岡山の大好物♫～秋の旅

岡山・秋旅。

初日の晩ゴハンは、岡山駅から徒歩7分ほどの

福寿司さん。

大好きな、大好きなお店です。

横浜から岡山、そうそう行けないのが哀しいところ。

けれども岡山に出かけたら、

必ず立ち寄り、今回が3度目になります。

前回なんて、お店で買った、先代さん？の御著書、

（↓）窪田清一『岡山の備前ばらずし』(岡山文庫)まで

読みふけっちゃいました。

料理のみならず、昭和の時代を描いた名エッセイで、

ますますお店のファンになっています。

過去2回は、この「備前ばら寿司」をいただきました。

「備前ばら寿司」は、岡山の郷土料理・・・

大ぶりに切った具材がたっぷり、

酢飯とも、よく合う絶品です。

でも、今回は・・・

鰆（さわら）！

岡山で人気の魚と言えば、鰆だそうですが・・

「鰆って、そんなにかぁ？😐 」が

わたしの正直な気持ち。

今回は3度目にして、あえてチャレンジです！

いただいたのは「鰆の蒸したたき定食」。

一口め、声が出ません。

ガッツンとやられる美味しさなんです！ 

なんなの、これ！？

ふわふわ～っと、とろけるおいしさ。

ちょっぴり塩味が効いていて、十分なのですが、

ポン酢ジュレと海苔をかけての味変も

また、いけます。

夫は「鰆のお刺身定食」(↓)。

う～ん、お刺身もおいしかったけれど、

やっぱり、わたしは「蒸したたき」でした♥

それにしても、

わたしが今まで口にしていた「鰆」は

いったい何だったの！？

大将に伺うと・・・

「昔は、岡山で9割を消費していたので

関東にまで、良い魚がまわらなかったんですよ。

今は高級店なら扱っていますよ」とのこと。

高級店って、銀座や赤坂の料亭でしょう？

そりゃ、縁がないから知らなくて当然ですねｗ

「鰆」は魚偏に春と書きますが、

岡山で1番おいしいのは、2月の寒い頃なんですって。

さらに、岡山では鰆の保護のため、

4月末頃から禁漁期間となり、

今の時期は、三重などの鰆を使っているとのこと。

そんな鰆・談義をなさる大将。

もともと物腰の柔らかい方なのに

はしばしから鰆♥愛があふれ、

いっそうお優しく見えました。

定食には「ばら寿司に近い形態」という

「岡山ちらし寿司」もつきます。

これがまた・・・

もうもう・・・♥♥♥

どうしたらいいんだろうというくらい美味。

定食に付いていた小鉢の

茄子の煮付け、さつまいものレモン煮なども

もちろん、おいしくいただきました♥

調べてみたら、9年ぶりの福寿司さん。

お店もリニューアルされたらしく、

コロナ禍をはさんだせいか、

テーブルやカウンターにはタブレット・・・（↑）

いつのまにか私たちも、シニアな年齢と

時は流れましたが・・・

おいしいものは、おいしい！

不変です♫

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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。

今夜は「中秋の名月」なのに

こちらは曇り予報・・・

お月様が見られると良いなぁ・・・

今日も「優しい風が吹きますように」