タイトルに惹かれ観てきたメキシコ映画。
メインの母と娘のストーリーはかなり深刻だし、
メキシコの社会問題もしっかり見えてくる。
とってもリアルな物語なのだけど
美しい映像、心地いい音楽、素晴らしい女優たちにすっかり魅了された。
ハーブ研究者の母親ララの家の庭はもちろん、
机の色や細工のはいった椅子
外壁に掛けられた大小様々なブリキの盥
薬草図鑑(?)の中の植物の素朴で愛らしいイラスト
干したり漬けられたりしたハーブ
そんな小道具たちを見ているのもとても楽しかった。
アルツハイマーで崩壊していくママと介護する娘の物語なのに
楽しかった、なんて変かな。
最後のシーンは「えっ」だし・・・
それにしても・・・
今日の観客はわたし一人だった・・・悲しい。
場所はシネマート六本木
http://www.action-inc.co.jp/hierbas/trailer.html