ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』12月4日(土) -2-

2010年12月07日 | Weblog

Nさんからの寄稿の続きです。写真は仙女の衣装です。

 仙女の湯川さんも適役であった。
妖精達を頼もしく率いる、凛とした仙女であった。
ヴァリエーションは大きく滑らかな踊りで、
色っぽさと優しさを兼備した素敵な仙女だった。
カルミナブラーナのような強い女から
仙女のような優しさに溢れた妖精までどんな役もこなせる
素晴らしいダンサーであると改めて感じさせた。

 
四季の精達の中では、
特に米沢さんの秋の精が印象深かった。
スケールの大きい踊り且つテンポにも遅れない正確性もあり、
初役とは思えない好演だった。
今後注目していきたいダンサーである。
 
いよいよ明日は最終日、
現在のところ、幸い大きな事故なく順調に続いている。
千秋楽を楽しみに待ちたい。


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