こだわりの 一曲 「ブルーライト ヨコハマ」
昔 街に流れていたこの曲
そう 流行曲と云うのはこう云う曲を言うのだ
とにかく流行った、いつでもどこでもこれだった
今考えると石田あゆみの歌い方はバイブレーションがなく、それでも
力の入れる所は入れて、特徴のある歌い方だった。
この発声方法は荒井由実にも見受けられ、
「どう? 上手いでしょう」という悪い意味のバイブレーションではなく
新鮮な響きがあった。
作った故 筒美氏もこれは最初の頃の作品ではないかな
この辺りから数十年もメロディーメーカーとして和製ポップス界に君臨する事となる
吉田拓郎も、桑田圭祐も一目おく尊敬に値する作曲家の力がこの
「ブルーライト ヨコハマ」から始まる。歴史的な曲です。
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普通・アメリカナイズされたものやビートルズのどこか匂いがする作りが
多かったが、筒美氏は新風を吹き込みそれから最近 亡くなるまでに
気の遠くなるほどのヒット曲を創出した。
思い出す。
独特の曲風だが、無理はなく歌いやすく口ずさめるこだわりの一曲
「ブルーライト ヨコハマ」よ、久しぶりに聴いてみよう