帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

腸内環境を整える鍼、お灸

2024-10-31 20:33:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
鍼灸治療を行う際に優先順位の一番高いのは胃腸の状態です。
東洋医学では胃腸は五臓の「脾」とされています。
脾は後天の主とされ先天の主である「腎」を支える役割を担います。
腎は生まれた時点で生命維持に必要なものを持っている臓器です。
脾は食べ物から栄養を吸収して生命維持に必要な気、血、津液に作り変えます。
つまり腎は自然の流れで加齢と共に弱りますが脾は生活環境や食べ物によって個人差が出やすく機能が正常にない状態では他の臓器が正常でも年齢以上に心身共に疲弊してしまいます。
逆に脾が正常に機能していれば腎を十分に補えるので心身ともに若々しく健康でいられます。

脾を正常に維持する為にはまずは食生活です。
最近では腸活という言葉があるように腸内環境を守る事で機能低下を防ぐ事が出来ます。
腸活は腸内細菌である善玉菌を増やし悪玉菌を減らす事です。
善玉菌は消化を高め免疫力を高めますが悪玉菌は食べ物を腐らせ有害な物質を生み出したりします。
善玉菌を増やす食生活は納豆やキムチなどの発酵食品に多く含まれています。
また善玉菌の餌となる野菜や果物などの食物繊維も重要です。
特に腸は第二の脳と言われるほど神経細胞の多い場所で自律神経の影響を受けやすい臓器です。
ストレスや緊張状態などで自律神経を乱す事で腸内環境も悪化してしまいます。
鍼灸治療では自律神経を整え免疫力を高める事で腸内環境をを整える事が出来ます。
下痢や便秘など腸内環境のお悩みお気軽にご相談下さい。




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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06−6629−0567
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風邪と鍼、お灸

2024-01-31 20:03:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
「かぜ」は「か」は気、「ぜ」は風を意味し「空気が動く事で様々な病が伝染する」が語源です。
漢字では「風邪」と書きますが語源は東洋医学の風邪(ふうじゃ)とされ日本に伝わった時に「かぜ」と症状が似ている事から「かぜ」と読まれるようになったそうです。
風邪は湿邪が梅雨時など湿度によって引き起こされる怠さなどの身体の重くなる性質とは逆の軽くなる性質で頭痛や鼻や喉の症状など頸から上の症状が多いのが特徴です。
また風邪は軽くて動きが活発なので他の邪を巻き込み連れてくる為、風邪には2つのタイプがあります。
1、寒い風邪症状(風寒)
急な気温の変化など冷えて起こる一般的な風邪でひき始めに背中がゾクゾク(悪寒)して徐々に鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、頭痛、肩こり、倦怠感などの症状が出ます。
2、熱い風邪症状(風熱)
空調などの影響で空気が乾燥して起こる為温暖な時期にも起きる風邪で喉の痛みや腫れから始まり熱や炎症を伴い徐々に発熱、黄色い鼻水や痰、咳などの症状が出ます。

当院では健康管理に通われている患者様も多く風邪のひき始めや喉や鼻などの風邪症状がなかなか治らない患者様には風邪のタイプ別、症状別に施術を行なっています。
拗らせてしまうと厄介な風邪ですがひき始めで抑えこむ事や季節の変わりめやエアコンが強くなり乾燥しやすい時期などには鍼やお灸で予防効果が期待出来ます。
患者様からは鍼灸治療に通い出して風邪をひきにくくなったと言って頂ける事も多くあります。
風邪は未病のうちに鍼やお灸を是非ご活用下さい。




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免疫ケアに鍼、お灸

2023-11-30 20:10:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
免疫力とは身体にとって有害なものを見つけ防衛するいう元々人間に備わっている機能です。
免疫は外から皮膚や粘膜を通して侵入するウイルスや病原菌を排除したり体内で発生する腫瘍の増殖を抑えてくれています。
免疫力が低下する原因は暴飲暴食、運動不足、不規則な生活、ストレス加齢、気候などです。
このような現代では陥りやすい生活習慣が免疫機能を司る血液やリンパ球の流れを悪くします。
免疫力の低下で起こる症状は多岐に渡ります。
代表例は風邪、インフルエンザ、突発性難聴慢性疲労症候群、膀胱炎、便秘、下痢・帯状疱疹、口内炎、歯周病など。

