昨日のお世話の様子をブログにあげたあと、こがねさんはものすごく苦しそうに呼吸をしていました。首を巣箱の入り口にもたげたまま、心臓の音に合わせて、パクパクと口を開けて呼吸をしていました。今夜が峠だろうか。この様子だと急いで病院に行っても、逆に体力を消耗させてしまうかもしれない。私はこがねさんの生命力に賭けるしかありませんでした。
朝四時。いつも通り薬を飲ませるために目を覚まします。こがねさんは、苦しそうではあるもののまだ息がありました。負担をかけないようにスプーンに薬を入れて舐めさせようとしましたが、舐めてもらえません。仕方なく、保定して飲ませます。逃げようとするものの、動きがかなり鈍っているため容易に捕まえられてしまいます。
どうにかちゃんとお薬が飲めたので、ご褒美に好物のサプリを手に乗せて渡します。こがねさんは手のひらの上の錠剤を頬袋に入れると、私の指の匂いを嗅ぎ始めました。やがて指を口にくわえようとしたので、そのまま見ていると、一気にガブリと歯を立てられました。一瞬にして指先から血が溢れ出してきてシーツを汚します。この時私はこがねにとって自分がどういう存在だったかを理解した気がします。
二度寝して日が昇る頃、薬も無くなってきたことだしやはり病院に行こうとこがねさんを連れて病院に向かいました。しかし、休診日でした。家を出る前に私が診察日をちゃんと確認していればとひどく後悔しました。
こがねさんをケージに戻して、餌皿、給水ボトルを巣箱にうんと近づけて設置しました。こがねさんは頭をもたげた姿勢のまま、巣箱の入り口に置いたブロッコリーを少しずつかじっていました。そんな状態でもトイレには起きてきて、よろよろと這うようにトイレに向かいます。用を足したあともよろよろと体を引きずって、時折転びながら巣箱に戻っていきました。

今夜は、ハロウィンらしいのでかぼちゃです。こがねさんは生のかぼちゃが大好きです。ふかしてしまうと、嘘のように食べなくなります。こまかく刻んだカボチャを荒く潰します。このサイズのすり鉢とすりこぎは100均でも入手可能ですが、ペットショップの場合、鳥のコーナーに置いてあることが多いです。

少しお湯を入れた餌皿にペレットを入れます。全く硬いものが食べられないわけではありませんが、食べることへのストレスを減らし、またふやかすことで香りを立たせ食欲増進につなげようと思いました。タンポポ、オオバコも一緒に入れます。

もうほとんど動けないはずなのに、ごはんの支度をしていると察して、こがねさんが出てきました。

お湯でふやかしたおかげか、ペレットのお皿にまず向かいました。一生懸命オオバコを口に入れていました。

カボチャを口に入れています。巣箱に持ち帰るつもりです。

なんだか、こんなに美味しそうにものを食べるこがねさんの姿を見るのは、随分久しぶりな気がしました。
今朝、病院から帰ってきたらどっと疲れて、まだ午前中にも関わらず昼寝をしました。そうしたらなんだか変な夢を見たのです。
私は今の家でやっぱり生き物を飼っていて、フクロモモンガと同じ金網のケージにジャンガリアンハムスターが2匹同居していて、あと一つ何が住んでいたか忘れてしまったけどやはり金網のケージがあって、そしてもう一つ、こがねさんのケージもありました。なぜかはわからないけど、今の衣装ケースではなくこちらも金網の中にいました。
私が「こがね」と呼ぶと、本当のこがねの姿とは似ても似つかないジリスのような焦げ茶色の大きな生き物が出てくるのですが、私はそれを見て「ああ、これはやっぱりこがねだな」と思うのです。
ジリスはハムスターと同じように地中に穴を掘って生活するといいます。
まだこがねさんがちゃんと生きているうちにこんなことを言うのはあれですが、もしかしたらこがねさんは生まれ変わったらジリスになるのではないかと思いました。
あと、フクロモモンガと同居していたジャンガリアンハムスター2匹…あれは、「ねずみ」たちなんじゃないかなと思いました。
本当に少し前まで、今日はどんな野菜を食べてくれるかな?と料理もしないのにスーパーに通うのが楽しみだったのに、まさかこんなに早く弱ってしまうとは思いませんでした。ペレットを食べなくなったのも、私が思いつきでいろいろ混ぜたからだと思っていて、もうペレットがなかなか食べられない体だとは思わなかったのです。薬を飲み続けていれば、一年とは言わなくても半年くらい、もうちょっと一緒にいられると思っていたのです。
もう、こがねさんは、後ろ足で自分の体を掻くことも出来なくなりました。一日というのがこんなに長い時間だと、今まで思ったことはありません。
朝四時。いつも通り薬を飲ませるために目を覚まします。こがねさんは、苦しそうではあるもののまだ息がありました。負担をかけないようにスプーンに薬を入れて舐めさせようとしましたが、舐めてもらえません。仕方なく、保定して飲ませます。逃げようとするものの、動きがかなり鈍っているため容易に捕まえられてしまいます。
どうにかちゃんとお薬が飲めたので、ご褒美に好物のサプリを手に乗せて渡します。こがねさんは手のひらの上の錠剤を頬袋に入れると、私の指の匂いを嗅ぎ始めました。やがて指を口にくわえようとしたので、そのまま見ていると、一気にガブリと歯を立てられました。一瞬にして指先から血が溢れ出してきてシーツを汚します。この時私はこがねにとって自分がどういう存在だったかを理解した気がします。
二度寝して日が昇る頃、薬も無くなってきたことだしやはり病院に行こうとこがねさんを連れて病院に向かいました。しかし、休診日でした。家を出る前に私が診察日をちゃんと確認していればとひどく後悔しました。
こがねさんをケージに戻して、餌皿、給水ボトルを巣箱にうんと近づけて設置しました。こがねさんは頭をもたげた姿勢のまま、巣箱の入り口に置いたブロッコリーを少しずつかじっていました。そんな状態でもトイレには起きてきて、よろよろと這うようにトイレに向かいます。用を足したあともよろよろと体を引きずって、時折転びながら巣箱に戻っていきました。

