頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

こがねさんさようなら。

2013-11-15 05:22:58 | 「こがね」のことについて
こがねさんが亡くなっているのを先ほど発見しました。
お薬を飲ませようとした所、もう動いていませんでした。身体も硬くなっていました。
口元が苦しそうに開いていて、舌も出ていました。

最後の最後まで生きることを諦めませんでした。美味しくないはずのペレットも一生懸命食べていました。歩くこともままならないにも関わらず、転がり落ちるようにしてトイレや水を飲みに移動していました。

こがねさんがもう死にそうなことを心配していると、笑われたこともありました。病気であることをネット上で相談したところ、飼い方が悪かったのだから諦めろと言われたこともありました。

こがねさんが息を引き取って、やっと楽になれたとは思っていません。最後の瞬間まで苦しみ抜いたと思います。嫌いな薬を毎朝毎晩飲まされて、私を嫌いになったことでしょう。

そろそろ薬が無くなるから朝になったら病院に連れて行こうかなと思っていたところでした。今はケージの上に保冷剤を置いて、こがねさんの身体が傷まないようにしています。

いままでありがとう、なんて勝手なことは言えないです。こがねさんは私を喜ばせるために生きてきたわけでも、生まれてきたわけでも無いのだから。

もしかしたらもうダメかもしれない、と思ってから、随分たくさんの日にちを生きてきました。ハムスターの一日は人間にして10日以上とも聞いたことがあります。

つきっきりで世話をしていたためか、逆に今は悲しいとかそういう感情がありません。やれるべきことをやり遂げようと思います。

こがねについてご紹介

2013-09-21 14:12:41 | 「こがね」のことについて


名前:こがね
種類:ゴールデンハムスター(キンクマ)
性別:♂
生年:2010年10月中旬
出身:日本

2ちゃんねるの「買って良かったスレ」に「買ってよかったのはゴールデンハムスター!今は手を差し出すと腕によじ登ろうとしてきます。癒やされる~」という書き込みがあったのを発見し、ハムスターなら場所的にも金銭的にも余裕があるかな、と思って飼育を決意。
何処かで、メスよりもオスのほうが穏やかな性格をしていると耳にして、オスを目当てにペットショップへ。

こがねはすごいところで飼われていた。
縮こまるのがやっとの金網ケージの中に飼われていた。給水器をつける場所もないので、どうやって水分を得ていたのか未だに疑問だ。

過去にジャンガリアンの「ねずみ」を飼っていたことはあったが、何分子供の頃のことなので、店員さんに必要なものや飼い方を教えてもらう。うっかり悪名高いハムスターボールまで飼ってしまう(一回も使わなくてよかった)。

店にあった中で一番大きく、使いやすそうに見えた「ハムポット」に白樺のマットを敷いて、我が家にお出迎えした。
今思えば狭すぎたのだろう。
こがねはずっとハウスに閉じこもっていて、手乗りになることもなく、私は「臆病な子なんだな」と勘違いしていた。
それに気づいたのは3歳直前になってから…

少し迷ったが「ミニデュナ」にお引越ししてからは、元気に穴掘りしていたり、多少足腰がよたつくものの楽しそうだ。
少しの間になるかもしれないけれど、元気な姿を見られてよかった。