当院に来院される患者様の多くも免疫力の低下が起因して起こる症状に悩まされています。
東洋医学での免疫力は正気でそこに様々な邪気との戦い(バランス)が生じると考えます。
西洋医学では症状の緩和、病因の排除を目的とした治療を行います。
例えば自己免疫を高めるために起こる発熱や炎症を抑え痛みや辛さを和らげます。
それに対し鍼灸治療では免疫力を高める治療を行います。
真逆の治療に感じますがバランス良く治療を行う事で楽に短期間で回復する事が出来ます。
また定期的に施術を行う事で免疫をケアし再発や予防に効果が期待出来ます。
免疫ケアに鍼、お灸、健康管理にご活用下さい。




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秋の憂いと鍼、お灸

2023-09-30 16:51:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
朝晩が涼しくなり寒暖差が激しい季節の変わり目は体調を崩しやすいです。
夏は湿気で胃腸の調子を崩す方が多いですが秋は空気が乾燥し肺に負担がかかる為「悲哀」の感情が強く出て気分が落ち込みやる気が出なかったり身体的にも倦怠感を感じます。
更に秋が進み冬が近くなると乾燥が及ぼす影響は喉や肌で感じる事になります。
今年は特にですが残暑が厳しく湿度が下がらないまま寒暖差が激しくなり胃腸の調子を崩したまま秋に突入する患者様も多くみられます。いわゆる秋バテです。
秋バテは湿度と気温のバランスが悪く自律神経の調節機能が低下して起こります。
東洋医学では自律神経が「気」に置き換わります。
「気」などと言うと胡散臭さを感じる方も居られるでしょうが体内を巡る「血」や「水」を循環させているのが「気」です。
「気」が減少したり、身体のどこかで停滞すると「血」や「水」も巡りが悪くなります。
気分次第で人間の行動は大きく変わります。楽しい事なら身体は軽く、嫌な事なら身体は重く感じます。
実に理に叶う考えです。

秋は憂いの季節と良く言われますが季節に抗うのではなくゆっくりと順応させていく身体作りを行えば季節の変わり目も恐くはありません。
当院では年間通して健康管理で通われている患者様が多く居られますが特に季節の変わり目の不調は鍼灸治療をしていると調子良く過ごせると喜びの声を多く頂けます。秋の体調に不安を感じている方はお気軽にご相談下さい。




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足のむくみと鍼灸治療

2023-08-31 19:31:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
梅雨から夏場にかけて足のむくみや怠さに悩まされてる方も多いかと思います。
むくみの原因は血液中の余分な水分が血管から滲み出たものでそれが特定の部位で溜まった状態です。
東洋医学では人は季節により風、寒、暑、湿、燥、火の6つの気候変化(六気)を受けるとされています。
時にこの六気が激しく起こると病気の原因となる邪気となり体内に浸入します。それぞれ風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪と言われます。
この中で足のむくみや怠さは湿邪によって体内で水の流れが滞ったり、下半身に偏ってしまい起こります。
これを「水毒」と言います。
水毒はむくみや怠さだけではなく胃腸不調、めまい、関節痛、鼻水や痰などの症状も出ます。
水毒になると冷えも顕著になりますので身体を温め、冷たい飲み物を避け、適度な運動で代謝を上げる必要があります。
また胃腸の不調がある場合は脾(胃腸機能)が水に侵され機能低下を起こし疲れやすく(気虚)なります。
この場合は生物(野菜、果物)や冷たい飲み物は避け温かい消化の良い食生活で胃腸の負担を減らしましょう。

当院でも特に梅雨から夏場にかけては水毒(水滞)、脾気虚でのご相談を多く受けます。
また高温多湿の日本では一年中雨が多く湿度が高い気候で湿邪に侵されやすく身体に余分な水分を溜めてしまう事が季節問わず起こります。
足のむくみや怠さに対する鍼灸治療では全身に点在するツボを刺激し代謝を高め「水」や「血」の滞りをなくし改善を促しますので効果は施術直後からご体感頂けます。
様々な体調管理に鍼灸治療はお勧めです。お気軽にご相談下さい。




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睡眠力の衰えと鍼、お灸

2023-06-30 19:15:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
梅雨からにかけて気温や湿度が上がり中高年の患者様から睡眠に関するご相談が多くなります。
睡眠障害(不眠)には幾つかのタイプがあります。

入眠困難:布団に入り30分以上眠りにつけない。
中途覚醒:夜中に2回以上目が覚める。再度入眠する事が困難場合。
早朝覚醒:朝早く目が覚め再度入眠が困難。
熟眠障害:睡眠時間に比例して疲れが取れない。寝た気がしない。

