「犬吠橋」
犬が吠える橋と書いて、イヌボウバシと読みます。
「五味随道」の碑にあった、犬に木材を引かせていたという説明文が脳裏をよぎります。
辛くて吠えたのでしょうか。
ともあれ、この衝撃的な姿。
中央部分がへこんでいます。
2016年、想定を超える重量の車両が、無理に通行したために、
下部が4カ所も破断し、上部のコンクリート部分には亀裂が出来たとの事。
現在は、鉄骨で支えている状態です。
歩道橋として修復中だそうですが、完成予定の2020年を超えてしまっています。
今は、コロナ非常事態で、予算が取れないのかもしれません。
まあ、そのうちに完成するでしょう。
歩道橋として残してくれるのなら、うれしいです。
完成したら、見に来ようと思います。
記念写真を撮りました。
・・・。
あんた達は、しあわせだね。
旧魚梁瀬森林鉄道に沿って、安田川を上ってきましたが、
ここで魚梁瀬ダムに着きました。
旧魚梁瀬森林鉄道は、
魚梁瀬ダム完成と同時に全線廃止になり、一部はダムに沈みました。
魚梁瀬杉は、新しく完成した道路をトラックで運搬するようになり、
その役目を終えました。
同時に、時代は以前ほど材木を必要としなくなり、
トラック運搬だけで十分まかなえるようになったのです。
ここからは奈半利川を、旧魚梁瀬森林鉄道の跡に沿って、下ります。
旧魚梁瀬森林鉄道の跡は、大抵は今も道路として使われています。
車で走っていると、こんな隧道をいくつか通ります。
歴史を知らない頃は、
この道のトンネルはなぜ狭いのだろうと、不満に思っていましたが、
今は、出来るだけこのまま残してほしいと願います。
11月14日撮影
ご訪問ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます