ゆるゆる、さらさら♪てけてけ♪

おばナース修行も10年目になり、看護小規模多機能型居宅事業所にいます。手話通訳士としても活動中。

むむむ…の続きです♪

2011年01月26日 03時24分33秒 | 看護学校
昨日は、指導担当の先生との関係について書きました

コミュニケーションのスタイルはどうであれ、私の関連図(患者さまの病態や、社会的な側面、心理的な側面を捉えて図式化したもの)の

書き方が「いまいち」なのは事実なので、いったいどこがどうなのかを、先生から聞き出して理解しなくてはいけません

で、ようやくわかりました

現在80歳の患者さんが、60代で大きな病気を得て闘病生活を送りながら現在にいたる、現在の心理面はこんなに「浅くない」

という指摘でした

私は、「喪失感」とか「苦痛」とか、そんな薄っぺらな表現だけではとてもじゃないけど、今の患者さんの心理を表現できないと

どの言葉をもってきたって無理だから書けないと思って…と話をするうちに…

「ぐぐっ」となってしまいました

私の患者さんは、お体は動きませんがとてもしっかりしていらっしゃる方で、病気による障害(生活面はほぼ全介助)を負う中

での今の状況を自分なりに受けとめ(ているように見える)、しかも前向きにいらっしゃいます。

生い立ちや、小さい頃のエピソード、学生生活、仕事の話、ご家族の話、病気の話…

学生の学びのためならと、なんでも話しをしてくださいます

先生に(患者さんのとらえ方が浅いという)指摘を受けたので、今自分が患者さんをどのようにとらえているかを説明していたら…

やばいやばい、無意識に封印していた感情がこみあげてきてしまいました

そこに資料をとりに仲間も来たりして、叱られて泣いているみたいで、超恥ずかしい~


こんなに重い重い、お1人の人生を、関連図の中には表現できないよぉ~って思っていると、先生は

「でも、この関連図を見る人は、もっと若い人もいるかも知れない、その時に患者さんの今の心境はもっと伝わらないかも」

と言われて、そうなんだと納得しました

第三者に、患者さんの現在の状態を図式化して伝えるためにあるのね…この関連図は…と

ようやく先生の「違うんだけどなぁ~、何が違うんだろう」の意味が理解できたのと、さすがプロの視点!と感動

「先生の言いたいことわかりました、こういうことですね…」って話をしたらそれで良かったようです

「ごめんね、説明が全然うまくなくて…」っておっしゃっていましたが、なかなか良い経験をさせていただきました

また、その話しをグループですることができ、(なにせ、泣いてるところを目撃されたから、誤解をとかないと…)

それに共感してくれる仲間がいて、はぁ~看護学校の実習って、本当にいろんなことを学ぶんだなぁと思いました