ひろのギターで息抜き

趣味のギターで息抜きしてジャンジャン鳴らしてます!

やさしい麦茶CMが炎上なしで母を描けた理由

2017-08-04 11:14:20 | 日記

 



 






 広い野原に誰かが置いていった小さなボートがポツンとある。主人公のムギちゃんはここに来ると、気分がよくなって歌いたくなる。ここへ来る前にママからしかられて、いろいろな怖~い顔のママを想像しながら歌い出す。

 「ママの怒った顔はーシーサーに似ているー♪」「ママの怒った顔はージャミラの時もあるー♪」「モアイの時もあるー♪」

■「やさしい麦茶」CM、ママあるあるに共感殺到

 ムギちゃんの歌う姿がとにかくかわいいと評判なのが、サントリー食品インターナショナルの「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」のCMだ。実感を伴ったリアルな「ママあるある」にも多くの共感と注目が寄せられて、6月度調査で作品別CM好感度の1位となった。




 CM好感度調査のモニターの感想を見ると、世代を問わずに好感を持たれていることがわかる。子どもたちからは「歌がおもしろい」「うちのお母さんもそうだな」や「たしかに」「学校でも人気がある」などと、納得したり共感したりする意見が多数あった。

 ママ世代からは「ほんわか笑顔にさせてくれる」「くすっと笑ってしまう」と心なごむ一方で、「子育てをしているとイライラすることが多いが、優しいのが一番という言葉にハッとさせられた。心のゆとりが大切ですね」「確かになるかな……。やさしい麦茶で心を落ち着かせます」「子どもにそう思われてるのかな……と思った」「ママはみんな同じだと思いました」「その通りかも」などと自身の子どもとの接し方を振り返り、複雑な心境を明かすママもいた。




 また、少し上の世代からは、「子育て時代はそんな顔をしてしまうものです。でも、やさしいのが一番!」など、子育て時代を懐かしむ、おばあちゃん目線の感想も寄せられた。

 母親や子育てに関するテーマはデリケートな部分も多く、最近母親の“ワンオペ育児”を連想させるとしてあるWEB動画が炎上したように、描き方を間違うとリスクが伴う。

 こうした状況の中でも、やさしい麦茶のCMは「ママの怒った顔」を子ども目線のキャラクターで象徴的に描くことで、リアルな「ママあるある」をユーモラスな形に転嫁させている。ここが、全世代から好感を持たれているゆえんだろう。




話題のビットコイン!

2017-08-02 12:53:57 | 日記
ビットコイン新通貨「BCC」誕生 分裂騒動収束へ
2017/8/2 11:06 (8/2 12:09 更新)
国際
 代表的な仮想通貨ビットコインが日本時間2日未明に分裂し、新通貨「ビットコインキャッシュ(BCC)」が誕生した。ビットコインの取引急増に対する解決策がまとまらず、中国の一部事業者が新通貨をつくった。分裂で2つの規格が併存するが、決済の中心は引き続きビットコインの見通し。各取引所は順次、ビットコインの入出金を再開予定で、先月から急激に高まった分裂騒動はいったん収束に向かう。


 複数の国内仮想通貨取引所によると、日本時間午前3時ごろに分裂に必要な作業が完了した。分裂を主導した中国の事業者、ヴィアBTCは公式ツイッターで「BCC、世界へようこそ」と投稿し、新通貨の誕生をアピールした。

 ビットコインは最近の仮想通貨ブームで取引が急増し、取引確定に時間がかかっていた。処理容量引き上げの手法を巡り、複数の業者同士が対立。ヴィアBTCが新通貨BCCをつくる構想を表明していた。


取引されるビットコインキャッシュを示す画面
 分裂によりビットコインと同量のBCCが誕生。国内の各取引所は原則としてビットコインの保有量に応じ、利用者にBCCを無償で付与する。2つのコインを合わせた価値は理論上、分裂前のビットコイン価格と同水準だが、今後は需要などで価格が変化する。

 BTCボックス(東京・中央)は午前5時45分にBCCと円の交換を始め、初値は2万円だった。正午時点では6万円前後まで上昇した。

 一方、情報サイトの米コインデスクによると、ビットコインの価格は2700ドル(約29万8000円)前後で推移する。分裂作業が実際に表面化した1日夜と同水準の値動きで、「当初想定したより安定している」(国内取引所)という。

 分裂による取引履歴の消失など不測の事態を避けるためビットコインの入出金を一時停止していた各取引所は順次、取引再開を予定する。「ビットポイントジャパン」を運営するリミックスポイントは「大きな混乱は見られない」として、2日午後4時をメドに再開予定。ビットバンク(東京・品川)も安全性を確認して2日中にも再開するという。

 ビットコインに対抗する形で生まれたBCCだが、海外送金や物販などの決済手段としては引き続きビットコインが主流になるとの見方が大半だ。すでにビットコイン決済を導入しているビックカメラは「BCCの取り扱いに関しては未定」(広報担当者)としている。情報サイトのコインマーケットキャップによると、ビットコインの時価総額は5兆円前後と仮想通貨全体の約半分を占める。

 BCCの誕生で、ビットコイン分裂騒動はいったん収束に向かう。ただビットコインは11月に処理容量の引き上げを予定しており、その手法を巡り、騒動が再燃する可能性が残る。

 ▼ビットコイン 世界中で約800種類あるインターネット上のお金「仮想通貨」の代表格。取引履歴を複数のコンピューターが記録するブロックチェーン(分散台帳)という仕組みで管理する。台帳の新しいページをつくり、取引記録を取りまとめるのがマイナー(採掘者)で、BCCを主導したヴィアBTCは中国のマイナー大手。
 日本では4月に改正資金決済法が施行され、仮想通貨が決済手段として認定された。安い手数料で決済や国際送金ができる点も評価され、取引する企業や個人が急増。ビットコインは発行量に上限があるため、購入者が多いほど価格が上がりやすい。ビットコイン価格は年初から約3倍に上昇し、時価総額は5兆円前後まで膨らんでいる。