これらの症状は特に50代以上の中高齢者の多くに見受けられます。
これは脳の老化によって眠る力が低下するからです。
睡眠は脳の睡眠中枢(松果体)から出るメラトニンというホルモンの分泌によってコントロールされています。
このメラトニンの分泌量が減る為段階的に眠る力が低下していきます。
ですから眠れない事は病気ではなく老いて起こる自然な症状です。
ただし日中の行動している時に集中力や食欲が低下したり倦怠感やイライラ感があったりする場合は睡眠のコントロールが出来ていない(不眠症)場合があるので注意が必要です。
特に週に3回以上寝れない日があり3ヶ月以上そのような状態が継続するようであれば治療をお薦めします。
クリニックでは睡眠導入剤を処方されます。
睡眠導入剤は常に服用するようになると服用しないと眠れなくなったり、睡眠の質の低下を招く事もあり継続使用にはリスクがあります。出来ればいざという時だけ頓服で服用するのが理想です。

鍼灸治療では眠らせるというより心身ともにリラックスさせ眠りに向かわせる、あるいは眠る力を補い睡眠サイクルを正常化する事を目的に施術していきます。
鍼やお灸でツボを刺激し神経の興奮、リラックスの波長を整えていきます。
お薬を飲みたくない、お薬を減らして自然に眠りたいなど睡眠のお悩みお気軽にご相談下さい。




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老いと鍼、お灸

2023-03-31 19:13:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
東洋医学では古来より「抗老防衰」という人生においての1つの目標のような言葉があります。
「抗老防衰」とは老化を遅らせ健康で長生きするという意味です。
現在日本では4人に1人が65歳以上となり超高齢化社会にあり老い(老化現象)をいかに食い止め健康寿命を伸ばすかに関心が集まっています。
また平均寿命と健康寿命(介護の必要がない状態)の差が女性で約12年、男性で約9年あるのも社会問題になっています。

東洋医学では「腎」が老い(老化現象)に深く関わります。
最近では西洋医学でも老化現象であったり寿命が腎臓と関わりがあるという研究が情報番組などに取り上げられ話題になっています。
主な機能としてエネルギー源である「精」を蓄え身体の各所や生殖機能の成長、老化をコントロールしています。
また水道調節(排尿)、納気調節(呼吸)、耳の機能調節維持なども行います。
生を受けた時点で「腎」が強い、弱いというのが決まっているのが「先天の精」、生まれてから補うのが「後天の精」と言われています。
身体は生まれた時から20歳まで成長をしそこからは維持、そして緩やかに老いていくのが理想です。
しかし日頃の不摂生、仕事やストレスで心身ともに疲弊し「後天の精」が不足していく事で思いもよらぬ老いによる不調が起こります。
若く(維持期)ても耳の不調や不妊症など当院でも多く寄せられるお悩みには「腎」が関わる疾患が多く見られます。
また40歳を超えた辺りから更年期を経て老年期にかけては頻尿や尿漏れ、薄毛や抜け毛、息切れ、耳鳴り難聴、認知症などが発症します。
日頃から腎を補い労り老化現象を予防する事で健康寿命が延ばしましょう。
老いに鍼、お灸。気になる症状ございましたらご相談ください。




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不安障害と鍼、お灸

2022-09-03 16:48:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
不安障害(不安神経症)は神経症の中で最も多く見られ「不安」の対象が不明瞭で全般に「不安」に感じる事が特徴です。
神経症には他にもパニック症状、恐怖症状、記憶障害、抑うつ症状などがあります。
神経症は主にストレスが起因される心の病です。
ストレスとは環境(気候など)、身体(痛みなど)、心理(不安など)、社会(人間関係など)からの刺激に対する拒否反応で起こし身体が緊張した状態の事です。
数週間、持続して症状が見られる時は対策や治療が必要になります。
対策としてはストレスについて見直し、考えてみる事です。
個人差(性格や年齢など)やストレスの大きさにもよりますがストレスを完全に無くす事は不可能なのでストレスを感じる時間を減らすよう何か没頭できる趣味などを見つける。
また定期的な運動、特に一定のリズムで動く有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)は脳で神経伝達物質(セロトニン)の活動が活発になり不安を解消しストレスへの耐性も高めてくれます。
クリニックでの治療では神経伝達物質に作用する抗うつ薬や対症療法で安定剤、睡眠薬の処方が行われます。

