夕立だ!
2010-07-05 | 日記
FMラジオでジャッキー・チェンの「ベスト・キッド」が話題にあがっていた。
昔々のこと、
マリコさんがまだ幼かった娘のユウキちゃんと都内を歩いていたら
偶然ジャッキー・チェンと出くわしたんだそうだ。
思わず手を振ったら、彼も二人にニコッと笑いかけて手を振ると車に乗り込んでいった。
去っていく車を見送りながらユウキちゃんが
「いつも映画を観てたからわたしたちのこと覚えていてくれたんだね!」
と嬉しそうに言ったんだって
そんな事をふと思い出した。
マリコさんは小柄でボーイッシュな人で
夏になるとショートパンツでどこへでも歩いていった。
マリコさん夫婦と娘2人でお鮨屋さんやお蕎麦屋さんに行くと
いつもお茶がひとつとお水が3つ来るんだよ、と笑っていた。
若く見える、というより子どもに見える可愛いヒトだった。
その話を大笑いして聞いていたイマイさんが
「だからジャッキー・チェンは可愛い子どもがいると思って手を振ってくれたんだよ!」
と言って、私たちもそうだそうだ、なんて他愛なく騒いでいた。
一昨日、夜中近くに携帯が鳴った。
知らない番号だからどうしよう、と思いながら出てみたら
イマイさんからで
「マリコさんが死んだ」と知らせてくれた。
マリコさんは10数年前、家族と行ったお蕎麦屋さんで倒れた。
「もやもや病」という病気があることを知ったのはその時だった。
ジャッキーチェンのことから丁度思い出してたんだと言うと
「あのときのユウキちゃんも結婚したよ。
お転婆だったのがウソみたいに綺麗になっちゃってさ…」
…仕方ないよ。仕方ないね。」
言う言葉も見つからず意味無く2人で言い合って電話が切れた。
夕立もっと降れ!
昔々のこと、
マリコさんがまだ幼かった娘のユウキちゃんと都内を歩いていたら
偶然ジャッキー・チェンと出くわしたんだそうだ。
思わず手を振ったら、彼も二人にニコッと笑いかけて手を振ると車に乗り込んでいった。
去っていく車を見送りながらユウキちゃんが
「いつも映画を観てたからわたしたちのこと覚えていてくれたんだね!」
と嬉しそうに言ったんだって
そんな事をふと思い出した。
マリコさんは小柄でボーイッシュな人で
夏になるとショートパンツでどこへでも歩いていった。
マリコさん夫婦と娘2人でお鮨屋さんやお蕎麦屋さんに行くと
いつもお茶がひとつとお水が3つ来るんだよ、と笑っていた。
若く見える、というより子どもに見える可愛いヒトだった。
その話を大笑いして聞いていたイマイさんが
「だからジャッキー・チェンは可愛い子どもがいると思って手を振ってくれたんだよ!」
と言って、私たちもそうだそうだ、なんて他愛なく騒いでいた。
一昨日、夜中近くに携帯が鳴った。
知らない番号だからどうしよう、と思いながら出てみたら
イマイさんからで
「マリコさんが死んだ」と知らせてくれた。
マリコさんは10数年前、家族と行ったお蕎麦屋さんで倒れた。
「もやもや病」という病気があることを知ったのはその時だった。
ジャッキーチェンのことから丁度思い出してたんだと言うと
「あのときのユウキちゃんも結婚したよ。
お転婆だったのがウソみたいに綺麗になっちゃってさ…」
…仕方ないよ。仕方ないね。」
言う言葉も見つからず意味無く2人で言い合って電話が切れた。
夕立もっと降れ!