先週木曜日、授業が終わってから、
韓国人のクラスメートのお家でランチをご馳走になりました。
私よりひとまわり年下の彼女は、都心に近いエリアのとっても広いコンドミニアムにお住まいです。
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許可をいただいて、一部公開。
裁縫のほかにDIYも趣味という、男前な彼女。(←飲みっぷりも男前!!さすが韓国の女性!!)
ムートンのコートだってハンドメイドなら、壁紙も自分で貼り、タンスやベッドもハンドメイド。
全部、彼女のイメージにぴったり合って、心地よい雰囲気。
壁にはご夫君とのたくさんの写真が。どの部屋にもふたりの写真があるの。
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私とシロクマ相方では考えられないSweet Homeです。(というか、ふたりの写真自体、そもそもないし)
でも部屋がすっきりしていて、飾り方もセンスいいから、甘すぎない。絵になるなあ。
さすがにベッドルームやワードロープの写真は撮らなかったのですが、
ため息が出るような住まいと暮らしぶりでした。
ああ、私、シンガポールに残って、ここのメイドになりたい。
メニューは私の大好きな韓国冷麺と、韓国餃子、野沢菜に似た野菜のキムチ。
「レトルトや冷凍食品だよ」と言いながらも、
トッピングやタレにひと手間かけられていて、どれもおいしかったです。
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そして食後のコーヒーもおいしかった。
普段の食事なら外食するほうが安くつくくらいのシンガポールですが、おいしいコーヒーは日本と同じくらい高いので、
そのギャップの激しさにもったいなさが高まり(←ケチ)、あまり飲まなくなりました。
この日のコーヒーは五臓六腑にしみわたりました。
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ところで、韓国のご家庭にはキムチ用冷蔵庫があります。
自家製キムチの発酵過程に応じた温度を管理してくれる優れもの。
彼女も韓国から持ってきたそうで、巨大な冷蔵庫がメイド部屋に鎮座しておりました。
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くどいようですが、私、このキムチ冷蔵庫さんをシェアメートに、ここでメイド業を始めたいです。
おいしいご飯と楽しいおしゃべり、くつろぎの時間を過ごした後、
そろそろ学生生活も終わり、ということで、
ネイルサロンに行きました。
TEL:8115-5327
(住所非公開なので、まずはメールまたは電話、SMSでご連絡を)
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ラブリーな玄関。
ケニア旅行前に身の安全を考えて落としてしまったネイル、
その後、学生生活に突入してからは、自転車操業の毎日で、そんな気分になれなかったのです。
休日はあんまりメイクもしないし、すっかりシンガポールのおばちゃんたちに同化。
朝の市場で中国系のおばちゃんやおじさんたちに、
中国語が話せないことを不審がられたこともあるくらい、現地化しておりました。
日本人の女性たちはよく韓国人に間違われると聞きます。
これは、シンガポーリアンたちが、
『韓国人は日本人に間違われると怒る』と知っているからだそうです。
だから、たぶん日本人か韓国人、と思った場合、
まず、「韓国人ですか?」と聞くそうです。
日本人は韓国人に間違えられても怒らないですからね。
どころか、私の友人のように「やっぱり美人だからかな」などと真顔で言う、
ポジティブシンキングな人種もいるくらいですから。
でもそれでいうと、中国人かシンガポーリアンに間違われる私っていったい…?
そんなわけで、
この日ともう一日、2日にわけていったサロンで、
手先足先だけを見る分には、中国系おばちゃんと間違えられない程度には見苦しくなくなったかと。
さすがプロ。
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手が$170(約11,000円)、足が$183(約12,000円)でした。
どちらも天然のシェルを埋め込んでもらって、足の方はスワロフスキーも配しました。
日本(奈良限定)と比べると結構高めだけど、
アクセスしやすい場所にサロンをかまえる日本人ネイリストさんにしていただけるのですから。
あと、同じようなキラキラ素材のラメと比べると、
シェルは材料費も高めなら、技術的にも取り扱いが難しいので高くなるみたい。
「お金をかけている割には地味」と思われるかもしれませんが、それが私のねらいでして。
お金をかけて地味にする…関西人でケチな私には耐え難い行為なのですが、そこはぐっとガマン。
実はシロクマ相方、ネイルを激しく嫌うのです。
「女性は何もしないで、キレイでいるのがいちばんいい」って。
それ、男の幻想だから。
何もしないと、女はキレイではいられないから。
少なくとも私程度の素材では、そんなの絶対無理だから!!
とにかく、自然であることを好む彼、
自然界に住む動物との共生は、色々大変です。
中国語でよく道を聞かれる私、
momoさんにさらに親近感ですよ。
「お金をかけて手入れをしていることを
感じさせないお手入れ」
ワタシの憧れですが
自分のことで言えば美容院で
「ブローが楽なスタイル」
とお願いした時点でおばちゃん路線まっしぐらかも。
ネイルきれい。
わたしも、女性であることを捨てないために
日本の7倍と言われる紫外線のダメージのケアのために
1カ月に1回フェイシャルに行こうかなと思ってます。(金銭的にそれ以上無理だわー)
こんな田舎に進出しているのは中国人くらいです。
一度だけ、街で日本人観光客を見つけましたが、ヒッピー(いくつやねん)風のカップルで娘たちが「同じ国の出身だと思われたくないから、声をかけたらあかん」と言うので、こっそり離れました(苦笑)
一体、こんなところに何の用事があったのでしょう...
その昔、月曜日にネイルを取るのを忘れて会社に行きお茶を出したら、課長に「僕はな、そういう爪の人に出してもらったお茶をおいしいと思わへん」と言われたことがあります。
その課長も去年定年...
おいしいお茶を飲み続けられたのかしらねぇ...
大変な海外生活の毎日が
楽しくなったようで何よりです。
どうぞお健やかにお過ごしください。
親近感倍増なその後のエピソードを。
昨日電車に乗っていたら、
一見して日本人とわかる妙齢の女性観光客がふたり。
私の手先、足先に気づいたようで、
「こちらのひともああいうの、するのね」って。
いや、私、そちらのひとですが。
あなたたちと同じひとですが!
学校生活も終盤の今、
小汚いおばちゃんイメージを払拭するため、
こましにしていってるつもりだったので、
彼女たちの言葉には小さな動揺が。
帰国も近いというのに、どうしたら日本人に戻れるのでしょう?
ところで私の髪は、「ブローのいらない髪型」。
15歳くらいの時からそうオーダーしていたような。
私、子どもからひとっとびにおばちゃんになっちゃったのでしょうか?
オーストラリアの紫外線7倍は殺人的ですね。
シンガの2倍くらいじゃ文句言っちゃいけないのね。
夢見心地になれるエステは大好きですが、
支払い時に現実に戻されるので、
お安い上海で何度か行ってからとんとご無沙汰です。
北京とはまた具体的ですね。
ケニアでも中国人とよく間違われました。
かの地でも資源獲得のためか、中国資本が暗躍していて、
中国人もいっぱい入ってきてるから。
ぬけめない中国人と思われたほうが、
かもねぎ日本人と思われるよりずっと得策なので、
あえて否定はしませんでした。
ヒッピー風の日本カップルの目的地が気になります。
その昔からネイルをしていたChunさんの生活に
あこがれます。
私もしたかったのですが、
彼氏いない歴うん十年の女性にいびられたりして、
結局落とすことになったらもったいない、
そう考えるととてもできませんでした。(ケチ)
ネイルでお茶がまずくなるとおっしゃた上司さんは
しあわせな時代を生きられましたよね。
あ?まだご存命ですか?
とか、悪意もりもりに言っちゃったりして。