帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

不安障害と鍼、お灸

2022-09-03 16:48:00 | 頭痛・疲労感・不眠・うつ・自律神経失調症・内科総合疾患
不安障害(不安神経症)は神経症の中で最も多く見られ「不安」の対象が不明瞭で全般に「不安」に感じる事が特徴です。
神経症には他にもパニック症状、恐怖症状、記憶障害、抑うつ症状などがあります。
神経症は主にストレスが起因される心の病です。
ストレスとは環境(気候など)、身体(痛みなど)、心理(不安など)、社会(人間関係など)からの刺激に対する拒否反応で起こし身体が緊張した状態の事です。
数週間、持続して症状が見られる時は対策や治療が必要になります。
対策としてはストレスについて見直し、考えてみる事です。
個人差(性格や年齢など)やストレスの大きさにもよりますがストレスを完全に無くす事は不可能なのでストレスを感じる時間を減らすよう何か没頭できる趣味などを見つける。
また定期的な運動、特に一定のリズムで動く有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)は脳で神経伝達物質(セロトニン)の活動が活発になり不安を解消しストレスへの耐性も高めてくれます。
クリニックでの治療では神経伝達物質に作用する抗うつ薬や対症療法で安定剤、睡眠薬の処方が行われます。

昔から「病は気から」と言われますが鍼灸治療のベースとなる東洋医学は「気の学問」とも言われ気の流れを良くして病気を治します。
「気」とは身体エネルギーであり目に見えるものではありませんので理解するのが難しいかもしれませんが身体を形成している無数の細胞を「気」と捉えて理解して頂ければと思います。
西洋医学とは違い東洋医学は病名から病気を治すのではなくどのような病名であっても崩れたバランスを立て直すために「気」を調整して自然治癒力を高め病を治していきます。
このような治療の場合、鍼やお灸は直接悪い所に刺す、据えるのではありませんのでご理解下さい。
不安障害に対する鍼灸治療は自己で是正しようとする力を最大限引き出せるよう後押しする施術ですので焦らずゆっくり鍼やお灸の力を信じて受診して頂ければ自然に治ります。
またクリニックで治療を行っている方もお薬を無理に止めず並行して鍼やお灸を行う事でより高い効果が期待出来ますのでお気軽にご相談ください。




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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
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予約専用電話 06-6629-0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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