やっぱり!だった
に乗るとザコシン(座骨神経痛)が出るのだ。
遠距離介護になくてはならないだが、腰が滑っちまってる私には少々辛い道中だったわけだ。
ドクターナンチャラとか言う高い座布団敷いて、腰にコルセット締めて臨んだが、ザコシンのヤツが左脚外側から指先にかけて暴れたがってる気配。
ザコシンの挑発に負けないよう、富士川と海老名のSAでしっかり休憩をとった。さあ綾小路きみまろのCD聴きながら帰るぞ
父親の通院、その他モロモロ支度のために又静岡に来ている。
4週毎と12週毎に病院から大量に渡される薬の仕分け作業をしていたらこんな時間になってしまった。
父がシャッキリしていたのは夕食を食べるまでだった。好きなロールキャベツを食べ終わった頃には、ホッと気が緩んだのだろうか。見事なボケっぷりで驚かせてくれた。
やりとりをはたで聞いてたらまるで落語みたいだろうな。
今交わした話の内容を話し終えた途端に忘れているから、同じ話がエンドレスで続いていく。
もう笑うしかない。
その上大変な事がわかった!
なんと緑内障の目薬を点すのを勝手に止めてしまっていたのだ。
「忘れた」のではなく「説明書」に書いてあることがややこしいんだか、面倒臭いんだかで、アタマにきたから点すのを止めた、とこうだ。
強い薬だから眠る前に点し、目の周りにつくから顔を洗ってからやすむんだ、と電話で私に説明していたときは何でもなかったのに。どうして突然!?
さすがにアタマに来て「失明してもいいの!?一番好きな読んだり書いたりが出来なくなるのよ!目が見えなくなったら私だって困るんだから。『迷惑かけて悪いね』なんて言うけど、悪いと思うならチャンと目薬してよ!」と言ってしまった。
私が困る…か。なんて言い草だ。本音だけど言っていいことではないよな。
判断力や理解力が急激に衰えていく父をみるのが辛い。夏にはあんなにカッカッと頭から湯気出して私を罵倒し攻撃してたのに。
言うだけ言ってそっと覗いたら、父は目薬を点していた。ホッとしたけど気持ちは苦い。