ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

イーストコートストでピクニック

2012-01-15 15:18:06 | Singapore/学生生活
昨日はクラスメートとイーストコーストパークでピクニックを楽しみました。
参加者は日本人4人、中国人、タイ人、ミャンマー人。
 

イーストコーストパークはその名のとおり、シンガポールの東側にある海岸公園で、
バーベキューや海水浴、ローラーブレードやサイクリングなんかが楽しめるようになってます。
スケートボード場やアスレチックパークもあるし、ウィンドサーフィンの大きな基地もあります。
ただ、いいところなんですが、不便なんですよね。
 
現地で合流した日本人Jさんと、中国のお嬢さん以外は、
最寄駅で待ち合わせ、タクシー2台に分乗して向かいました。
 
こちらが公園のマップ、今いるエリア周辺だけですが。
 

 
    
 
海には一面のコンテナ船群。
この光景もシンガポールらしくて馴染んできました。
さすがに目の前にこの光景ですから、泳いでいる人は少なかったです。
でも、テントはあちこちで見かけました。
すぐ横に大きな道路が走っていることを思うと、不思議な光景だなあ。
      
 
公園内をてくてく歩いて、
       
 
ローラーブレードで登場したJさん以外の6人は、自転車を借りてサイクリング。
 
    
 
男の子たちは普通の自転車を選び、
女性は中国のお嬢さんの提案で、タンデム自転車に乗ることに。
私はタイのお嬢さん、マイちゃんと。
マイちゃんが前で私が後ろです。
私の運動神経の鈍さは天下一品なので、
私のせいでコケたりしないか心配でしたが、意外にスムーズな滑り出し。
タンデム自転車って、思ったより少ない労力で、カンタンにスピードが出ます。
マイちゃんの若い力のたまもの?
 
などと感心しているうちにぐんぐん加速して、
ふと振り返ると、先頭を走る私たちに、後続がついてきていない
「Where are we going!?
「I don't know~!!」
いったん出たスピードが減速しにくく、風を切って走りながら、叫ぶ私たち。
落ち合う場所、詳しく決めたわけではなかったので。
 
結局、公園の端っこのほうまでいったところで、マイちゃんのケイタイが鳴り、
戻って来い、という指令が。
みんな、もっと手前にいるみたい。
せっかくここまで来たのにもったいな~い。
 
  こちらが私たちを風にしたタンデム自転車。方向転換がムツカシイ。
 
無事、落ち合った後は、砂浜にシートを敷いて、
持ち寄ったバインミーやサテー、フルーツをパクつきました。
 
    
  バインミーはベトナムのサンドイッチ、焼肉やハーブが具材。今日のはハムとレタス、パクチーでした。(写真ナシ)
  サテーはマレーやインドネシアの串焼きの焼き鳥、焼肉。ピーナツの香ばしい甘辛いタレをからめていただきます。
 
それからは、ゲームをしたり、マイちゃんが奏でるウクレレを聴いたり。
   写真を撮りっこするお嬢さん方。微笑ましい光景にオカンも笑顔に。
  
穏やかで楽しい休日でした。
 
残念ながら後半でカメラのバッテリーが切れました。
最後の写真はコレ。罰ゲームで木にタッチしながらビーチを走らされるH嬢。
   
 彼女はクラス最年少、マイちゃんがひとつ上。ふたりとも元気で気立てのよいお嬢さんです。 
 
さて、本日のオチはふたつ。
 
《その一》
公園に向かうタクシー、私はミャンマーのヤン君とふたりで乗りました。
6ドル(約360円)ちょっと。
ヤン君のほうがお財布を出すのが早くて、
彼がドライバーさんに10ドル札で払い、2ドル札と小銭のおつりを受け取っていました。
(一番の小額紙幣は2ドル札、次が5ドル札。)
出遅れた私は、3ドルちょっとを彼に渡すとなると、あいにく小銭がごちゃごちゃするので、
2ドル札を2枚渡しました。
するとヤン君、4ドルをそのまま自分のお財布に入れ…それでおしまい
あれ?
 
