ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

日常に戻るまで

2011-07-06 16:04:34 | Singapore/日記
昨日、母からメールが来て、それによるとついにシロさんが洗濯された模様。
日本も毎日、暑い日が続いているようですね。
特に節電対策で冷房が自由に使えない方々、どうぞご自愛を。
 
さて今回、
日本一時帰国からシンガポールに戻ってきて日常に戻るまでを振り返ってみました。
 
ひと様にはどうでもいいことですが、それを言うとこのブログっておしまいだから。
ここって私の日記だから。
備忘記録をかねてるから。
と開き直って、キャパの小さな脳の記憶が忘却のかなたに去るまえに整理しました。
 
《日本へ帰国》
 フライトは上海乗継のチャイナイースタン。
 上海までの機内では中国の方々のおおらかで奔放、野生的な様と、
 キャビンアテンダントさんの乱暴さにリトルチャイナを実感。
 上海からはエレガントな日本人キャビンアテンダントさんの存在と、
 乗客構成比で自国民が少なくなるとなぜかそれなりにお行儀よくなる中国の方々に、帰国を実感。
 
《1週間ほど日本でまったり》
 雨の合間を縫うように、シロさんとの散歩を楽しむ。
 友人その一と会って、神戸牛のおいしさに恍惚となる。
 友人その二と会って、釜飯の米粒のまぶしさに目を細める。
 シンガポールでは手に入らない日本製のマクロビ食材、おもに乾物や海藻類を買い込む。
 行きたくなかった本屋さんに行く。
 他には定期的に通うことになっている病院に行ったり、髪を切ったり、
 ネイルサロンでアートメイク(数年で落ちる刺青みたいなアイブローやアイライン)の色を足してもらったり。
 <美容院>
 痛みの目立つロングヘアは「日本の高い技術で!○○さんのゴッドハンドで!そこをなんとか!」と拝み倒しましたが、
 「痛みすぎで修復不能!」と見放され、いさぎよくばっさり。
 髪を傷めた原因は、シンガポールの強い紫外線と、暑くてかき放題の汗の塩分、新興国向け安いシャンプー(約$2)と分析されました。
 シンガポール在住のみなさん、気をつけましょう。
 <本屋さん>
 「欲しい本はアマゾンから実家に送りつけて」という私のメールを無視して、
 渡航前ぎりぎりになって欲しい本リクエストをメールで送りつけてきた相方のため、いやいや出陣。
 巨大本屋さんって、ジャングルに迷い込んだかのように立ち読みざんまいで、
 出られなくなって1日つぶして、もうぐったりなんですよ。
 
 【雨の奈良~向こうに見えるのは東大寺大仏殿と若草山~】
  
 
 
《いざ渡航》
 海外は団体旅行しか経験のない、不安と期待でアワワワ状態の母を連れ、上海へ旅立つ。
 しょっぱなから、空港行きリムジンバスが予約満席とかで乗れなくて、あせりで汗だくに。
 なんとか時間に間に合ったものの、関空でお土産の柿の葉寿司を買う時間がなくなることに。
 チャイナイースタンは定刻にテイクオフ。
 
《上海観光♪》
 空港からは勝手知ったる地下鉄で余裕の移動…のはずが、
 乗車前の荷物検査で包丁を持っていることがバレて中国語でしばかれた後、無事開放。
 目的駅。降りようとした母は、われ先にとなだれこむ人民の洗礼を受けてもみくちゃになり、呆然。
 1日目は、リアル世界からの友人であったkanaさんのご好意に甘えまくり、
 彼女の案内で楽勝の上海観光を大名気分でおおいに楽しむ。
 2日目は、母とふたりで定番の豫園観光の後、いちばんの繁華街を歩き、
 上海点心ランチでパンパンになったおなかをかかえて、いざ、シンガポールへ。
 
《シンガポール観光♪》
 母の体調を考え、かなりゆったりした内容に。
 1日目、何もしない日常生活。母と連れ立って、いつも行く朝の市場と商店街で買出し。
 2日目、マーライオンパーク観光とリバークルージング、ラオパサでホーカーズご飯。
    オーチャードに場所を移して、ウィンドーショッピング後、アイスカチャンをかっ食らう。
 3日目、相方に休みを返上してもらって、ボタニックガーデンへ。
    その後、私にとっては初のシンガポールよそゆきランチ@素敵ホテル。
    いったん帰宅して休憩。夜はナイトサファリへ。トラムに乗って動物たちをウォッチング。
 4日~6日目、母とふたりでカンボジアへ。
    これは母のリクエストで私は2度目。
    10年以上ぶりのカンボジアの変わりように驚嘆。
    といっても、道がアスファルト!信号機がある!乗用車が走っている!の、ほのぼのレベル。
 7日目、イーストコーストシーフードセンターで、カニ食い倒れランチ。
    タクシーでカトンエリアのプラナカンハウスをさらっと観光後、帰宅。
 8日目、というか7日目の深夜便で、母は日本へ帰っていきました。
 
 
私は今までずっと、
海外旅行といえば、たいていはフライトだけ押さえて、気ままにひとりで楽しむのが常でした。
日本国内弁慶の母とふたりで過ごした10日間は、
面倒くさくて、息苦しかったところも多かったけれど、
今まで経験したことのない種類の楽しさもありました。
世の娘さんが親御さんと一緒に旅行される気持ち、
これまで理解不能でしたが、今回ちょっとだけわかりました。
母も不安だったり、しんどかったことも多かったみたいだけど、楽しんでくれたみたいなので、
この歳になって、少しだけですが親孝行できたのかな、と思っています。
まじめな終わり方でスミマセン。
 
                    【ぶらり奈良散策で出会った、ねこたち】


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2 コメント

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もりだくさん! (いぐいぐ)
2011-07-06 22:15:30
■こんばんは。Uターン、もりだくさん
 ですねー! momoさんの文章わかりや
 すいので、すっかり追体験した気にな
 って、今、目が回ってます。
・日本の1週間もとても「まったり」に
 は見えません。そんななか、ばっちり
 ネコ写真まで。3匹ともキレイにとれ
 てるなー。「忙中閑あり」みたいな。
■とにもかくにも(親孝行をふくめ)
 お疲れさまでした。
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いぐいぐさんへ (momo@ぽれもも)
2011-07-07 12:40:01
まとめて書くともりだくさんですが、
ぼ~っと雨の庭を眺めている時間も多く、
働いている方からするとだらけた日々でしたよ。

いつもおいしそうな写真や美しい写真を掲載されるいぐいぐさんに
写真をほめてもらえるなんて光栄です。
被写体の目つきからすると、
私、すっごい警戒されてますよね。
見ていて顔がほころぶような写真、課題ですね。

ほんの少しの親孝行、
いろんな方々のご協力をもってできた次第です。
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