今夜は、ハロウィンらしいのでかぼちゃです。こがねさんは生のかぼちゃが大好きです。ふかしてしまうと、嘘のように食べなくなります。こまかく刻んだカボチャを荒く潰します。このサイズのすり鉢とすりこぎは100均でも入手可能ですが、ペットショップの場合、鳥のコーナーに置いてあることが多いです。

少しお湯を入れた餌皿にペレットを入れます。全く硬いものが食べられないわけではありませんが、食べることへのストレスを減らし、またふやかすことで香りを立たせ食欲増進につなげようと思いました。タンポポ、オオバコも一緒に入れます。

もうほとんど動けないはずなのに、ごはんの支度をしていると察して、こがねさんが出てきました。

お湯でふやかしたおかげか、ペレットのお皿にまず向かいました。一生懸命オオバコを口に入れていました。

カボチャを口に入れています。巣箱に持ち帰るつもりです。

なんだか、こんなに美味しそうにものを食べるこがねさんの姿を見るのは、随分久しぶりな気がしました。
今朝、病院から帰ってきたらどっと疲れて、まだ午前中にも関わらず昼寝をしました。そうしたらなんだか変な夢を見たのです。
私は今の家でやっぱり生き物を飼っていて、フクロモモンガと同じ金網のケージにジャンガリアンハムスターが2匹同居していて、あと一つ何が住んでいたか忘れてしまったけどやはり金網のケージがあって、そしてもう一つ、こがねさんのケージもありました。なぜかはわからないけど、今の衣装ケースではなくこちらも金網の中にいました。
私が「こがね」と呼ぶと、本当のこがねの姿とは似ても似つかないジリスのような焦げ茶色の大きな生き物が出てくるのですが、私はそれを見て「ああ、これはやっぱりこがねだな」と思うのです。
ジリスはハムスターと同じように地中に穴を掘って生活するといいます。
まだこがねさんがちゃんと生きているうちにこんなことを言うのはあれですが、もしかしたらこがねさんは生まれ変わったらジリスになるのではないかと思いました。
あと、フクロモモンガと同居していたジャンガリアンハムスター2匹…あれは、「ねずみ」たちなんじゃないかなと思いました。
本当に少し前まで、今日はどんな野菜を食べてくれるかな?と料理もしないのにスーパーに通うのが楽しみだったのに、まさかこんなに早く弱ってしまうとは思いませんでした。ペレットを食べなくなったのも、私が思いつきでいろいろ混ぜたからだと思っていて、もうペレットがなかなか食べられない体だとは思わなかったのです。薬を飲み続けていれば、一年とは言わなくても半年くらい、もうちょっと一緒にいられると思っていたのです。
もう、こがねさんは、後ろ足で自分の体を掻くことも出来なくなりました。一日というのがこんなに長い時間だと、今まで思ったことはありません。