米国の陸軍再編計画に伴い、在韓米軍の撤退が 2015年6月から始まった。
ミリタリー情報サイト 『Army Times』 でも 【(米陸軍第8軍の) 「第2歩兵師団第1旅団戦闘団」、韓国駐留50周年に活動停止 (1st BCT inactivates as 2nd ID marks 50 years in Korea)】 と発表。
その概要は、以下のとおり。
- 第2歩兵師団第1旅団戦闘団は 2015年7月1日をもって閉団、7月9日には業務も終了し、10,000人以上が米国ワシントン州フォート・ルイス (シアトルの南) に帰還済。
- 京畿道東豆川市の最前線主力基地 「キャンプ・ケーシー」 は、後片付け後に韓国に返還予定。
- 京畿道東豆川市の最前線主力基地 「キャンプ・ハヴィー」 の方は、一部 (訓練センターの機能) を除いて同じく返還予定。
- 江原道原州市の「キャンプ・イーグル」 と京畿道平沢市の 「キャンプ・ハンフリーズ」 の陸軍航空部隊の師団戦闘航空旅団は、「キャンプ・ハンフリーズ」 に集約。 ( 平沢市の陸軍基地 「キャンプ・ハンフリーズ」 は平沢軍港に近く、近い将来に予定されている韓国からの撤退時にも便利 )
- ソウル龍山の司令部も、2015年内に韓国に返還予定。
- 今後、米本土から1個旅団戦闘団の約5,000人を、「キャンプ・ハンフリーズ」 に短期間だけの派遣計画がある。
- 2015年7月上旬から、対北朝鮮の 最前線 に 米軍 は いない。
ソース記事→ http://www.armytimes.com/article/20141106/NEWS/311060047/End-an-era-Iron-Brigade-deactivate-Korea
ソース記事→ https://www.facebook.com/2IDKorea
- 対北朝鮮の最前線基地に米軍は既にいないため、韓国陸軍は最前線基地への兵力増強配備が不可欠か。
- 韓国兵務庁も、在韓米軍撤退で減った兵力の補填に忙しくなるだろう。