カラッポにするのは難しい

2011-07-06 | 介護日記

リサイクル屋さんに冷蔵庫・クーラー・食器棚・テーブル・カウンターチェア・その他を

1万7千円で引き取ってもらった。…払ったのは私

ヘルパーさん6人と私たち夫婦で1時から5時まで片付けて

なんとかカラッポに近づく。

あまりの大変さに

「私たちの荷物も生きているウチに整理しなきゃね!」

とオットと話しながら帰ってきた。

とりあえず屋根裏部屋に置いてある段ボール詰めの本や

滅多に着ない服や靴やや貰い物の人形やぬいぐるみや

壊れたキーボードや三味線や電話機を捨てなければ

今なら何でも捨てられる気がする

気がするけど今は暑すぎて難しいかな


ワリキル…

2011-07-05 | 介護日記

明日の作業で両親の住んでいた部屋は空っぽになるだろう。

賃貸の団地に住んでいたので明け渡さなければならないし、私も早く全てを終えてしまいたかったので片付けを急いだ。
明日という日を選んだのも私だ。
それなのに今日になって急に何ともいえない喪失感に襲われている。
私が育った小さな家はもうとっくに無いし、この団地には何の思い入れも無かったはずなのに…。


新しいバリアフリーのこの団地に入居した10年前、
母が張り切って買ったバカでかいテーブルや食器棚、冷蔵庫もカーテンも。
3日かけてようやく整理した写真や資料、本、CDの残りも。
明日にはゴミになる…

だけど、テレビや電子ピアノそのほかめぼしい電気製品はそれぞれお世話になった皆さんに貰って頂いたし、明日は演劇研究所の人が演劇書のバックナンバーも、戯曲集も、その他役立つものは全部稽古場に運んで図書館(文庫?)にすると言ってくれている。

これでいいのだ!

と思うことにする。


オカタヅケ2

2011-07-03 | 介護日記

これは父が若い頃よくやっていた切り紙。
アルバムに挟み込んであったものだ。剥がそうにも剥がれなかったので写真を撮ってみた。



世の皆様は遺品の整理をどうしているのだろう。

何を捨てて何をとっておくべきか全くわかりませ~ん!

モノが有り過ぎ!

一人っ子はつらい!


傾斜

2011-07-02 | 日記

先月の29日、すなわちおととい

マイミク「おはようおじさん」の芝居を観た帰り、

みきちゃん&チクロ育ち、わたしの3人でカラオケに行った。

チクロ育ちさんが入れた「傾斜」(中島みゆき)

リフレインの部分をそうだそうだと思いながら一緒に大声で歌ってスッキリ

 

歳をとるのは素敵なことです そうじゃないですか

 忘れっぽいのは素敵なことです そうじゃないです

 悲しい記憶の数ばかり

 飽和の量より増えたなら

 忘れるよりほかないじゃないですか~

 

89歳の父の一番の悩みが物忘れだった。

ショートステイ先で井上ひさしの“父と暮らせば”を読みかえした後

「やった事があるのは覚えているんだが、どうやったのか何一つ思い出せないんだよ」

と悲しそうに言っていた。

最後に父と会った日の、それが最後のまともな会話だった。

私はどんな返事をしたのだったか・・・。

悲しい記憶を忘れるのはいいけど、誇らしい記憶も消えてしまうのは辛かったろうな。

 

お芝居は日曜日までやってる。http://blog.livedoor.jp/ohayouozisan/archives/51739772.html

売れない芸人の通夜の出来事を描いた芝居を観ることで

父親への供養の仕上げをしようという魂胆でした。

矢野陽子さんかっこいい

 

xの前で終演を待っててくれたチクロ育ちさん、ありがとう。

うれしかっただ・・

この次はみんなで高円寺だね。

 

 


桂君!ハ~イ!

2011-07-01 | 猫達や犬やメダカや
こんな顔してるのは具合の悪いときだけ!

お医者さんに行ってヤクが効いてくると、もうジッとしていられない。
「外に出せ!じゃないとカーテンにシッコしちゃる!」と脅かされて、ちょっと外に出してやったら30分後にお土産持って帰ってきた、小さな小さなネズミの赤ちゃん…。参ったな。

桂!私は誉めてやらないからね。



父の本棚から持ってきたミニ角帽が良く似合う桂君