くま「最後まで無愛想な鳥だなあ～。」
ヒロ「実はうれしいんですよね。ほら、ちょっと口角上がっているでしょ？」
くま「そんなん、わかるかぁ～～。」
くま「最後まで無愛想な鳥だなあ～。」
ヒロ「実はうれしいんですよね。ほら、ちょっと口角上がっているでしょ？」
くま「そんなん、わかるかぁ～～。」
くま「最後まで無愛想な鳥だなあ～。」
ヒロ「実はうれしいんですよね。ほら、ちょっと口角上がっているでしょ？」
くま「そんなん、わかるかぁ～～。」
ヒロ「見つかりましたよ～。花食い鳥、グッジョブですね。」
くま「花食い鳥で良かったな。虫食い鳥ならエラいことになってたわ。」
ヒロ「…想像したくないですね。」
ヒロ「花食い鳥、なんか良い仕事してる予感がしませんか？」
くま「動いてるのは認めるが、こいつにひとこと言いたい。」
ヒロ「はい？」
くま「ばらまいた花は後でちゃんと完食すべし。」
くま「あっけなく花ばらまき犯が見つかったな。」
ヒロ「犯人呼ばわりしないでくださいよ～。」
くま「花食い鳥のくせに食べずに捨てるとは罪が重いぞ。」
ヒロ「何か意味があるんですよ、きっと。」
くま「何？この急に明るい場面転換は。」
ヒロ「パッと華やかでいいでしょ？」
くま「花をぶちまけた犯人は誰だ～？って、ほぼ察しはつくがな。」
ヒロ「まあまあ、そこは次回で。」
くま「こりゃいかん、不安が増幅しとる～。」
ヒロ「不安が不安を呼ぶって感じですね。」
くま「この状況で救いはあるのか？」
ヒロ「さて、次回。」
くま「こっこれは大事件に発展する可能性が…。」
ヒロ「さあどうでしょう？」
くま「右から二人目が怪しいぞ。表情に何か含むものがある。」
ヒロ「いやいや単に画力不足ですって～。」
くま「みんなでキノコ狩りか～。楽しそうだな～ってところで弟が単独行動。これまさに不穏の兆し。」
ヒロ「よくお気づきで。」
くま「もしや弟が毒キノコ山ほど採ってきて村中食あたりって感じ？」
ヒロ「そんなヤバい展開はありませんから。」
くま「こいつなかなかの策略家だな。弟に取り入って花食い放題～。」
ヒロ「解釈がやらしいわ。子どもの純な心に惹かれるんですよ。」
くま「そお？下心ありそうな顔してるけど？」
ヒロ「その言葉、まんまお返しいたします。」
くま「この鳥、花食ってる割には顔付きが可愛くないよな～。」
ヒロ「モデルはハシビロコウっていう鳥さんです。ハシビロコウは魚食いですけどね。」
くま「あの有名なしかめっ面で動かない鳥ね。」
ヒロ「花食い鳥は、動きます。活躍？します。お楽しみに。」
くま「実に美味しそうな名前の山だな。」
ヒロ「響きもかわいい、のどかな感じでしょ？」
くま「最後の一行、末尾の『ど』が問題だな。不穏を感じるぞ。」
ヒロ「いや～そんなホラーな話じゃないですよ。では明日。」
ヒロ「3年のブランクを経て復帰いたしました～。」
くま「何やってたの？３年も。」
ヒロ「新型コロナの影響で絵本講座は中止、地元の祭りも中止、絵画教室は自主休会とまあ鬱々の何もしない日々でしたわ。」
くま「んで、みんな再開したんだ。」
ヒロ「そーなんですよ。(涙) これ、夏の絵本講座で作った新作です。期間が短くて荒っぽい仕上がりですが、ご容赦を。」