昔から「病は気から」と言われますが鍼灸治療のベースとなる東洋医学は「気の学問」とも言われ気の流れを良くして病気を治します。
「気」とは身体エネルギーであり目に見えるものではありませんので理解するのが難しいかもしれませんが身体を形成している無数の細胞を「気」と捉えて理解して頂ければと思います。
西洋医学とは違い東洋医学は病名から病気を治すのではなくどのような病名であっても崩れたバランスを立て直すために「気」を調整して自然治癒力を高め病を治していきます。
このような治療の場合、鍼やお灸は直接悪い所に刺す、据えるのではありませんのでご理解下さい。
不安障害に対する鍼灸治療は自己で是正しようとする力を最大限引き出せるよう後押しする施術ですので焦らずゆっくり鍼やお灸の力を信じて受診して頂ければ自然に治ります。
またクリニックで治療を行っている方もお薬を無理に止めず並行して鍼やお灸を行う事でより高い効果が期待出来ますのでお気軽にご相談ください。




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梅雨冷えと鍼、お灸

2022-06-18 14:37:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
6月から7月にかけてジメジメして鬱陶しい季節で体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
気分が憂鬱になりやる気が出なかったり頭痛や神経痛、関節痛などの痛みに悩まされたり何だか食欲がなく胃の不快感があったり。
これらは「梅雨冷え」の症状かもしれません。
「梅雨冷え」とは晴天で気温が上昇、長雨で気温が低下、これを繰り返しているうちに寒暖差で起こる冷え症を言います。
身体が冷える事で血の巡りが悪くなり、湿度が上がる事で湿気が身体にも溜まります。
血の巡りが悪くなり身体のあちらこちらに水が滞留する事で梅雨の不快な症状が増します。

東洋医学では季節に応じて「風」「寒」「暑」「湿」「燥」「火」の気候変化に分類されます。
これら6種の気候変化が度を超えた時に身体に及ぼす悪影響が「風邪」「寒邪」「暑邪」「湿邪」「燥邪」「火邪」とされ6月から7月にかけては「湿邪」によって体調が崩れます。
「湿邪」は身体に余分な水分が滞留する事で起こり様々な不快な症状を「水毒」といいます。
原因は湿度の高い気候によって起こる外的な要因と体質的に浮腫みやすい方や冷たい物、生物、甘い物などの摂取で起こる内的な要因が考えられます。
対策としては適度な運動でしっかり汗をかく事であったり身体を冷やす食生活に気をつけるなどが「梅雨冷え」予防の基本的なところですがそれでもなかなかという方は鍼灸治療がお勧めです。
梅雨期の鍼灸治療では体内の水はけを促し滞留させない事で水毒を未病のうちに改善します。
また水毒が進んでる場合では様々な症状に対し最善の施術を行います。
特に梅雨期の体調不良は食欲不振など夏バテへ移行していく事もあり油断大敵です。
日頃の体調管理、お気軽にご相談下さい。




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自律神経の乱れと鍼、お灸

2022-01-23 16:22:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
自律神経は臓器や器官をコントロールし体温、呼吸、発汗、血圧、排尿、排便などを寝ている時も起きている時も寒い時も暑い時も体調を一定に保つ為に調節しています。
自律神経の乱れによって起こる症状は不定愁訴とも呼ばれます。
不定愁訴とは目眩頭痛、動悸、息切れ、不眠、イライラや不安感などの原因が検査を経ても見つからない病です。
症状は一つの方も居られれば二つ三つと重複する方も居られます。
自律神経の乱れは体質的に神経が過敏で緊張しやすい方や過度なストレス、加齢(更年期)によりホルモンバランスが崩れる事で起こると考えられています。
西洋医学では原因が明確にならないのでお薬の処方など対症療法が主になり積極的な治療は行いません。

東洋医学では病気でもないし健康でもないお身体の状態を「未病」と言います。
病気ではないので運動や規則正しい生活をするなど体質を改善したり鍼やお灸で自然治癒力を高める事で病気が本格化し症状が顕在化する事を防ぎます。
また「病は気から」と言われるようにストレスや急な環境の変化などでは肝の疎泄の働きが弱くなり気が滞り気分の良くない状態が続き自律神経が乱れると考えられます。
ストレスを和らげ鍼灸治療で肝の疎泄の働きを補い神経の興奮を落ち着かせていく事で自律神経の乱れが整います。
自律神経の乱れによる症状は進行すると鬱病、メニエル病、狭心症、神経性胃潰瘍、過敏性大腸炎など日常生活を過ごすのが困難になる病に発展してしまいます。
現代のストレス社会では自律神経が乱れる要因は回避するのが難しく当院へも若年層〜高齢層まで幅広い年齢層の方が不定愁訴で通院されおおむね良好な施術効果が得られています。
自律神経の乱れに鍼、お灸お気軽にご相談下さい。




