職場近くの駅は改札から乗り場までが遠い。
夕方、ゆっくりとホームに向かって歩いていると
ちょうど反対ホームに電車が入ってきたところだった。
そのホームに向かう通路の少し後ろの方から
カツカツカツと大きな音が聞こえたので目をやると
女性がそのホームめがけて改札から激走していた。
全体的な洋服の雰囲気から たぶん40前後。
とてもきれいなフォームで なかなかのスピードでホームに向かって駆け抜けていった。
それは大きなストライドで本当にキレイなフォームで
脳内イメージトレーニングのお手本にすべきフォームのようだった。
そしてかなり速かった。少しヒールのある靴にもかかわらず。
真面目にスポーツに取り組んでいた20代前半の私よりも
はるかに速く、比べものにならないくらい美しいフォームだった。
あの人は何者なんだろう。
全体の姿があまりに美しかったからか
それとも逆光だったのか
顔の印象が全くない。
だんだんまぼろしだったような気さえしてきた。
夕方、ゆっくりとホームに向かって歩いていると
ちょうど反対ホームに電車が入ってきたところだった。
そのホームに向かう通路の少し後ろの方から
カツカツカツと大きな音が聞こえたので目をやると
女性がそのホームめがけて改札から激走していた。
全体的な洋服の雰囲気から たぶん40前後。
とてもきれいなフォームで なかなかのスピードでホームに向かって駆け抜けていった。
それは大きなストライドで本当にキレイなフォームで
脳内イメージトレーニングのお手本にすべきフォームのようだった。
そしてかなり速かった。少しヒールのある靴にもかかわらず。
真面目にスポーツに取り組んでいた20代前半の私よりも
はるかに速く、比べものにならないくらい美しいフォームだった。
あの人は何者なんだろう。
全体の姿があまりに美しかったからか
それとも逆光だったのか
顔の印象が全くない。
だんだんまぼろしだったような気さえしてきた。