋医学では妊活に大切な臓器として「腎」と「肝」があげられます。
「腎」を補い生殖能力を高め「肝」を整え血の巡りやホルモンバランスを整える事も重要です。
後々に検査結果でも異常なく原因不明で妊活がうまくいかない事例も10%〜15%ある事から妊活初期から鍼やお灸で妊娠力を高めておく事は重要であり妊娠への近道になります。
妊活始めたら鍼、お灸、信頼と実績の当院へお気軽にご相談下さい。



阿倍野区在住K・H様(33歳)
初産・自然妊娠
治療回数13回・治療期間18ヶ月

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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06−6629−0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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不妊鍼灸 施術症例12

2023-05-31 19:10:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
当院で不妊鍼灸〜妊娠中期まで施術させて頂きました患者様のご紹介。
不妊症、妊活で鍼灸をお考えの方はご参照ください。

東住吉区在住 M・K様(41歳)
初診時までの経緯
半年前から妊活開始
人工授精(1回)
検査結果異常なし
来月から体外受精に移行予定で当院を受診。
初診時所見
月経周期30日±5日
月経痛なし
月経前症状なし
下肢、腰周りの冷え、頚〜肩の凝り、腰痛、頭痛、寝つきが悪い

経過
採卵前からの施術となりました。
40歳を超えての妊活なので少ない施術期間の中で最大限効果が出るように努めました。
お仕事の関係で夜勤があり生活リズムが乱れやすく施術中にはリラックス頂けるような施術内容としました。
施術開始から1ヶ月目(施術回数3回)で採卵予定も予定合わず採卵延期。
2ヶ月目(施術回数5回)で採卵(初期胚一個、胚盤胞二個)。
3ヶ月目(施術回数7回)で胚移植(胚盤胞5BB)。
4ヶ月目で妊娠判定陽性、妊娠6週目より安定期まで流産予防に10日に1回程度のペースで施術再開。
5ヶ月目(施術回数10回)妊娠9週目。つわり症状(貧血、胃の不快感)の治療も併せて行う。
6ヶ月目(施術回数12回)妊娠13週目。引き続きつわり症状強く併せて施術行う。施術後は軽減。
7ヶ月目(施術回数14回)妊娠18週目。つわり症状軽減。安定期に入り体調管理の為に1ヶ月に一回程度のペースで施術。
9ヶ月目(施術回数16回)妊娠28週目。便秘気味ではあるが総じて体調良好。里帰り出産のため産前の施術は終了。

今回ご紹介させて頂きました患者様は41歳4ヶ月(施術回数7回)でのご妊娠となりました。
35歳を超えてると妊娠率は急激に低下します。
一般的に40歳を超えると妊娠率5%と言われます。
しかし現在の日本では平均結婚年齢(初婚)が約30歳で晩婚化しています。
当院へ不妊症や妊活でお越しの患者様の平均年齢は約32歳です。
年齢による妊娠率の低下は卵子の質の低下による影響が大きいと考えられています。
東洋医学では加齢による卵巣機能の低下を「腎虚」と考えます。
「腎虚」は腎が消耗している状態ですから腎の機能を高めるため「捕腎」を行います。
人工授精や体外受精といった高度生殖医療と並行して鍼やお灸を行う事でも妊娠率の向上に繋がります。
妊活で鍼灸治療をお考えの方はお気軽にご相談ください。




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不妊鍼灸 施術症例11

2023-01-29 15:38:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
当院に不妊治療で通われている患者様の施術症例をご紹介させて頂きます。
不妊治療、妊活に鍼灸をお考えの方はご参照ください。

羽曳野市在住 A・H様(32歳)
初診時までの経緯
2年前より妊活を始める。
多嚢胞性卵巣症候群の為クリニックにてホルモン補填療法を行いながら自然妊娠を目指す。
週一回のペースで他院にて鍼灸治療を受ける。

初診時所見
下腹部の冷え、便秘、頚〜肩のコリ、腰痛、下腿の浮腫み。
基礎体温安定せず。
生理周期(ホルモン補填実施)36日前後。
生理痛はなし。
現在は自然妊娠目指すが体外受精へ移行予定。

