ロゼット

くま「タイトルの意味がわからんが。」

ヒロ「ロゼット…はですね、植物の葉が冬にめいっぱい光を受けようと地面にべたーっと張り付いたようになる形のことをいうんですよ。」

くま「そういやタンポポがそんな形になっとるなあ。あれ、誰かに踏まれたわけじゃあないのか。」

ヒロ「厳しい冬を生き抜く植物の知恵でしょうねえ。人間にとっては年末年始だお正月だと浮かれる時期ですが、植物は冬至から少しずつ日が長くなって春が来るのをじっと耐えながら待っているわけです。」

くま「うむ…道端の雑草にもドラマを感じるぞ～。」

光を浴びて

ヒロ「お久しぶりです。師は走るわ、寒波はくるわ、選挙はあるわ…とあわただしい年の瀬ですが、年末に向け今年描いた水彩画をアップしていきますね～。」
くま「まずは極小スペースに図太く伸びる雑草めらか？」
ヒロ「違います。『限られた場所でたくましく成長する名もなき草』です。」
くま「ものは言いようだがな。郵便の車は赤くてかわいいなあ。」
ヒロ「たまたま通ってくれてラッキーでした。年末年始は郵便屋さん、大変ですね。」
くま「年賀状、待っとるぞ～お年玉くじ当たりのやつな～。」