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ニホンタンポポ(キク科)
蔵王温泉周辺の散策路はまだこれからですが,自宅周辺を散策してみると,普段雑草のように思っていたものが山野草の本にシッカリと載っています。日本には昔から黄色い花のタンポポが数種類(関東タンポポ、東海タンポポ、関西タンポポなど)ありますが、近年帰化した外来の西洋タンポポに対してまとめてニホンタンポポと言います。タンポポの語源については、練習用の槍(タンポ槍)に綿毛が似ているので、タンポ穂がタンポポとなったとか、花の形が鼓を連想するので、鼓をたたく音を表す幼児語タンタンポンがタンポポに変化したものとか言われています。「そうほうへん(総包片)」がそりかえらないのがニホンタンポポです。 自宅の周りなどは西洋タンポポしかありませんが,少し足を延ばし山手に入りニホンタンポポをみつけるとなぜかホットします。
ヒメオドリコソウ(シソ科)
ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産の帰化植物で,一年生の草本。明治時代中期にすでに東京に侵入しているのが確認されているが,広がりつつあるのはここ数十年のようである。オドリコソウが多年生であるのに比べ,ヒメオドリコソウは一年生草本であるので,より安定した場所にオドリコソウが,より撹乱の激しい場所にヒメオドリコソウが生育する状況になるはずである。普段は雑草として引き抜かれてしますが,山野草として栽培されることもあり,分布の拡大に一役買ったと思われます。
ジュウニヒトエ(シソ科)
花壇の前に植えたものが増えてきました。十二単というのは平安時代、貴族の女性が正装するときに用いた衣装のことで、着物を何枚も重ねて着ることです。ちょうど花が重なって何重にもなる様子と十二単(じゅうにひとえ)が似ているのでつけられた名前です。
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