初診時からの経過
当院が推奨する生理周期に合わせた月に2回程度の施術を開始しました。
多嚢胞もあり瘀血の症状が顕著に見られる。
軽度腎虚もあり。
生理周期に合わせて血の巡りを良くし瘀血の解消、腎の働きを高め腎精を補い卵子の質の向上に努めました。
治療開始3ヶ月基礎体温も安定し体外受精専門クリニックに転院。
検査経て血中インスリン値が高く糖尿治療を並行して行う。
治療開始5ヶ月目で採卵(桑実胚一個)→7ヶ月目で移植→妊娠判定(陽性)→6週目で流産
流産から2ヶ月後に採卵(胚盤胞八個)→移植→妊娠判定(陽性)→現在25週目
鍼灸治療は採卵前→移植前後→妊娠初期(流産予防、つわり)と患者様のご要望お応え出来るよう施術してまいりました。
当院では排卵障害子宮内膜症や子宮筋腫などの不妊リスクが高まる疾患をお持ちの患者様も多数ご来院頂いています。
お気軽にご相談下さい。




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不妊鍼灸 施術症例10

2022-10-30 16:51:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
当院で不妊治療から通院されている患者様の施術例をご紹介させて頂きます。
不妊治療に鍼灸をお考えの方は是非ご参照ください。

住吉区在住 Y・K様(37歳)
初診時までの経緯
1年半前から妊活をタイミング法で妊活開始するも妊娠に至らず。
2ヶ月前に不妊治療専門のクリニックを受診。
血液検査異常なし。ポリープ見つかるが妊活に問題なし。経過観察。
今月から人工授精を開始予定。
初診時所見
月経周期(26日)不順なく順調
PMS(頭痛、めまい、胃痛)あり
生理痛(頭痛、下腹部痛)あり
頚〜肩のこり症状、足の冷え症状あり
胃がつかえるなど胃弱体質、便通は良好

経過
過去に鍼灸治療の経験もあり初療からリラックスして施術を受けて頂けました。
1回目の人工授精前から当院での鍼灸治療がスタート。
治療間隔は生理前、排卵前で月に2回程度で施術を行いました。
治療開始3ヶ月目にはPMS、生理痛が楽になったとお喜びの声を頂きました。
人工授精4回行うも妊娠兆候なく体外受精へ移行。
治療開始5ヶ月目に採卵(凍結胚5個)を行う。
鍼灸施術は採卵前を中心に行いました。
治療開始6ヶ月目移植(融解1個)行う。
鍼灸施術は移植前移植後に行いました。
妊娠判定(陰性)なく生理中から鍼灸治療再開。
治療開始9ヶ月目に2回目の移殖(融解2個)行う。
鍼灸施術は前回同様、移殖前後で行いました。
妊娠判定(陽性)→9週目に切迫流産(10日間入院)→現在39週目
鍼灸施術は妊娠前期〜中期は行わず、後期から再開しました。

今回ご紹介させて頂きました患者様は治療回数18回での妊娠報告となりました。
初療よりPMSや生理痛、胃の不快感、冷え性など不妊リスクを高める症状の改善を目指し施術を行う事で段階的に症状の改善が見られ妊娠判定までの治療期間、回数も当院では平均的な症例になりました。
当院では変化する気候や季節、またお身体の状態も施術ごとにチェックし考え丁寧な施術を心がけていますので鍼やお灸が初めての方もベテランの方もご安心下さい。
不妊治療に鍼、お灸お気軽にご相談ください。




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不妊鍼灸 施術症例9ー2

2022-07-30 16:22:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
不妊鍼灸 施術症例9ー1 でご紹介させて頂いた患者様の産後〜2人目妊娠までの施術症例をご紹介させて頂きます。

東住吉区在住 C・H様(33歳)
2人目
再診時までの経緯
産後しばらくは忙しく腰痛、肩こりなどあり鍼灸治療を受けたいなと思いながら通院出来ず。
現在産後7ヶ月目で体調不良、2人目妊活に向け施術再開。
再診時所見
産後は慢性的に肩こり、腰痛、冷え症あり。
寝不足、気分イライラ、母乳出にくい。
2、3日前から頭痛、吐き気。
産後一年〜二年を目処に採卵済みの凍結杯を移植予定。