《その二》
自転車のレンタル代は、
2時間で、ふつうの自転車が$6(約360円)、タンデム自転車が$10(約600円)でした。
どのタイミングで精算するのかよくわからなかったので、
とりあえず、「これ、私の分」と言って、50ドル札をヤン君に渡しました。
すると…返ってきたのは40ドル
おや?
しかも30ドルしか返ってこなかったのを、ずっと待ちポーズでいたらもう10ドル返ってきたという。
 
彼の感覚、やっぱり日本人とは違うなあ。
前タームのクラスメートたちは、日本人に限らず、
私がうんと年上というのがわかっていても、
同じ学生なんだから、ということで、私に余分に負担させることを許さなかった記憶が。
彼って、計算が苦手なんじゃない?
そう思われる良心的なあなたに、
ゲームの時、彼が誰よりも暗算が早かったという事実をお伝えしておきます。
お金に困っているんじゃない?
そう思われる人のよいあなたに、
えくすての授業料は他の語学学校のおよそ倍であるという情報を提供しておきます。
 
バースディケーキに続くヤン君ダブルネタ、帰宅してシロクマ相方に話したら、
「タクシー代の時、10ドル札を渡して、彼を試せばよかったんだよ」って。
“そのままお財布に入れられていた”に、10ドルかけてもいいと思う私って根性悪?

クラスメートのバースディ

2012-01-14 23:33:22 | Singapore/学生生活
今週のえくすては、週半ばにクラスメートふたりの誕生日を迎えました。
 
11人しかいないクラスで、誕生日が同じのクラスメートがいるなんて。
これって確率的にすごいですよね。
 
11人のクラスメート…始まった当初は9人だったのですが、その後ふたり増えました。
今の構成は男女比でいうと、男性4人、女性7人、国籍は以下のとおりです。
 日本人…5人
 韓国人…3人
 中国人、タイ人、ミャンマー人…各ひとり
 
で、日本人ふたりの誕生日が同じ日。
何かしよう、ということで、イギリス人の先生の授業だったこの日、
前もって考えてくれていた若者たちが、休憩時間にケーキを買ってきてくれました。
シンガポーリアンの先生から、トルコのお菓子の差し入れも。
   
 
サプラ~イズですよ。
 
タイの女の子、マイちゃんはこの日のために持ってきたウクレレを弾いてくれました。
  
 ご覧ください、このキュートなウクレレ!彼女のイメージにぴったり。
  パソコンで譜面を検索中。
 
 彼女のウクレレにあわせて、みんなで"HAPPY BIRTDAY"を歌いました。
 
       Uさん、Jさん、お誕生日、おめでとうございます!
 
   ケーキカット。
 
みんながケーキを食べている間も、
ずっと素敵な音楽と歌で楽しませてくれたマイちゃん、ありがとう!
 
 
ウクレレが弾けるって素敵ですね。
実は私、若かりし頃、世界放浪バックパッカーの旅を夢見ていたのです。
当時からスナフキンにあこがれていたので、楽器を持ってさすらおう、と思いまして。
 
  なので手帳もスナフキン
 
ギターは大きいから、と、ウクレレを買ったんです。
だから、今も実家にあるんですよ、そのウクレレ。
若い頃からバカでした。
 
 
授業に戻って、最後のほうはゲームの時間。
えくすての授業では、退屈しないよう、インプットだけで終わらないよう、
みんなに話す機会がまわってくるようなゲームが、毎回必ず盛り込まれます。
 
今日はチームに分かれて、
手持ちのカードに描かれた絵をより正確に詳しく説明する、というゲーム。
お互いのカードにどんな絵が描かれているのか、知らされていません。
 
こちらが私のチームのカード。
       私は右端のカンタンなやつの説明を担当しました。
 
チーム代表者の説明にもとづいて、
各チームから選出されたひとりが、ホワイトボードに絵を描きます。
 
これ、説明するほうも正確じゃないといけないけれど、
絵を描くほうも、きちんと聴き取れないと的外れな絵になっちゃいますね。
 
なにやらみなさんオバケを描いております。
     
 
カードはこんな絵でした。
       
 
授業の後は、お誕生日のふたりをまじえてのランチです。
今タームは午前授業、お昼1時半くらいに終わるので、
毎日誰かしら誘い合ってランチに行っているようです。
私は、"24時間自分の時間"という学生さんと同じようにはいかないので、
時々参加させてもらっています。
 
