ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

ジゼル-3-

2006年01月15日 | Weblog

写真は1幕のカーテンコールのものです。90年撮影のジゼルのDVDをみても同様に1幕のカーテンコールは同じポーズでやっています。

さて2幕ですが青く暗い照明のなかハンスがジゼルの墓参りに来ます。只ジゼルの墓に近づくと墓の廻りや周りの草から怪しい光が発せられ慌てて逃げ出します。次にウィリの女王ミルタが登場し踊ります。ミルタ役は上級ソリストのマリア・アラシュ(29才)でしたが後ろに小さい羽をつけ花輪を頭につけた白い衣装で妖精の女王の貫禄のある堂々とした踊りでした。彼女は11月27日には真夏の夜の夢の主役アマゾンの情報Hippolyta(Titania)役、さらに1月12日に見たばかりの眠れぬ森の美女のリラの妖精も好演していましたね。

さてミルタが両手に花を持って踊ったりその後ミルタに呼ばれてウィリが周りから現れ8人x3列の踊りなどゆっくりとした踊り、みんなが舞台に膝をついて上半身だけ後ろ向きにそる場面など本当に幻想的です。ウィリの中でも上の2人(Nelli Kobakhideze, Anna Nikulina)などの踊りの後 ミルタがジゼルの墓の前で花束(ローズマリーだそうですが)を振るとジゼルがウィリだが新入りの為か頭の花飾りのない衣装で登場。この場面はDVDでは墓の前からせり上がりで出ますが新劇場では墓の後ろの袖から現れます。ジゼルが踊った後 アルブレヒトが黒いマントに花束を抱えてジゼルの墓参りに来てジゼルが舞台を横切る。その後DVDではジゼルは空を右から左へ飛ぶのですが今回は舞台の後ろの幕を右から左に駆け抜けました。その後頭を抱えて舞台中央で座り込むアルブレヒトの前でジゼルが踊り その後2人の静かな踊りとなります。この辺りの伴奏はオーボエの独奏の場面が続くのですが貫禄のあるSergey Lysenkoが良い音を奏でていました。今回は1列目でしたが左端(2500Rub)しか取れなかったので丁度オーボエが目の前でした。やはりあれだけのフレーズを奏でる肺活量はあの体格が必要でしょう。さて暫く一緒に踊った後ジゼルは再び消えますが花をアルブレヒトに投げてよこす場面があるのですがDVDでは舞台の上の方からジゼルが投げるのですが今回は舞台袖からでした。

その後ハンスがウィリに取り囲まれ死ぬまで踊らされ最後には沼に落ちて絶命。

次にアルブレヒトが取り込まれそうになるがここでジゼルがさえぎりその後2人の踊り。特にアルブレヒトがひざまづいてその背後にジゼルがそっと寄り添う場面は感動的。この踊りの後の拍手が鳴り止まずジゼルが二回舞台に出たがその挨拶はいつものポーズでなくその前のバレエで良く踊っていたアラベスク(片足で立ってもう一方の脚を体の後方にまっすぐ伸ばして上げるポーズ)だったのは印象的。只DVDをみても同じポーズで拍手を受けているのでこれも伝統なのでしょう。

その後ウィリの踊り、2人の踊りなどの後途中で踊り疲れたアルブレヒトが倒れそれをジゼルが助け最後はジゼルが後ろ向きに消えていきアルブレヒトが落ちたマントをひきずって帰りかけ最後はそのマントを捨て膝をついて舞台中央で祈って幕。

 



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