経過
出産によるエネルギー(気血)の消耗による気血両虚(エネルギー不足)の症状が顕著に見られる。
産後の体調不良を改善するよう気血を補い、2人目の妊活がスムーズにスタート出来るよう腎精を補う施術を月に一回程度のペースで行いました。
施術直後は産後症状改善するが2週間ほどで症状悪化を繰り返すも施術開始4ヶ月でほぼ改善。
施術開始から10ヶ月(施術回数7回)で自然妊娠に至る。
妊娠6週目〜つわり(嘔吐、胃の不快感)があり12週目で落ち着く。
20週目になり安定期迎える。

今回の症例では産後の気血両虚、腎精不足の改善が妊娠率を高め良い結果になりました。
東洋医学では気血両虚や腎精不足の状態が長く続くと老化が進み更年期障害の症状が出ます。
また二人目不妊症の原因にもなりますので要注意です。
不妊治療〜産前産後のお悩みお気軽にご相談ください。




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不妊鍼灸 施術症例9ー1

2022-05-12 19:05:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
当院にて不妊鍼灸施術(1人目、2人目ともに)にあたらせて頂いています患者様の施術症例のご紹介。
不妊症、妊活で鍼灸治療をお考えの方はご参照下さい。

東住吉区在住 C・H様(33歳)
1人目
初診時(29歳)までの経緯
3年前から妊活(タイミング法)を開始し1年前に自然妊娠するも9週目に流産。
その後タイミング法で妊活継続するも妊娠兆候なく当院を受診。
クリニックでの積極的な治療はせず漢方のみ服用。
初診時所見
生理周期(30日)不順なし
生理痛は軽度の下腹部痛、腰痛
生理前症状としてイライラ、頭痛
そのほか手足の冷え、動悸、息切れ、頸から肩の凝りの訴え

経過
当院受診以前に鍼灸治療の経験があり鍼灸への理解度も高く初診時よりスムーズに施術にあたらせて頂きました。
排卵前、生理前を中心に1ヶ月に2回程度施術していきました。
3ヶ月経過時には生理痛は明らかに軽減してるが生理前症状には変化なし。
その後もコンスタントに施術を行いましたが妊娠兆候見られず6ヶ月経過。
長年気にされてきた冷え症状は改善傾向。
7ヶ月経過時点で不妊治療専門のクリニックを受診。
検査結果、ご夫婦とも顕著な異常見られず。
翌月より人工授精を開始し鍼灸治療も引き続き併用。
人工授精のタイミングにも合わせて施術を行いました。
人工授精計3回行うも妊娠兆候なく初診時から15ヶ月経過。
体外受精への移行をご決断され17ヶ月目に採卵、胚盤胞2個凍結。
19ヶ月目に移殖(1回目)を行い妊娠判定。
心拍確認後から流産予防、つわり症状の軽減を目的に鍼灸再開(週に1回程度)。
10週目まではつわり激しく嘔吐繰り返すも12週目には軽減、安定。
その後1ヶ月に1回程度ご来院頂きマイナートラブル(動悸、息切れ、腰痛etc)はありつつもその都度施術にあたらせて頂きました。
予定日には陣痛促進の施術を行い帰宅後から陣痛、母子とも無事にご出産されました。

今回ご紹介させて頂いた患者様は初診から19ヶ月目で妊娠(1人目)に至りました。
初診時に見られた気分の波は穏やかになり生理痛、冷え性、肩こりなど不妊リスクを高める腎虚や瘀血症状は軽減されました。
またタイミング法〜人工授精〜体外受精と経過しましたが採卵、移殖1回目で妊娠に至ったのは卵子の質の向上を目指し鍼灸治療を行なってきた成果だと患者様から喜びの言葉を頂けました。
(2人目に続く)


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多嚢胞性卵巣症候群と不妊鍼灸

2021-11-05 20:25:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
多嚢胞性卵巣症候群による多嚢胞性卵巣は排卵障害による不妊症の3〜4割にみられる疾患です。
多嚢胞性卵巣は卵巣で多数の卵胞が育ち未成熟のまま卵巣に滞留している状態です。
軽度であれば生理が遅れる、周期が長い程度ですが重度になると排卵が困難になり治療が必要です。
多嚢胞性卵巣で下記の症状があれば多嚢胞性卵巣症候群と診断されます。
1、不妊症
2、生理不順
3、肥満
4、ニキビ、多毛etc
これらの症状があり多嚢胞性卵巣症候群が疑われる場合には検査が行われます。
1、超音波検査で卵巣内に多数の未成熟卵胞を確認する(ネックレスサイン)
2、生理中における卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの数値(ホルモン異常)
3、男性ホルモンの数値(ホルモン異常)
4、糖負荷試験による血中インスリン量の上昇(糖代謝異常)
5、血中プロラクチン濃度の上昇(高プロラクチン血症)
クリニックでの治療では排卵誘発剤や高プロラクチン血症薬の処方で排卵を促すのが一般的でそれでも排卵が起こらない場合はホルモン薬で生理を起こします。まれに外科的手術も行われます。

多嚢胞性卵巣症候群に対する鍼灸治療では生理周期に合わせて「腎」「血」を補い卵の育ちを良くする事、「血」の流れを良くして卵巣を綺麗にする事が大切になります。
当院では不妊症から多嚢胞性卵巣症候群の施術にあたらせて頂く事がほとんどですがクリニックでの治療と並行して鍼灸治療を行なう事で妊娠率の向上に繋がります。
また軽度の場合は鍼やお灸を行う事で生理周期が短くなり自然妊娠に至るケースもございます。
多嚢胞性卵巣による不妊症に鍼、お灸、ご相談ください。




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更年期の鍼、お灸

2021-06-28 14:36:00 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
現代では45歳〜55歳を更年期とし更年期に起こる身体の不調を更年期障害と総称しています。
更年期障害は男性ホルモンや女性ホルモンの減少により起こると考えられています。
性ホルモンは思春期から増加し40歳代後半から減少に転じます。
急激な性ホルモンの減少は体内環境のバランスを崩し様々な症状を誘発します。
症状は男女で異なります。
男性:気力減退、集中力の低下、排尿障害、勃起障害、被害妄想などの精神障害
女性:イライラ、冷えのぼせ、多汗、手足の痺れ、肩凝り、関節痛
西洋医学では減少したホルモンを注射や貼り薬で補填して症状の改善を図るホルモン補填療法一般的ですが効果が限定的であったり副作用のリスクがあり万能ではありません。

東洋医学では1800年前に書かれた文献「黄帝内経」に男性は8の倍数、女性は7の倍数の年齢で身体の変化が訪れるとされています。
これには「腎」が深く関わっています。
「腎」は成長や発育、生殖に関係する生殖器や泌尿器、腎臓の機能的な事を指します。
また腎の力(エネルギー)の事を「腎気」と呼び、生殖の力(エネルギー)を「精気」と呼びます。
男性は8歳で腎気が充実し16歳で生殖能力が備わり24歳で身体的にも充実し32歳でピークに達し40歳で下り始め48歳から56歳にかけて腎気が衰え生殖能力(精気)も衰えます。
女性は7歳で腎気が充実し14歳で生理が始まり妊娠が出来るようになり21歳で身体的に充実し28歳でピークに達し35歳から下り49歳で閉経をむかえます。
更年期の鍼灸治療では腎気や精気を補う事で衰えのカーブを穏やかにし腎虚(老化)によって起こる様々なお身体の不調を緩和すると共に予防する効果も期待出来ます。
更年期の不調に鍼、お灸はお薦めです。お気軽にご相談ください。





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生理周期と不妊鍼灸

2021-03-20 13:32:33 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
通常の生理周期は生理期(3〜7日)→低温期(7〜10日)→排卵期(3〜7日)→高温期(10〜14日)で繰り返されます。
生理周期や基礎体温の乱れから不妊症の原因や体質を探る事が出来ます。