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夏の冷えのぼせと鍼、お灸

2021-07-31 19:12:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
気温の低い冬場に多そうな冷え症ですが実際は夏場の冷え症で体調を崩している方も多いです。
冷え症は身体が部分的に極端に冷える状態を言います。
冬の冷えは手、足、腰に感じる冷えですが夏の冷えは下半身に集中して出ます。
これは冷たい空気が下に暑い空気が上に溜まっている冷房の効いている環境が原因となりこの状態が身体でも起こって「頭寒足熱」が保てず「上熱下寒」となる事で体調を崩してしまいます。
冷え症で起こる症状肩こり、頭痛、腰痛、胃腸の不調、倦怠感、めまい、イライラ、不眠などです。
「頭寒足熱」は頭は涼しくスッキリし足は温かくポカポカした状態で健康を維持するために理想的とされています。
人体はもともと上半身が下半身に比べ体温が5℃〜6℃ほど高く上半身と下半身温度差を極力減らす事で全身の血の巡りが良くなります。
西洋医学での冷え性は冷える性質と考え何らかの病気(膠原病、甲状腺機能低下症など)がなければ治療法がありませんが東洋医学での冷え症は冷える症状との考えから「冷えは万病の元」とされ冷えから様々な病気や身体の状態を推測し治療に至ります。
また夏は多くの気が発生し血の巡りが盛んな時期で心臓への負担が増加します。
近年の夏の暑さは尋常ではなく血液が過剰に熱っせられ血熱となって巡り身体がのぼせ、イライラや不眠、頭痛やめまいが起こります。

夏の冷えを予防するには状況に応じて身体を冷やさない事、適度な運動、身体を温める食事です。
鍼灸治療では夏の様々なお身体の不調に対する施術を行いながら「頭寒足熱」を維持できるよう調節機能を高めていきます。
夏の「冷えのぼせ」に鍼、お灸はお薦めです。
お気軽にご相談ください。



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雨の日頭痛と鍼灸治療

2021-05-24 18:49:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
梅雨入りし雨量が多くなると患者様から頭痛の訴えが多くなります。
特に水を溜め込みやすい体質や胃腸虚弱の方に多く見受けられ湿度が高く気圧が低くなると頭痛が誘発されます。
人間の身体は3分の2が水で出来ています。
体内の水量の多い少ないや水の流れが悪くなりバランスが崩れ頭で水が停滞すると頭痛や目眩が誘発されます。
東洋医学ではこのような状態を「水毒」または「水滞」と言い頭以外にも全身症状では浮腫、倦怠感。胃腸症状では下痢や吐気などが起こります。
また気圧の変化は耳に影響を及ぼし頭痛や目眩が起こると考えられます。ストレスを強く感じている時や疲労が蓄積している時など自立神経が乱れている時には気圧の変化の影響をうけやすくなります。

このような雨の日頭痛に対する鍼灸治療では水の流れを整え、胃腸を温め、自立神経を整える事で頭痛の改善や予防にも繋がります。
日頃からの体調管理や体質改善に鍼やお灸はお薦めです。
お気軽にご相談ください。




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眩暈(めまい)症状と鍼灸治療

2021-01-28 19:41:32 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
一言で眩暈(めまい)と言っても症状は様々あります。
一般的には「眩」目の前が暗くなり意識が遠のいていく、「暈」意識がぼんやりとしてくる
が眩暈の症状ですがこの他にも浮遊感や身体が傾倒する目まいや回転性のめまいなどもあります。
眩暈は耳鳴りや難聴といった耳の疾患を併発する事も多くこれは平衡感覚と聴覚を司る器官が内耳で隣接している為です。
殆どの場合は定期的に繰り返し起こる慢性的なめまいですが急に発症する強いめまい症状には注意が必要です。
非回転性の強い眩暈では脳や心臓の重篤な疾患が疑われますし強い回転性のめまいでは脳の重篤な疾患が疑われます。
突発的におこる強い眩暈は初期の処置で重症化を免れる事もあるので暫く様子を見たりせずクリニックを受診する事をお勧めします。