この日の行き先は、前タームでもランチ会を開いた、韓国料理レストラン、ビビゴでした。
 
 252 North Bridge Road,#B1-74 Raffles City Shopping Centre
 6336-4745
 
ここはお店もお料理も衛生的、
スタッフの感じもよくて、ヘルシーな韓国料理を気持ちよく食べられます。
 
    
 左から、私の選んだビビゴライス、みんなで取り分けたチャプチェ(春雨の炒め物)、ゆずシャーベット。
 韓国では誕生日にチャプチェを食べて祝うのだそう。細長いのが長寿に通じておめでたいから。日本と似た発想ですね。
 このチャプチェは私のためにベジタリアン仕立て。
 
 
お店を出たらななめ前がCDショップだったので、
機会があったら買いたかったCDをまとめて買いました。
店員さんが親切に探すのを手伝ってくださり、全部見つけることができました。
 
  
 右上のCDのみ、店内でかかっていたのを気に入って買ったもの。
 もともと欲しかったCDが1枚$23と$24で、プロモーションで3枚$49.9(約3,000円)だと教えてもらったので。
 
今日も楽しい一日でした。
 
 
さて、本日のオチ。
 
その日の帰り、ケーキを買ってきてくれたうちのひとり、ミャンマーのヤン君に、
「ちゃんと払うね。いくらだった?」と、聞いたのです。
 
22ドルだったよ。
 僕たちは11人だけど、誕生日のふたりを除いて、9人で割ったらいいよね?」と、ヤン君。
私は「もちろん!」と答えました。
 
するとヤン君、にっこり笑って、
Well...three dollars is enough!
 
enoughすぎるやろ
 
「Three dollars isn't enough but too much.」と、心のなかでつぶやきました。
日本人同士では起こりえない話、国際交流の現実にふれた瞬間でした。
何もいわずに3ドルずつ回収する役を請け負った私、
ケーキが22ドルだったことは話していません

マラッカ旅行 その4

2012-01-13 01:07:54 | Singapore/たび・現実逃避
これから宿題マウンテンに登頂します。
 
 
今日のお話はひとつ前からの続きです。
最初っからお読みいただける奇特な方は、こちらからどうぞ。
今日で完結しますから。
 
マラッカゴルフツアー便乗の旅、2日めはやっと観光です!
中国嫁2号の夫君が、彼の車で街を案内してくれることになったのです。
他の男性陣は今日もゴルフだというのに、優しいなあ。
かなりの歳の差カップルだし、2号がかわいいだけあって、きっと彼女にメロメロなのでしょう。
 
 
いざ、世界遺産、マラッカの街へ!
 
 
いよいよあの赤い建物たちを心ゆくまでながめて、
教会に入って、博物館に入って、有名な砦にものぼって…。
 
マラッカには見所がいっぱい、しかもお車ドライバーつき。
どこからどう攻めようか、わくわくです。
 
 
  
 車窓から。マラッカの信号は縦なんですね。右は警察署。
 
 
まずは、あのおなじみの赤い建物群に到着です!
 
  ムラカキリスト教会。1735年、オランダ統治時代に建てられたそうです。
 
文字どおり、待ちに待ってましたよ。
 
 
 
ハイ、降りて!
ハイ、そこに立って!
ハイ、写真撮って!
 
   
 左右の写真は、ムラカキリスト教会。
 真ん中はオランダ総督たちの居住を目的として1650年に建てられた「スタダイス」、街のシンボル。
 
フォトスポットもしっかり押さえている夫君、さすがだなあ。
誰かと一緒だと、写真の撮りっこができたりして便利だなあ。
 
と、ここで、夫君の号令が。
 
ハイ、車に乗って!
 