1、正常:高温期が通常日数あり低温期と高温期の差が0.3〜0.5℃で低温期から高温期への移行が2日以内。
2、高温期が短い:卵の育ちが悪い、軽度排卵障害、黄体機能不全
3、高温期が無い:無排卵、卵巣機能不全、多嚢胞卵巣
4、低温期が短い:ホルモン分泌過多
5、高温期への移行が緩やか:排卵障害、黄体機能不全、高プロラクチン血症
6、波が激しく不安定:自律神経失調症、月経前緊張症、高プロラクチン血症
概ね上記のタイプに分かれますが重複する場合もあります。
また上記以外にも子宮内膜症や子宮筋腫といった不妊原因の上位の疾患は生理痛や経血量に異常をきたします。
クリニックの不妊治療では排卵誘発剤やホルモン剤、注射によるHMGーHMGなどが一般的です。

鍼灸治療では生理周期や基礎体温が正常であれば生理周期に合わせた施術を行います。
生理期:血の流れを良くして子宮内の血を排出します。
低温期:血を補い子宮内膜を増殖し卵を育てます。
排卵期:精を補い血の流れを良くしスムーズな排卵を即します。
高温期:腎を温め着床率を高め妊娠を継続させます。
また生理周期の不順や基礎体温の乱れがあったり生理痛が強い方や経血量が過多の方には個別内容の施術を行います。
当院では不妊治療で鍼やお灸をされる患者様の約8割が何らかのクリニックの治療を並行して行っており相乗効果で妊娠率を高めるよう施術を行っています。
不妊治療に鍼、お灸お気軽にご相談下さい。



阿倍野区在住 Y・H様(39歳)
不妊鍼灸(1人目)施術回数7回→不妊鍼灸(2人目)施術回数4回→現在妊娠28週目
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子宝に鍼、お灸

2020-09-10 18:58:34 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
子宝に鍼やお灸の歴史は古く約2000年前の古典の医学書に「不子」「無子」「絶子」の治療法として記されています。
ベースとなる施術は鍼灸の真骨頂と言える免疫力を高め身体の悪い部分を正常化していくことにあり、元々不妊治療に鍼灸は相性が良い施術と言うことになります。
不妊治療を行っている患者様で鍼灸治療から始める方は少ないかと思います。
クリニックの検査で夫婦共に異常が見つからないのになかなか妊娠しない。
何故だろうで何年か経過したのち鍼灸に辿りつく方が殆どです。
鍼灸治療を始める理想的なタイミングとしては鍼やお灸で免疫力を高め妊娠をしずらいお身体の状態を整えてクリニックでの治療を行う事です。
実際少しずつではありますがクリニックでの不妊治療を始める前に鍼灸治療を始める患者様も増えている気がします。
不妊治療は最終目標が子宝に恵まれるかどうか白黒のはっきりした結果の求められる治療です。
不妊症に鍼灸治療なんて効くの?と思われている方も多いかと思いますが不妊症はクリニックでの高度生殖医療を含む治療でも40%の妊娠率と言われています。当院ではクリニックとの並行しての鍼灸施術で50%〜60%の妊娠率を達成しています。この数値は鍼灸の有効性を研究している世界各国の大学などでも同様の結果が出ています。
当院では西洋医学の生理周期に合わせ東洋医学の理論をもちいた鍼灸施術を行っています。
子宝に鍼、お灸ぜひご相談下さい。


阿倍野区在住 R・M様(37歳)
1人目〜2人目(施術回数4回)〜現在38週目


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不妊鍼灸 施術症例8

2019-05-09 19:47:08 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
当院にて不妊治療から施術にあたらせて頂いています患者様の施術症例のご紹介。
不妊症で鍼灸をお考えの方はご参照下さい。

住吉区在住 M・M様(32歳)
初診時までの経緯
2年前より妊活を始める。
1年間タイミング法で妊活も妊娠兆候なくクリニックを受診。
検査結果異常なし。
その後タイミング法での妊活を継続しながら当院を受診。
今後は人口受精及び体外受精を検討中
初診時所見
月経周期(28日)順調
月経痛(腹痛、吹出物)あり
月経前症状なし
下肢の冷え、便秘傾向、睡眠(夢多い)、胃弱傾向

