土佐写ん歩♫

「私と桃里麻鈴のしあわせ色」から改名しました。
どうぞよろしくお願いいたします。

旧魚梁瀬森林鉄道を巡る「犬吠橋と魚梁瀬ダムと隧道」

2021-11-22 | 東部(安芸・室戸)

 

「犬吠橋」

犬が吠える橋と書いて、イヌボウバシと読みます。

五味随道」の碑にあった、犬に木材を引かせていたという説明文が脳裏をよぎります。

辛くて吠えたのでしょうか。

 

ともあれ、この衝撃的な姿。

中央部分がへこんでいます。

2016年、想定を超える重量の車両が、無理に通行したために、

下部が4カ所も破断し、上部のコンクリート部分には亀裂が出来たとの事。

 

 

 

 

現在は、鉄骨で支えている状態です。

 

歩道橋として修復中だそうですが、完成予定の2020年を超えてしまっています。

今は、コロナ非常事態で、予算が取れないのかもしれません。

まあ、そのうちに完成するでしょう。

歩道橋として残してくれるのなら、うれしいです。

完成したら、見に来ようと思います。

 

 

 

 

記念写真を撮りました。

・・・。

あんた達は、しあわせだね。

 

 

 

 

旧魚梁瀬森林鉄道に沿って、安田川を上ってきましたが、

ここで魚梁瀬ダムに着きました。

 

旧魚梁瀬森林鉄道は、

魚梁瀬ダム完成と同時に全線廃止になり、一部はダムに沈みました。

魚梁瀬杉は、新しく完成した道路をトラックで運搬するようになり、

その役目を終えました。

同時に、時代は以前ほど材木を必要としなくなり、

トラック運搬だけで十分まかなえるようになったのです。

 

 

 

ここからは奈半利川を、旧魚梁瀬森林鉄道の跡に沿って、下ります。

 

旧魚梁瀬森林鉄道の跡は、大抵は今も道路として使われています。

車で走っていると、こんな隧道をいくつか通ります。

 

 

 

 

歴史を知らない頃は、

この道のトンネルはなぜ狭いのだろうと、不満に思っていましたが、

今は、出来るだけこのまま残してほしいと願います。

 

 

 

11月14日撮影

ご訪問ありがとうございました。

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