 
え?もう?
まあ、マラッカは見所がいっぱいだから、要領よくまわらないとね。
次はどこかな~?
車を運転してもらって、写真も撮ってもらって、まさに大名旅行です。
 
 
が、ここで車内に響く2号の甘えた声が。
 
「私、ショッピングに行きた~いの」 
 
「よしよし。朝ごはんを食べたらね」と2号夫君。
 
(私と交わす以外の会話はすべて中国語ですが、なんとなくわかるんです。)
 
 
 
って、えええええ!?
 
という展開で、
待ちに待ったマラッカ観光、5分で終了。
 
しかも写真を撮っただけ
これではまるで、アリバイ作り
 
200キロ、1泊二日で観光5分。
 
(お?何気に七五調。) 
 
さらにいうなら、
 
1日め、に振ったも悔やまれて
 
 
などと、一句詠んでいる気分ではないですよ。
 
あああああ。
ここまで来たというのに、なんという無念。
 
シンガポーリアンが今更マラッカ観光なんて興味ないのはわかってたけれど、中国嫁たちもか。
こんなこと言っては何ですが、
中国ってまず経済発展第一で歴史教育には力を入れてないような。
上海にいたとき、大卒で教養のある中国語の先生方からも、そんな印象を受けました。
ましてや、他国の歴史なんて…そう思うと、彼女たちの無関心も仕方ないのかもしれません。
 
その後、朝ごはんを食べて、巨大ショッピングモールへ移動。
 
   
 お店周辺と、朝ごはん。朝っぱらからラーメンにカレー麺です。
 
現在9時。
当然、開いてないでしょ。
 
「いったいいつ開くのよ!?」
またご立腹の中国嫁1号。
だから私にあたらないで。
10時開店って、ドアに書いてあるよ。
今日の彼女は寝不足で、絶好調に不機嫌です。
 
   1階建てで端っこが見えないくらいに続いている、その名も「メガモール」。
 
予想どおり、またも消える1号
本能のおもむくまま行動も、拍車がかかってる…。
2号と夫君は「マックでまったりしているから、探したら連れてきてね」と。
 
ようやく1号を見つけた頃に、モールがオープン。
と、広い売り場で性懲りもなく、やっぱり消えてしまった1号
 
もう驚いたりしませんよ。
ああ、彼女の周りの人間は、みんなこうやって馴らされていくのですね。
昨日のシンガポーリアン男性陣の平常心が、今理解できました。
 
広いし人も多いので、2号とともに探すことにしました。
 
 
それが、ある店で探していると、やがて2号も見失ってしまいました。
 
もーどーなるのー?
 
その店を出るべきか、とどまるべきか、考えていると…
 
 
 
試着室から、値札のついたジーンズをはいた2号の姿が。
 
 
おい。
 
 
試着してたんかい!
あきれる私に、悪びれもせず、「私たちも楽しむ!」。
うん、間違ってない。
 
それからは2号とついたり離れたりで、1号を探しましたが、見つからず。
 
そのうち、2号ともはぐれしまい…あれよあれよという間に、どうしたことでしょう?
洋服の買い物だけがこんなに。
 
   
 左写真は、日本にも店舗がたくさんあるスペインブランド、MANGOのもの。なぜここに来てまで?
 真ん中がマレーシアのもの。ネパールがテーマだそう。右写真が店舗。
 こういう気のふれたような配色の服、大好きなんですよ。
 年を取ると派手好きになるってほんとうですね。若い頃はモノトーン好きだったので、年取りすぎってこと?
 
買い物を抱えて、巨大ショッピングモールを出ると、入ったところと違ったみたいで、そこには遺跡が。
 
 急いで写真だけ撮りました。後から人気スポット、サンチャゴ砦(たぶん)と知りました
   
 マラッカではトライショーと呼ばれている名物デコ三輪車タクシーの写真も。
 
迷いながら、ようやく2号夫君の車にたどり着いて、立ちつくしていたら、
すぐに1号に発見されました。
 
「私、ずっと探してたのよ!」
 
 
おい。
 
 
 
確かに服を買ったり、迷ったりしていた私は悪いけれど、
それは私のせりふでもあるんだぞ。
そもそもコトの発端は誰だったんだ?
 