経過
鍼灸治療の経験がないとの事でしたが初療時より不安なく施術を受けて頂けました。
施術ペースは月経前を中心に当院が推奨する間隔(月に2回程度)でご来院頂きました。
鍼灸治療開始2ヶ月後より人工授精を開始。
人工受精(計6回)行うが妊娠兆候なく初療から9ヶ月目に体外受精へ移行。
採卵(21個)→受精(胚盤胞10個)→移植と順調に進み1回目の移植で妊娠判定(陽性)となりました。
12週目まではつわり症状(胃痛、嘔吐、臭いつわり)もありましたが現在16週目でつわりも落ち着き体調安定しています。

今回ご紹介させて頂いた患者様は初療から9ヶ月目での採卵、11ヶ月目での移植という事で初診時にみられた腎虚や瘀血も改善され生理痛や冷えといった不妊リスクを高める症状もしっかりと取り除く事が出来ました。
また体外受精での施術スケジュールも採卵前移植前後とご来院頂けました。
不妊症に対する鍼灸治療では基本となる妊娠しやすい身体作りのお手伝い、高度生殖医療との連携でより妊娠率の向上を目指し当院では日々施術にあたっています。
不妊治療にプラス鍼、お灸、お気軽にご相談下さい。



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冷えのタイプと鍼灸治療

2019-01-30 19:28:10 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
朝晩の冷え込みが厳しい大寒の時期になると疲労感、腰痛、下痢、生理不順不妊症など患者様から様々な冷えが起因する症状でご相談をお受けします。今回のブログでは冷えをタイプ別に解説していきますので冷え症でお悩みの方はご参照ください。
冷えには大きく分けて4つのタイプがあります。

1、手足末端の冷え:とても多く見受けられる冷え症状です。「血」が不足し末梢への血の巡りが悪く起こります。鍼灸治療では血を補い巡りを良くしていく事で改善します。

2、お腹や腰周りの冷え:胃弱体質で下痢をしやすい方に見受けられます。身体の中心から冷えているため全身を温めることが重要です。鍼灸治療では胃腸機能を調節し冷えを取り除いていきます。

3、上半身ののぼせ下半身の冷え:更年期などホルモンバランスの乱れやストレスなど心因的な原因が考えられます。鍼灸治療では「気」「血」の滞りをなくし巡りを良くしていきます。

4、浮腫みと足腰の冷え:頻尿浮腫みめまいを併発します。「水毒」と呼ばれ水分の代謝が悪い方に見受けられます。鍼灸治療では水道機能を調節していく事で改善します。

西洋医学では冷え症=病気と考えない為対処に困られている方も多いと思います。
東洋医学では「冷えは万病のもと」様々な病に繋がる為冷えは放置せず早めに改善する事で大病を防げると考えられています。
冷え症のお悩みに鍼灸治療、ぜひご相談ください。



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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06-6629-0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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不妊鍼灸:施術症例7

2018-10-31 19:41:14 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
不妊治療で当院に受診されていました患者様の治療経過のご紹介。
不妊症で鍼灸治療をお考えの方はご参考ください。

東住吉区在住 R・M様(34歳)
初診時までの経過
2年前より妊活開始。
1年前にクリニックを受診しホルモン治療、人口受精(5回)行うも妊娠には至らず体外受精を行うにあたり鍼灸治療の併用を考え当院を受診。

初診時所見
生理周期(30日)順調
生理痛(頭痛、腹痛)軽度
冷え性(手足)
肩こり、眼精疲労、腰痛あり

初診時からのクリニックでの経過
採卵1週間前から治療開始。
採卵:分割胚(7個)→胚盤胞(3個)凍結
胚盤胞移植(3回)妊娠兆候なし。
初診時から13ヶ月後に2度目の採卵。
採卵:分割胚(4個)→胚盤胞(3個)凍結
胚盤胞移植(1回目)妊娠兆候→現在25週目

鍼灸施術経過
当院での施術開始から17ヶ月目(施術回数33回)でのご妊娠でした。
その間採卵が計2回、移植が計4回ありましたが採卵前、移植の前後の施術も予定通り行えました。
また施術期間が長期化したにも関わらず当院が推奨するペースで通院して頂き慢性化していた不妊症に繋がる様々なお身体の状態も改善していく事が出来ました。

