ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

マラッカ旅行 その3

2012-01-11 03:43:03 | Singapore/たび・現実逃避
昨日は、ICA(入国管理局)へ行ってきました。
新しいビザがおりたのです。
今回の取得までの道のりはスムーズ、前回の苦労がうそのようでした。
また、昨日の待ち時間も前回よりずっと短かったです。
(前回の取得当日の様子については、こちらをご覧ください。→祝、ビザ取得!!)
 
 
さて、今日も昨日のお話の続きです。
最初からお読みくださる奇特な方はおとといからお願いします。
 
マラッカゴルフツアー便乗の旅、
1日めのゴルフが終わった後、再び分乗して本日泊まるコテージへ移動しました。
 
 左が到着時の写真。真ん中と右は翌朝撮ったもの。新品のゴルフウェアに身を包む女性は、中国嫁2号です。
   
 
 
コテージ、外観はとっても素敵なんだけど、中に入ってがっかりでした。

     

掃除が行き届いてなくてほこりっぽいし、使ったシャンプーや石鹸がそのまま残っていたりだし…。
 
それに私たち女性陣にあてがわれた部屋は一番大きかったのですが、ベッドがふたつだけ。
ベッドはクィーンサイズ、
誰かがふたつのベッドの境、真ん中で寝ることになるのは、仕方ないですね。

他の部屋はもっとベッドが少なくて、10人もいる男性たちはどうするんだろ?
と、荷物を整理しながら思いをめぐらせていたら、

「あー、疲れた~!!」と、中国嫁1号2号が、
ふたつしかないベッドに
 
同時にばっふ~ん
 
 
…私、真ん中決定やん。

 

 

 
    
 
後から聞いたのですが、ここ、個人の私用の持ち物だそうです。
どなたかが所有者の友人で、今回お借りしたとか。
でも使用人に管理を任せていてあまり使っていないので、この有様なのだとか。
 
遅めの夕食は、地元マラッカでも人気のプラナカン料理のレストランでいただきました。
 
   人気店だけあって、お客さまでいっぱい。
  
マラッカのプラナカン料理、どれもおいしかったですが、
味も濃いし、うま味が濃すぎてちょっと不自然。
 
 
   
 
「大量のアジノモトを使っているんだよ」と、シンガポーリアンのひとりが教えてくれました。
へえ…味の素ってシンガポールでも味の素なんだ。
すごいな、味の素。
と、そこに感心する私。
  
         
 
その後、夜12時もまわって、一日の疲れを取るべく、みんなでマッサージ店へ。
全身マッサージ1時間でRM45(約1,100円)でした。
さすがに安い!
 
   
 
マッサージが終わってから、極楽気分でみんながそろうのを待って、再び車へ。
ああ、このままここで寝たい。
それができないなら早く帰って、ベッドとベッドの間でもいいから早く寝たい。
至福の心地よさで車内でうとうとする私。
 
 
 
が、
 
 
このとき、本日最大のハプニングが。
 
中国嫁1号、深夜のマラッカの街へ飛び出して…
 
 
闇に消える。
 
       
 
 
 
帰ってこないのです。
 
原因は…夫婦喧嘩?
 
 
手分けして探すことになったシンガポーリアン男性陣。
 
「君たちはここにいていいから」と、ひとりが後部座席に座る私たちに言ってくれたのですが、
そりゃ、そうやん!
しょっちゅう来てるあなたたちと違って土地勘もないし、
中国語だってしゃべれないから、彼女を探し出しても説得できないやん!
 
どこへ行ったの、中国嫁1号?
どこまで本能のおもむくままなの~?
 
私は早く寝たいし、みんなだって疲れていて早く帰りたいのよ~!
 
 
 
その後、彼女を無事捕獲。
私たちはコテージに戻ることができました。
たぶん午前2時前くらい。
 
 
どうもみなさん、
慣れていらっしゃる様子で、何事もなかったかのよう
さすが中国嫁とつきあう方々は違うなあ。
機嫌を直した彼女は、男性たちと一緒に酒盛りを明け方まで楽しんでいた様子
 
 
その頃、私は
部屋のあちこちをチェックしていた嫁2号に呼ばれて、使われていました
「シャワー、お湯が出ないみたいよ」って。
それは一大事でしょ。
彼女はバスルームでシャワーを出しながら色々言い(英語と中国語のちゃんぽん)、
私は外で壁にあるパネルのスイッチなどあれこれいじる役。
 
私が「これでお湯、出たんじゃない?」と聞くと、
「うん。お湯になってきた!」と。
やりましたよ!
言葉が通じなくても、気持ちは通じるもんですね。
 
「じゃあ、トイレに行きたいから、開けていいかな」と、
声をかけて、ノブを回すと、
 
 
鍵がかかってる!?
 
 
シャワー、もう浴びとるやん
 
 
でも、着替えもだけど、石鹸とかシャンプーとか、持って入ったのかな?と思っていたら、
案の定、中から声がして、「貸して~」と。
どこまでも本能のおもむくまま。
 
その後、私がシャワーを済ませると、2号はすでにベッドの中でした。
階下で酒盛り中の1号に、
「真ん中で寝るけれど、寝相が悪くてスペースが狭くなってたら起こして」とあいさつ。
二階へ戻り、ベッドに横になると、
目を覚ました2号が、
「そっちのベッド、さっき見たら、シーツがきれいじゃなかった。こっちへおいでよ」と、
ふとん(毛布?)をあげてくれました。
ふたりでひとつのベッドに。
 
明け方には1号もやってきて、
また2号が、私とは反対側のふとん(毛布?)をあげて、入れてあげました。
結局、私たちは、ひとつのベッドでくっついて寝たのでした。
 
マラッカで中国嫁たちと川の字…貴重な経験だなあ。
 
  これは翌朝撮ったもの。彼女たち、ゴミも床に捨てたままだ…。