頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

六鈎条虫

2014-01-31 12:49:54 | 病気のこと
ときんのことを診ていただいた動物病院さんが、ブログ内にてときんの症例を紹介しています。
下痢で汚れたときんのお尻の写真がありますので、気になる方は閲覧に注意してください。

http://mone-exotic.plimo.jp/mone-exotic-blog/e/post_469.php

この寄生虫には中間宿主がなく、直接中卵を摂取することで寄生するといいます。そして少量であれば無症状であるものの、ときんの場合は大量に六鈎条虫が発生したために死に至ったということです。

ということは、ときんはどこかでこの寄生虫の虫卵を大量に摂取した、ということになります。それがペットショップでなのか我が家でなのかはまだわかりません。様々な要因が考えられるので、現時点では水槽の哺乳瓶用消毒液による消毒と日光消毒を繰り返しています。

ここまで詳しくときんの病気について調べてくださったもねペットクリニック様には、改めて心から感謝の意を伝えたいと思います。同時にとても苦しい思いをさせたときんさんにも改めて謝罪の思いでいっぱいです。

洗う。

2014-01-29 13:20:49 | 住処のこと
大掃除をしていました。
ときんさんが亡くなった直後にも掃除はしていたのですが、あんまり良いお天気なので日光消毒したくなりました。ただでさえ、死因が寄生虫によるものなので掃除は念入りにしておきたいところ。

水槽と回し車は中性洗剤で洗ってベランダで日に当てました。
日光消毒に懐疑的な見方をする人もいます。外に出している間に、別の汚れや菌が付着する可能性があるそうです。晴れた日にしかできない消毒法という点でも頼りないのかもしれません。
ときんさんが亡くなった直後の大掃除では、水槽に水を貯めて哺乳瓶用の消毒液を希釈して消毒しました。これはあとから水を捨てるのがものすごく大変な方法だとやってから気づきました。水を満たした90センチ水槽はいくら頑張っても動きません。

お皿や給水ボトルは桶に水を貯め、哺乳瓶用消毒液を希釈し、消毒した後によくすすぎ洗いをして外で乾かしました。説明書きを見ると、消毒のあとにすすぎはいりませんと書いてあるんですよね。それでもちゃんと赤ちゃんが安心してミルクを飲めるようになっているから不思議。とはいえ相手はハムスターなので、念入りに念入りにすすぎます。
給水ボトルの飲み口が金属製のものは哺乳瓶用消毒液が使えないので気をつけてください。

湯船ほどの大きさがある水槽を洗って拭いて乾かすのは、やはり未だに慣れません。

飼育本を買いました。

2014-01-28 20:44:15 | 「ニンゲン」のことについて
手元に何冊かある飼育本がそろそろ古いかなと思い始めてきたので、新しい飼育本を買ってみました。大泉書店「幸せなハムスターの育て方」…2013年12月15日発行の本です。

ものすごく内容が刷新されている、というわけではないのですが、ハムスターの飼育経験があるがゆえの「慣れ」みたいな物をなるべく取り払って、初心に帰って読んでみました。ゴールデンに必要なケージの広さが30×40センチと、やや狭く設定されているように思います。また、ハムスターが食べられる野菜の中に「サラダ菜」が挙げられていて、新たな発見。食べられそうだけれどレタスのように水気が多くてお腹を壊さないかな、と買わずにいたのです。
私自身の反省すべき点は副食、主に野菜をあげすぎる癖があるところです。ひまわりの種やミックスフードが主食と思われていた時代と違って、今はペレットが主食だということがかなり強調されています。野菜とはいえ食べ過ぎはいけません…。
文体やデザインが柔らかく、読みやすい良書だと思いました。

部屋のすみから何やら音がするとつい振り返ってしまいますが、ああそういえばもうときんさんはいないんだなと我にかえってしまいます。引き取りたいと強く考えているつもりでも無いのに、里親サイトでハムスターの写真を見てしまったり、ふらふらとペットショップでハムスターを眺めてしまったり、飼育本を読み返してハムスターの姿を見つめてしまったりしています。
当初は、某大型掲示板サイトで、ゴールデンハムスターを飼い始めて癒やされる、という奥様の書き込みを見て、ハムスターを飼い始めただけなのに、どうしてこんなにハムスターのことばっかり考えているのかなあという気持ちです。

ついグッズを買ってしまうなど。

2014-01-26 21:52:07 | 「ニンゲン」のことについて
いつかはわからないけどもしいつかまたハムスターが我が家にやってきたら、と思ってハムスターの飼育用品を買ってしまいました。無駄遣いに厳しい夫も今回は一緒についてきて商品を選んでいました。

そしてつい小動物コーナーにも向かってしまいます。いろんなハムスターたちが丸くなっていたけど、そこにはやはりときんさんはいません。こがねさんもいません。二人でしんみりしながら帰りました。

猫を飼ってらっしゃったお友達が「猫の穴は猫でしか埋められない」ということを言っていましたが、今の私達にはよくわかります。今の私たちの心にはハムスター型の穴が空いているんだと思います。

しばらくの間ポエムが連投されると思いますが今しばらくお待ちください。

動物病院さんより。

2014-01-25 20:33:00 | 「ときん」のことについて。
先ほど、ときんさんをみていただいた動物病院の先生から電話がありました。先生は申し訳ないとおっしゃったけど、私としては最後までみていただいて感謝の気持ちでいっぱいでした。

先生から改めて病気についての説明がありました。ときんさんのお腹にいたのは六鈎幼虫(ろっこうようちゅう)という、条虫の仲間でした。先生も獣医になってからハムスターでは初めて見たというので、やはりどうしようもなかったことなのしれないと思いました。
ときんさんの症例は大変珍しいとのことなので、動物病院さんのブログに責任持って載せたいということでした。私からも是非とお願いしました。

ときんさんは元々アレルギーがあったり、8月に生まれて11月に私達に飼われるまでずっとペットショップにいた事もあって、もしかしたら身体の弱い子だったのかもしれません。だとしても早すぎる別れに悲しみを覚えています。