ルジマトフのすべてー2- 2007年07月29日 | Weblog 続きです。 「ボレロ」は「阿修羅」とは対極をなす作品。常に並外れた集中力で挑むルジマトフだが、同じ日にこの2演目を踊るのは心身ともに計り知れないエネルギーを消耗することであろう。 「ボレロ」はその音楽からも、フラメンコという演出の熱気からも、ダンサーであればおのずと湧き立てられる激しさがある。 白い2枚の布が天井から下げられた舞台で、布を上手く利用しながらロメロ姉とルジマトフを主体としたダン . . . 本文を読む