慢性的な眩暈は男性よりは女性に多く、加齢とともに増える傾向にあります。
繰り返し起こる眩暈はメニエル病やBPPV(発作性頭位眩暈症)のように原因の特定されるものは少なく原因不明で長年患っている方が多くクリニックでは原因不明の眩暈には治療が難しい現状があります。
また女性に多い眩暈は生理前から生理中に多くみられ生理前にはイライラや不安感が併発したり生理中は虚血性の貧血でめまい症状がでます。また閉経後には女性ホルモンのバランスが崩れ眩暈が発症します。

東洋医学では眩暈は「水毒」とされ原因は様々考えられます。
「水毒」は津液が停滞する事で起きる状態ですが潜在的に「脾」の機能が低い事が原因となったり気温や湿度によって「腎」「肝」が弱り津液の代謝調節機能が失われ津液の流れが悪くなる事で起こります。
鍼灸治療では患者様に応じて西洋医学、東洋医学の原因別に施術していく事で慢性的に起こるめまい症状を改善していきます。
めまい治療のお悩みに鍼、お灸。是非ご相談下さい。



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ストレスケアに鍼、お灸

2020-05-15 11:12:25 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
ストレスは外部からの刺激(ストレッサー)により生体に起きる歪みの事を指します。
現代社会では急速に機械化が進むなか環境が変化、またインターネットの普及で情報量が格段に増加した事で様々な価値観が生まれ学校や職場、家庭などで老若問わずストレスを強く感じる事が多くなりました。
もちろんいつの時代も人間が生きていくうえでストレスが全く無いなんて事はあり得ませんが適度なストレスは集中力を高め運動や勉強、作業効率をあげてくれます。
そのようなストレスは大歓迎なわけですがストレスフル(強いストレス)が長くかかりまたストレスの解消(発散)が行われないと身体的、精神的に不調をきたします。

身体的症状:首コリ肩コリ頭痛、喉の詰まり、動悸、胃腸の不調など
精神的症状:イライラ、落ち込み、不眠、不安感など
またストレスフルで発症する代表的な病である鬱病がこの90年代以降倍増した事は今や大きな社会問題になっています。

ストレスで体調を崩す方の特徴は精神的に強そうな人、上記のようなストレス症状に気がついていても自分は大丈夫と無視し続ける事で症状が悪化し負のスパイラルに陥ります。
生活環境や生活習慣を変える事でストレッサーをなるだけ減らす事や趣味に講じたり運動する事でストレスを解消していくなど上手くストレスと付き合っていく事が第一に考える事ですが長い目でみるとストレスと正直に向き合いストレスに強い身体作りが重要になってきます。

鍼灸治療では鍼やお灸でツボを刺激する事で脳のα波が占める割合が増加する事は研究機関で証明されています。
α波は安静(リラックス)にしている時に増加する脳波であり治療効果を示す指標になります。
そのため鍼灸治療の後は多くの方で陽気(爽快感・良い気分)が得られます。
また定期的に施術を受ける事で自身のストレスレベルを把握する事から免疫力の低下を防ぎストレスに強い身体作りに繋がります。
日々のストレスケアに鍼、お灸ぜひご活用ください。



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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06-6629-0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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秋の不眠に鍼、お灸

2019-10-17 12:08:43 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
秋色が濃くなってくると不眠症の相談を良く受けます。
不眠といっても様々なタイプがあり寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、いくら寝ても疲れが取れないなどあります。
睡眠には自律神経が大きく関与します。
特に秋の不眠は寒暖差(±5度以上)や秋雨、台風による気圧の変化など自律神経のバランスを乱す要因が重なり秋の夜長に寝つきが悪くついつい読書やスマホ、テレビを長時間見てしまいがちで悪循環に陥りがちです。また夏の胃腸疲れも自律神経を乱します。

東洋医学では不眠は七情(感情)の急激な変化や体力の消耗により「心」「肝」「脾」の機能が低下し発症すると考えられています。
特に秋は夏に冷たいものを摂取するなどして胃腸疲れや暑さにより大量に発汗し体力を消耗してしまう為「心」が痛みやすいとされています。「心」は血を全身に送るポンプの役割を果たしているとともに意識や精神の中枢であり「心」を傷めることで調節機能を失い不眠に陥ります。
鍼灸治療では五臓六腑の機能を正常化し気血津液の巡りを整える事で眠らせるのではなく自然な睡眠へ導いていきます。不眠症に鍼、お灸ぜひご相談ください。



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