美しい雄峰ライン
西日本最高峰の石鎚山を背景に、全長27km続く絶景のドライブコース。
正式名称は、「町道瓶ヶ森線」で、
標高1,300m~1,700mの尾根沿いを縫うように走る、天空の道です。
しっぽ娘達
いつもは、もう少し高く登るんですが、今年は笹の葉がすごくて、ここで精いっぱい
この日は10月25日。
紅葉が下界に、広がりつつあります。
紅葉の雄峰ライン。
アップで写してみた。
この景色の中を、帰ります。
天空のドライブは、めっちゃ気持ちイイ
高知と愛媛の県境で。
記念碑
元は営林局の林道であったのを、本川村が貸与を受けて三億二千余万円を投じて整備完成しました。
今は、本川村はいの町に合併されて、「いの町道瓶ヶ森線」となっています。
三億二千万円。小さな本川村には、大変な出費だったのでは。
神鳴池の伝説
「本川村の民話の中に、神鳴池はおも池と呼ばれ、ブナモミの大木が茂り深い池であった。ある年の夏、日でりが続き、作物が枯死寸前のとき、村人がおも池の水を雨にと願い、雨ごいの祈願を地元の祈祷師芳太夫にたのんだ。おも池で祈願中に、池の主の化身である蜘蛛が、池からでてきて芳太夫の袴のすそに糸をつけたが、この糸を祈願の杓でブナの大木の根元につけかえたところ、突然大音響とともにブナの大木が池の中に引きこまれた。芳太夫は驚き「主は何処に」と祈ると「汝の投げ入れる物の沈むところに」とおつけがあった。芳太夫は近くにある五寸角、長さニ尺の石をとり、水ぎわにおいた。石は池の真中まで泳ぐように移り沈んだという。以後池の主に恐れをなして、誰も池に近づくことがなかったと伝えられている。昭和49年から林道開設の調査が行われたとき、おも池の中心付近で発見された石が、おも池民話の石であることが確認された。」
そして、吉野川の水源地となっているそうです。
・・・写してみた
記念碑に書かれていた、神鳴池の跡地。
・・・撮ってみた
吉野川源流の碑
わ、分かり辛いね。