今を時めく人気カップルのザハーロワ&フィーリンによるシンデレラを6月29日に見ました。1ヶ月以上ボリショイではバレエは演じられておらず5月17日に見たドンキホーテ以来のボリショイで見たバレエでした。ザハーロワ&フィーリンの黄金カップルは息の合った踊りを披露し何時もの通り大喝采を浴びる舞台で超満員でした。
ザハーロワを見るのは日本公演5月9日のファラオの娘以来でしたが相変わらず柔らかな体と長身、長い手足を一杯に使って楽しませてくれました。3幕の最後はカップルだけの踊りがたっぷりと楽しめる演出です。
今シーズンよりの新しい振付となるシンデレラを見るのは2回目(前回2月4日に見た時のブログにあらすじを詳しく記載していますので御参照)ですがザハーロワがティアラを付けて白いドレスを着ると如何にもヒロインという姿にぴったりですね。
尻尾が可愛く生足が一寸刺激的なお馬さん達やこの振付の舞台回しの重要な役のカラスなどのカーテンコール,継母(Mariya Volodina 眠れる森の美女などで女王役を演じる気品のある美人ですが女王役ではバレエを踊るところは見せていませんでしたのがちゃんとしたバレリーナでした。お笑いの役にしては一寸美人過ぎるかも)とお笑いを取るその娘達のカーテンコール、カップル登場の場面,カーテンコールの終わりの場面です。
3幕で3時間ほどのバレエにしては長い舞台ですが斬新な演出で楽しめる演出です。
指揮者はボリショイの主席指揮者、音楽監督のAlexander Vedernikovで世界的に有名なマリインスキーのゲルギィーエフを意識しているのか2幕の冒頭の前奏のことろで自分が指揮をしている映像を舞台に映すという演出でPRしていました。
カテコ動画、アップとロング人物がきれいに入って、こういうの撮るの難しくないですか。(撮りながら自分も舞台を見ようと思うと)臨場感たっぷりでした。後ろの惑星や語り手らしき男性も存在感がありますね。「黄金時代」の時の方が脇役の人がカテコまで工夫した身振りしてた所は良かったけれど。モスクワでベデルニコフ指揮、ザハロワ、フィーリンのスターコンビで新作見られるのはゴージャスでいいですね。
気鋭のベデルニコフが、プロコフィエフ曲をどう指揮したかも興味あります。「ロメオとジュリエット」もロストロポービチは甘く歌い上げたけど、ボリショイのかつての指揮者、ソ連音楽界の重鎮・A.ジュライチスは、もっと乾いててかつ凄いアップテンポで、自分は後者の方がいつのまにか好きになってました。
今回の指揮者の映像てのはわらえますけど。
何時もコメントありがとうございます。
皆様に動画や写真のカテコ(カーテンコールの業界用語ですか。短くて良いですね)を少しでも良いQualityでお届けしようとデジカメを度々買い替えています。現在はCanonのPowershot S3 ISをMainとして使っていますがこれは12倍ズームなので最前列でなくても人物がUpで撮れること、動画の撮影中のズームが出来ること(画面に変化出て良いですよね)、動画を撮りながら静止画が取れること(最近の動画で一時動画がフリーズしてシャッター音が入ったものがありますがこれは静止画を撮っている瞬間です)などで気に入っています。只動画が余りにメモリーを食う仕様なのが不満です。最近の動画で一寸手振れしている場面がありますが実はもう一つのデジカメ(Panasonic DMC-LX1 ワイドの写真に強み)と同時に2つのカメラで撮影している時に如何してもぶれるようです。皆様に喜んで貰えるべく今後共色々試して見ますね。
ところで以前のブログにテニスのマリア・シャラポワが出てましたね。私もシャラポワ好きです。ミーハーですが。ウィンブルドン、勝ってほしい・・。彼女、顔がザハロワに少し似てるかな、と。性格は違うけど。