でも、迷惑をかけたわけだし、気まずくなるのは避けたい。
しばらく考えてから、謝りました。
「長時間、ごめんなさい」と。
すると、「そんなに長くないから」と。
それからまた何事もなかったかのように。
 
いったん人を責める言葉を発すると気まずくなるのが日本人ですが、中国人って、そういうのがないのかな。
言うだけ言って、すっきりしたら、わだかまりも残らないのでしょうか。
ちょっと子どものけんかに似てますね。
 
夕方、ゴルフが終わった男性陣とコテージで合流しました。
 
さっそく私は相方に駆け寄って、
まるで子どもが親に言いつけるみたいに、昨日と同じようにまた惨状を報告しました。
 
相方は昨日と同じようにニコニコして、ひとこと。
 
「今日も楽しい一日だったんだね」
 
だから、
 
ちーーがーーうーー。
 
 
 
それからコテージ前で解散して、一路、シンガポールを目指して車はひた走りました。
 
シンガポール入国審査では、やはり私の入国について色々言われたものの、何とか通過。
入国後、運転中の1号の夫君が、
「シンガポールの道路を走ると、ほっとするんだよね。ハンドルが軽くなる感じ」
と、おっしゃったのが印象的。
一見のんびりした感じのマレーシアですが、
やはり治安も悪ければ、車の運転も荒いようです。
そんな中、二日間、安全運転、ありがとうございました。
こういう温厚で余裕のある方だからこそ、1号の夫が務まるのでしょう。
 
 
私のマレーシア上陸記念、マラッカ旅行は
そんなわけで何をしに行ったのかよくわからない旅でした。
1泊二日だった割りに、そして観光なんて5分しかしてない割りに、
なんだかとっても疲労感が残ったのですが、ともあれ楽しかったです。
期待していたものと、かけ離れてはいましたが
 
 
私、中国嫁たちの悪口をいっぱい書いているみたいですが、
彼女たちのさばさばした性格や、本能のおもむくままの生き方、好きなんですよ。
彼女たちと一緒にいると、「空気を読む」なんて、どれだけむなしいことか。
彼女たちはあれで幸せ、そしてそんな彼女たちといると、無駄な気遣いはしなくてすみます。
これって意外と気楽で、気持ちいいのです。
 
 
とか一見すると草の根国際交流的なものわかりのよいことを言ってますが、
一緒に働いたり暮らしたりは、絶対無理。
と、正直な心がつぶやいております。
 
長いわりに内容のない旅日記におつきあいくださり、ありがとうございました。
 
   サンチャゴ砦近くにいたネコ。見返り美人。

マラッカ旅行 その3

2012-01-11 03:43:03 | Singapore/たび・現実逃避
昨日は、ICA(入国管理局)へ行ってきました。
新しいビザがおりたのです。
今回の取得までの道のりはスムーズ、前回の苦労がうそのようでした。
また、昨日の待ち時間も前回よりずっと短かったです。
(前回の取得当日の様子については、こちらをご覧ください。→祝、ビザ取得!!)
 
 
さて、今日も昨日のお話の続きです。
最初からお読みくださる奇特な方はおとといからお願いします。
 
マラッカゴルフツアー便乗の旅、
1日めのゴルフが終わった後、再び分乗して本日泊まるコテージへ移動しました。
 
 左が到着時の写真。真ん中と右は翌朝撮ったもの。新品のゴルフウェアに身を包む女性は、中国嫁2号です。
   
 
 
コテージ、外観はとっても素敵なんだけど、中に入ってがっかりでした。

     

掃除が行き届いてなくてほこりっぽいし、使ったシャンプーや石鹸がそのまま残っていたりだし…。
 
それに私たち女性陣にあてがわれた部屋は一番大きかったのですが、ベッドがふたつだけ。
ベッドはクィーンサイズ、
誰かがふたつのベッドの境、真ん中で寝ることになるのは、仕方ないですね。

