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オバマ氏 広島訪問へ 現職米大統領で初、5月27日で調整

2016-04-22 15:44:35 | 日記
オバマ氏 広島訪問へ 現職米大統領で初、5月27日で調整
2016/4/22 14:00日本経済新聞 電子版
 米政府はオバマ大統領が5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の直後に被爆地、広島を訪れる方針を固めた。サミットが閉幕する27日に訪問する日程で日本側と調整する。1945年8月6日に原爆を投下した米国の現職大統領が広島を訪れるのは初めて。「核兵器なき世界」を掲げるオバマ氏は、広島で核廃絶を訴える演説をする計画だ。

 複数の米政府高官が日本経済新聞の取材に明らかにした。高官は「(中東、欧州を訪問中の)オバマ氏が首都ワシントンに戻ってから(広島訪問を)速やかに決めたい」と明言した。日本政府には5月上旬に正式に伝える考えを示唆した。

 別の高官はオバマ氏の訪問時期に関して「サミットの日程に影響がないようにするだろう」と述べ、サミットが閉幕する27日の訪問を日本側に打診する意向を表明した。4月上旬のG7広島外相会合の際にケリー米国務長官が訪れたのと同様に、オバマ氏は米軍岩国基地を経由して空路で広島入りする見込みだ。

 高官はオバマ氏の広島の演説に関して「日本人や核不拡散を望む人々に重要なメッセージを発信したい」と説明した。中国や韓国などアジア諸国・地域にも配慮した内容になると指摘した。

 広島平和記念公園では献花を検討している。「原爆投下は戦争の早期終結を促した」という米国内の肯定論を踏まえ「謝罪外交」との批判を受けないよう細心の注意を払う。オバマ氏の広島入りに伴い、安倍晋三首相も同行する方向だ。

 オバマ氏は2009年4月、チェコの首都プラハでの演説で「米国は原爆投下の道義的な責任がある。核廃絶の先頭に立つ」として「核兵器なき世界」を提唱した。同年にノーベル平和賞を受賞した。オバマ氏が広島を訪れることにより、日米同盟関係は新たな段階を迎える。

 09年に初めて訪日した際、広島など被爆地の訪問について「在任中に訪れることができれば、光栄だ」と語り、意欲を示していた。それでも過去3回の訪日では、米国内の慎重論を重視し、広島などの被爆地を訪れなかった。

 今回、オバマ氏が広島訪問に踏み切るのは、在任中の「レガシー(政治的な遺産)」づくりを優先する側面が大きい。任期の最終年に当たり、今回を逃せば、広島を在任中に訪れるのは難しくなるからだ。4月に米閣僚として初めて平和記念公園を訪問したケリー氏をめぐる米国内外の反応を見極めていたが、反発は少ないと判断した。

 米紙ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズはオバマ氏の広島訪問を相次いで支持する立場を打ち出していた。

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