ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

今日も生きていく私

2013-07-12 21:09:32 | 物欲
今晩遅くにシロクマ相方が出張から帰ってきます。
 
のびのび更新ともしばしのお別れですよ。
 
 
ひさしぶりに、お買いものカテゴリーの登場です。
 
 
今シーズンに買った洋服たちを紹介します。
 
 
さすがの私もいつもユニクロ・無印ばっかり着ているわけではありません。
 
両方とも深く愛していますが、
 
最近はもっぱらご紹介する服を買ったふたつの服屋さんで調達しています。
 
      オフィス用。
 
 
 オフ用。   見えないところに無駄な凝りよう。
 
オフィス用はお勤めするようになってから見つけたお店で、背に腹は代えられず定価で購入。
 
くやしい。
 
オフ用はセールでGET。
 
うれしー。
 
このブランドに首ったけで。
 
大好きなユニクロ無印に申し訳ないくらいに。
 
シンガで初めてお店を見つけた時から、
 
正気の沙汰とは思えない華麗な色遣い常軌を逸した大胆な幾何学模様のトリコ。
 
日本ではまだ直営店がなくって、残念だなー、と思っていたら、私の本帰国にあわせたかのように初上陸。
 
私のためかしらー?
 
しかも最近、オフィスの入ったビルのすぐ近くにかなり大きな店舗がやってきました。
 
    
   お店の前を通るたび、抗えない強烈な魅力に、掃除機に吸いこまれるホコリのごとく入店。
 
やっぱり私のためね?
 
 
去年あたりから続々と全国展開。
 
もういいって。
 
ヒミツにしておきたかったですよー。
 
      こちらが去年買ったもの。Tシャツ2枚とワンピ。
 
生きるのに必死なお年頃の私に、この若者服って、はたから見ると怖いんだろうなー。
 
正気の沙汰とは思えない?
 
言い訳させていただくと、私の若い頃って、黒ばっかりだったから、その反動だと思うのです。
今の若者がうらやましいですよー、こんな鮮やかな服を着られて。
 
何にせよこんなのを着て、転倒尿モレに悩まされていたのでは、シャレにならない。
 
生きていく私は、今日も必死です。
 
 
 
ちなみにここの服はお国柄を反映してか(←スペインのブランド)
 
最近はどうだかわかりませんが、
 
サイズ設定が大変おおらかなので、必ず試着なさることをオススメします。
 
私は洋服によって、SからLまで色々もってます。
 
 
 
そして、洗濯すると、たとえ洗濯ネットに入れていても、
 
ざくざくついてた飾りのビーズがものの見事に取れたり
 
凝った刺繍が無残にほどけたり
 
ひどいときは生地が大破します。
 
     こういうところがキケン。
 
着る側にもおおらかさが求められるのです。
 
そう、こしゃくにも着る人間を選ぶブランドなのです。
 
 
 
 
 
ところで、去年は他に何を買ってたのかと調べてみたら、ちゃんと写真がでてきました。
 
そして、イヤな過去がよみがえりました。
 
去年のお買いもの…私には分不相応な某有名ブランド。
 
   
  ボロ布のように見えて、お値段は上のハデハデ服の約3倍。
 
自分が無職だという自覚があんまりなかったのです。
 
 
ここの服はカジュアルでも女っぽくて、以前から結構好き。
 
この服たちも西部劇に出てくるみたいなカッコいい女性をイメージして買ったんです。
 
お店の方にも「よーくお似合いですよー」って、木に登らされて
 
 
でも、帰ってみて、うれしくなって着てみて、
 
鏡をみると、そこに写っていたのは悲しい現実で。
 
  
 
いっぺんに酔い(自己陶酔?)が覚めた感じ。
 
この手痛さは、
 
しんがぽーでバタフライスリーブのシャツを買って、志村けんの『魅せられて』になって以来。
 
 
 
私が鏡のなかにみたもの、
 
それは、
 
ウェスタンガールのイメージとはかけ離れて、
 
 
 
 
中年太りのウィリアムテル   
 
 
 
 
 
 
切れ味の悪いパパゲーノ   
 
 
 
 
でした。
 
 
 ベージュのシャツなんて、袖のひらひらが鳥の羽みたいでまさにこのイメージ。
 それにしても、この写真…
 オペラ歌手ってなろうと思ってもそうそうなれない格調高い職業なのに、
 こんな衣装で歌わなくちゃならないなんて、なかなかどうして大変だ。
 パパゲーノ、大役ではあるんですよ。
 私がもし、初舞台でこの役だったら、自分も親も二重の意味で泣くだろうなあ。
 
生きていく私、セルフイメージを見失わないようにするのも必死です。