![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/be/fc2726e6d03961747a13a0f92dcf991b.png)
先日、有楽町・東京国際フォーラムホールCで
上演のミュージカル「CHESS チェス」を観に行ってきました。
全然、予備知識がなくて・・・
まず、知った情報は、楽曲をABBAのベニーとビョルンが手がけたこと!
洋楽には疎いのですが、10代の頃、ABBAだけは大好きで
ずっと聴いてきました・・・
そして、唯一の日本人メインキャストとして、佐藤隆紀(LE VELVETS)が
抜擢された、日英合作の舞台だと・・・
そんな程度で、ホイホイ出かけてしまいましたw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/be/fc2726e6d03961747a13a0f92dcf991b.png)
だから、開演後、英語の歌と台詞にびっくり!
(日本語字幕付なんですけどね)
最初は、途中で日本語に切り替わるのかと思いましたが、
考えてみれば、メインキャストは英語圏の方々なわけで・・・
日本語に変わるはずがないと・・・さすがに早い段階で気づきましたw
しかも、アタクシ・・・タイトルもうろ覚えで「CHESS チェス」ではなく
「CHASE 追跡」かと・・・(オイオイ!)
こちらは、チェス盤を模した演出に、即、悟っておりますw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/fb/4be9d211d1685a88e82c009476c39372.jpg)
さて、お話・・・
東西冷戦時代のこと・・・
アメリカのフレディとソ連のアナトリーが、イタリアで開かれた、
チェスのチャンピオンを賭けた戦いに挑む・・・
孤独な世界チャンピオンである、フレディは、プレッシャーと孤独に悩み、
傍若無人に振る舞い、試合にも自滅してしまう・・・
新チャンピオンとなったアナトリーは、国家を背負って戦わされることに
苦しんでいた・・・
フレディのセコンド、フローレンスは彼の身勝手さに疲れ果て、袂を分かつ。
アナトリーとフローレンスは、いつしか惹かれ合い・・・
フローレンスは、幼い頃、ハンガリー動乱で父親と生き別れていた。
彼女にとってアナトリーは、父を奪ったソ連の人間・・・
二重の意味で、敵なのに・・・
心通い合ったことで、アナトリーは自由を求め、亡命を決行。
だが、彼には妻子がいた・・・
第二幕では、再びチェスの世界大会が、タイで開かれる。
新チャンピオンであるフローレンスと共に、アナトリーは防衛を狙うが、
彼の勝利を阻もうとソ連の国家権力が動き出す・・・
かつてのチャンピオン・フレディや、
アナトリーの妻・スヴェトラーナをも巻き込んで・・・
アナトリーのチェスは・・・?
・・・という、お話。
エンエン書きましたが、あらすじは、あまり気にしなくて良い感じでしょうか。
東西冷戦は、ほぼ歌だけで表現するには難しい題材でありましょうし、
何より、チェスのルールも全く知りませんし・・・
ミュージカルですもの、歌の世界、音楽の世界を楽しもうと、切り替えました。
(心情的に納得できないことだらけだったので・・・w)
それで正解!
歌い手さんが、すばらしいですっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/4b/09a224a4c2ba452dc9277c625a12a450.jpg)
アナトリーのラミン・カリムルーは、「オペラ座の怪人」のファントムや
「レ・ミゼ」のジャン・バルジャンを務め、日本でも、大人気なようです。
(私のチケットはCD付で、いただいたのが彼のCD↑だったことからも、うかがえる)
佐藤くんも、昨年、「レ・ミゼ」でジャン・バルジャン役を初めて演じたので、
日英ジャン・バルジャン共演となったわけです♫
同じく「レ・ミゼ」からフローレンスのサマンサ・バークス。
初来日ながら、映画のエポニーヌ役で知られています。
この秋にはロンドンでの「アナ雪」公演のエルサを務めるとか・・・
フレディのルーク・ウォルシュも初来日だそうですが、
数々のキャリアを持ち、ロックバンドでギターやリード・ヴォーカルを務めている
実力者、しかもイケメン♫
このそうそうたる面々に、
日本代表として、シュガーこと佐藤くんが入るのですから・・・
オバちゃん、感激です♫
佐藤くんの役は、アービター、つまりチェスの審判。
冷静で公平な判断の求められる役どころで、全編に登場・・・
良いお役でした。
佐藤君はいろいろな声を使い分けられますが、今回は太めのお声。
胸と腹(!)に響きます♫
とはいえ・・・ラミンとサマンサの二人は、もう、失礼ながら格が違うというか・・・
舞台に立つだけで、シュッと絵になる上に、あの歌いっぷり!
ストーリーには疑問符がつきまくりでしたが、歌には感動でございました。
アタクシなんぞが申すのも、何でございますが・・・
シュガーや日本人キャストには、もんのすご~い刺激になると思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/78/f666134a36cfdfd25abe04bf068b1f33.jpg)
そうそう♫
開演前、どこやらから音出しが聞こえるのに、オケピが、見えない!
不思議に思っていたら、なんとなんと、舞台のちょうど中段あたりに
オケが入っていまして・・・この構成は初めてでしたが、良かったです。
オケの皆さんのご様子もわかりますしね♫
ということで、休憩をはさみ、二時間半の舞台が、あっという間。
ダンスのアンサンブルも、キレッキレで素敵でした♫
*******************************************
お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
もう少し余裕ができるまで、コメント欄などは非表示にさせてくださいね。
一方通行のブログで、ごめんなさい。