春を待つ

ヒロ「日差しにも春の暖かさが感じられるようになりましたね～。」

くま「砂と花粉で染まった黄色い空に春の訪れを実感するなぁ。」

ヒロ「なんかこの時期って心がざわざわするんですよね…。」

くま「なんで？」

ヒロ「好きなTVドラマが終わって寂しくて…違う～！
　　　あのねぇ、年度初めにはあるんですよ～PTAや子ども会や町内会やサークル
　　　の委員や役員や班長や代表の交代が…。それでこの時期はなんとなく落ち着
　　　かないんですね～。」

くま「ふ～ん、で、今は何やってるの？」

ヒロ「某委員と某代表です。まぁ、誰かがやらなきゃいけないし、やれば友人も増
　　　えて楽しいんですけど…あまり一度に重なって欲しくないなぁ。はあぁ。」

くま「この絵の印象とは全く違う心境ね。」

春うらら

ヒロ「先月は開店休業状態でした～。とほほ。」

くま「『２月は逃げる』と言うからなぁ。」

ヒロ「ブログは停滞していましたが、お絵かき活動では動きがありまして…。
　　　『もりのくまさん』というマンガで参加している同人誌が、次号で最終号に
　　　なることが決まりました。あ、上のイラストはそのマンガのキャラです。」

くま「おぉ、他人事とは思えなかった例のマンガか。けっこう長く描いてたろ？」

ヒロ「同人誌は７年の歴史ですが、私は中途参加なので４年余り。締切り破りの常
　　　連でしたが、原稿落ちはなかったですね～。」

くま「別に自慢じゃねぇだろ、それ。」

ヒロ「でも不思議なもので、このマンガは大学に入学して東京でくまと暮らし始め
　　　た女の子の話なので、約４年で連載終了というのはちょうど機を得たかな…
　　　と思えるんです。」

くま「ま、次最終回なら、きばって描けよ～！」

ヒロ「もちろんですよ。代表の方にお願いして、最終号は増ページとなりました。
　　　代表さ～ん、ありがとうございました～！長い間お世話になりました～！」

くま「『お世話かけました』だろ？」