当院へ不妊症で通院されている患者様は年齢や既往歴、不妊に至る原因も様々です。
その為粘り強く施術をしないと結果が出ない事も多々あります。
今後も患者様の御協力のもと出来る限り不妊症に対する鍼灸治療の実際をお伝えして参りますのでぜひ不妊症でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。



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不妊鍼灸:施術症例6

2018-08-23 16:18:41 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
お二人目の不妊治療顕微受精と並行)〜28週目の逆子治療で施術させて頂きました患者様の施術症例のご紹介。
不妊治療や逆子治療で鍼、灸をお考えの方は是非参考にして下さい。

阿倍野区在住 S・K様(30歳)
初診時までの経過
1年半前に鍼灸治療も併用しながら顕微受精(移植回数6回)にてご妊娠。
普通分娩にてご出産され現在(8ヶ月)授乳中です。

初診時所見及びクリニック治療経過
生理順調(35日周期)、生理前症状(軽度腹痛、イライラ)、生理痛(軽度腹痛)、夢を良くみる、肩こりetc
産後の生理3回目の周期で採卵(2個)
採卵後から断乳。
採卵から2ヶ月後に胚盤胞(グレードA)移植。
移植から12日目に妊娠判定。
28週目の妊婦健診にて逆子→32週目で改善。
現在36週目。

鍼灸治療経過
産後8ヶ月(授乳中)での治療開始ということもありイライラや夢を多くみるなどの産後症状(気血両虚・腎精不足)の改善も期待しながらクリニックのスケジュール(顕微受精)に合わせて最適な治療(施術回数9回)を行えた結果早期(採卵・移植回数1回)での妊娠報告となりました。
また28週目からの逆子治療では29週目(施術回数2回)で改善するも30週目で再発し32週目(施術回数3回)で正常位に改善し現在(36週目)に至っています。

今回ご紹介させて頂いた患者様は以前から鍼灸治療に通われていた事もあり初診時から鍼やお灸に対してとても理解が深くスムーズに施術を行う事が出来ました。また逆子治療においても28週目から施術を開始した事で良い結果が出たと思います。逆子のお灸は28週目〜早めにご相談を。



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不妊鍼灸:施術症例5

2018-07-02 12:58:27 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
不妊症に対する鍼灸施術症例のご紹介。
不妊治療で鍼灸をお考えの方は是非ご参考ください。

阿倍野区在住 Y・H様(36歳)
初診までの経過
1年半前から妊活開始。
1年間はタイミング法で自然妊娠望むも恵まれず。
半年前にクリニックを受診。
卵管造影検査を行い卵管に閉塞がありFT(卵管鏡下卵管形成術)を受ける。
その後人工授精(2回)受けるも卵胞の育ちが悪く体外受精を検討。

初診時所見及び経過
生理周期は順調(28日〜30日)、生理痛は中程度(腹痛、腰痛)、生理前症状(イライラ)
クビ〜肩のコリ症状、頻繁に頭痛、不眠、便秘症、胃弱などみられる。
鍼灸治療は初めてとの事でしたが治療に対する不安はなく月に2回程度のペースで施術を行う。
鍼灸治療開始2ヶ月目に体外受精に向け採卵→凍結(2個)。
採卵直後の生理痛が酷く検査を行いポリープが見つかり切除術を行う。
採卵から2ヶ月後に移植(移植前日、翌日に鍼灸施術行う)→1ヶ月後妊娠判定→妊娠6周目〜20週目までつわり症状(吐き気、胃の不快感、頭痛)あり→現在24周目に入りつわり症状も落ち着き体調安定しています。

今回ご紹介させて頂きました患者様は生理痛が強く、慢性的に肩こりや頭痛をお持ちでしたので瘀血(血の滞り)の改善を図るとともにお仕事で夜勤がある事で生活リズムが乱れ不眠や疲労が蓄積するなど不妊体質(腎虚)に陥りやすい環境にあった為施術スケジュールを夜勤明けにするなどして回復に努める事で早期に良い結果がでました。
不妊症のお悩み鍼灸治療は症例豊富な当院へお気軽に御相談下さい。



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