高知は、海のイメージが強いですが、
東西に長く北側はすべて四国山脈にせっしており、全国一の森林率となっています。
特に馬路村や北川村を中心とした山間部には、魚梁瀬杉という美しい杉があり、
日本三大 杉美林にかぞえらています。
むかし、太閤秀吉が大仏殿を建てる際に、
全国から良材を集めた中で、
第一に土佐、第二に九州、第三に信州木曽・紀州熊野の
順番で木材を選んだと記されています。
明治になり木材の需要が高まり、国内最大規模の魚梁瀬森林鉄道が開通しました。
馬路村、北川村、安田町、田野町、奈半利町の5町村を走った
魚梁瀬森林鉄道の総延長は250㎞もありました。
長くなりましたが、もう少し。。。
当時、馬路村には「馬路営林署」「魚梁瀬営林署」が在り、
魚梁瀬営林署は林野庁の出世コースとして知られ、
多くの方が魚梁瀬営林署長を経て林野庁長官に就任されたそうです。
「魚梁瀬杉」が営林署・営林局の財政を支えていたことが伺えるエピソードです。
以上、「銘木・魚梁瀬杉」でお勉強しました
もしも興味があれば、こちらも。
写真を趣味にしてると、だんだん博学になります 笑(≧∇≦)
県道12号線沿いの展望所から、魚梁瀬ダムを望みました。
遠くまで、美しい杉林が広がっています。
日本三大 杉美林の魚梁瀬杉です。
画像は「魚梁瀬森林鉄道遺産」からお借りしました。
旧魚梁瀬森林鉄道巡りは、安田町から出発して、田野町に降りて来ました。
すべて回りましたが、写真はピックアップした箇所のみ掲載します
11月14日撮影
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