他の部屋はもっとベッドが少なくて、10人もいる男性たちはどうするんだろ?
と、荷物を整理しながら思いをめぐらせていたら、

「あー、疲れた~!!」と、中国嫁1号2号が、
ふたつしかないベッドに
 
同時にばっふ~ん
 
 
…私、真ん中決定やん。

 

 

 
    
 
後から聞いたのですが、ここ、個人の私用の持ち物だそうです。
どなたかが所有者の友人で、今回お借りしたとか。
でも使用人に管理を任せていてあまり使っていないので、この有様なのだとか。
 
遅めの夕食は、地元マラッカでも人気のプラナカン料理のレストランでいただきました。
 
   人気店だけあって、お客さまでいっぱい。
  
マラッカのプラナカン料理、どれもおいしかったですが、
味も濃いし、うま味が濃すぎてちょっと不自然。
 
 
   
 
「大量のアジノモトを使っているんだよ」と、シンガポーリアンのひとりが教えてくれました。
へえ…味の素ってシンガポールでも味の素なんだ。
すごいな、味の素。
と、そこに感心する私。
  
         
 
その後、夜12時もまわって、一日の疲れを取るべく、みんなでマッサージ店へ。
全身マッサージ1時間でRM45(約1,100円)でした。
さすがに安い!
 
   
 
マッサージが終わってから、極楽気分でみんながそろうのを待って、再び車へ。
ああ、このままここで寝たい。
それができないなら早く帰って、ベッドとベッドの間でもいいから早く寝たい。
至福の心地よさで車内でうとうとする私。
 
 
 
が、
 
 
このとき、本日最大のハプニングが。
 
中国嫁1号、深夜のマラッカの街へ飛び出して…
 
 
闇に消える。
 
       
 
 
 
帰ってこないのです。
 
原因は…夫婦喧嘩?
 
 
手分けして探すことになったシンガポーリアン男性陣。
 
「君たちはここにいていいから」と、ひとりが後部座席に座る私たちに言ってくれたのですが、
そりゃ、そうやん!
しょっちゅう来てるあなたたちと違って土地勘もないし、
中国語だってしゃべれないから、彼女を探し出しても説得できないやん!
 
どこへ行ったの、中国嫁1号?
どこまで本能のおもむくままなの~?
 
私は早く寝たいし、みんなだって疲れていて早く帰りたいのよ~!
 
 
 
その後、彼女を無事捕獲。
私たちはコテージに戻ることができました。
たぶん午前2時前くらい。
 
 
どうもみなさん、
慣れていらっしゃる様子で、何事もなかったかのよう
さすが中国嫁とつきあう方々は違うなあ。
機嫌を直した彼女は、男性たちと一緒に酒盛りを明け方まで楽しんでいた様子
 
 
その頃、私は
部屋のあちこちをチェックしていた嫁2号に呼ばれて、使われていました
「シャワー、お湯が出ないみたいよ」って。
それは一大事でしょ。
彼女はバスルームでシャワーを出しながら色々言い(英語と中国語のちゃんぽん)、
私は外で壁にあるパネルのスイッチなどあれこれいじる役。
 
私が「これでお湯、出たんじゃない?」と聞くと、
「うん。お湯になってきた!」と。
やりましたよ!
言葉が通じなくても、気持ちは通じるもんですね。
 
「じゃあ、トイレに行きたいから、開けていいかな」と、
声をかけて、ノブを回すと、
 
 
鍵がかかってる!?
 
 
シャワー、もう浴びとるやん
 
 
でも、着替えもだけど、石鹸とかシャンプーとか、持って入ったのかな?と思っていたら、
案の定、中から声がして、「貸して~」と。
どこまでも本能のおもむくまま。
 
その後、私がシャワーを済ませると、2号はすでにベッドの中でした。
階下で酒盛り中の1号に、
「真ん中で寝るけれど、寝相が悪くてスペースが狭くなってたら起こして」とあいさつ。
二階へ戻り、ベッドに横になると、
目を覚ました2号が、
「そっちのベッド、さっき見たら、シーツがきれいじゃなかった。こっちへおいでよ」と、
ふとん(毛布?)をあげてくれました。
ふたりでひとつのベッドに。
 
明け方には1号もやってきて、
また2号が、私とは反対側のふとん(毛布?)をあげて、入れてあげました。
結局、私たちは、ひとつのベッドでくっついて寝たのでした。
 
マラッカで中国嫁たちと川の字…貴重な経験だなあ。
 
  これは翌朝撮ったもの。彼女たち、ゴミも床に捨てたままだ…。

マラッカ旅行 その2

2012-01-10 00:16:43 | Singapore/たび・現実逃避
これから宿題マウンテンに登頂します。
 
宿題ね、どれも期限まで何日かあるんですよ。
でも、やってもやっても減らなくて…
差し迫ったやつから向き合うことになるから、毎日、自転車操業状態です。
 
 
 
さて、今日のお話は昨日の続き、
12月に行ったマラッカゴルフツアー便乗の旅のお話です。
 
期待していなかった割においしかった昼食後、波乱はいきなりやってきました。
 
  ゴルフ場のレストラン
 
昼食後に入ったゴルフ場の売店で、中国嫁たち、ウェアの試着で時間をつぶし始めたのです。
店員さんをそれぞれ捕まえて、サイズ違いやら色違いやら、何着も出させて、
次々試着しては、私にチェックさせる嫁たち
 
そして買った服にその場で着替える!
 
 フィッシュヘッドカレーと鶏肉の甘辛いため。
    
 シンガポールのお料理とあまり変わらなくて異国感ゼロ。おいしかったからいいです。
 
 
服を買った後は、受付に行き、「どこか休めるところはないの?」と聞いておりました。
すると、受付読書室を案内されました。
そこには読書している男性のお客さまがいるというのに、
嫁ふたりとも、スカート姿でソファに横になる
 
ひとりは土足だ
 
しばらくすると健やかな寝息が…本当に寝てる!
休めるところって、寝られるところって意味だったの!?
 
  案内された読書室。私のとなりで中国嫁たちがすやすや寝ています。
 

 
    
  読書室においてあった健康雑誌。マラソン特集が組まれていました。
  右の女性、42キロ走るときもこの頭なのでしょうか?ムスリムって大変です。

 
しばらくすると中国嫁1号が目覚め、
どこかへ行って…帰ってこない!
 
中国嫁2号がついてきてくれて、ふたりで広いゴルフ場を捜索活動
 
嫁1号、無事見つかったのですが、相当ご立腹の様子
 
「いったいゴルフはいつ終わるのよっ!?」
 
私に食ってかかられても…。
気分を変えるべく、3人でプールサイドへ移動しました。

 

 
そこでも、
プールで泳いでいる知らないお客さまに大声で話しかけたりして。
本当にすごいよな、と思っていたら、
いつの間にかレストランのウェイターに缶ビールを運ばせて
 
昼下がりから1号2号の酒盛りが始まりました!
 
万一、酔っ払って暴れだしたらどうしよう?
他のお客さまに迷惑にならないよう、いざとなったら防波堤になる覚悟で、
隣でスイカジュースを飲む私。
 
  
 
 
円もたけなわな頃を無事乗り越え
夕方、やっと男性陣のゴルフが終了。
 
 
 
長かった。
 
 
 
私はシロクマ相方に駆け寄り、
ことの次第、いかにひどい目にあっているかを報告しました
 
相方はニコニコして言いました。
 
にぎやかで楽しそうだねえ。仲良くしてくれてうれしいよ
 
ちーがーうー。
 
とりあえず、嫁1号2号とのセットから開放されたのはうれしい。
彼女たちは、中国人らしい本能のおもむくままの行動形態とはいえ、
率直でユーモアもあって、気遣いを見せるところもあり、
つきあいやすいと言えなくもないのです。
 
でも私、ふりまわされ過ぎでしょう?
 
観光らしいことをまったくしていないわりに、長い1日でした。
まだまだふりまわされる私のマラッカ旅行は、明日へ続きます。