
行ってきました。ズービン・メータと、彼が音楽監督をつとめる〝世界一の弦〟を誇るイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート。
チャイコフスキー最後の大作、交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」とムソルグスキー作曲(オーケストラ編曲モーリス・ラベル版)の組曲「展覧会の絵」
勿論満席。
凄い。
世界の弦を誇るというのも判るバイオリンの音でした。
団員の平均年齢は50歳を超えているように見えました。即ち経験豊富なプロが集合した楽団。
メータの指揮を近くで見たくて2列目の席だったんすがお陰で彼の指揮を堪能しました。
楽譜を置かずに指揮するだけでなく常任指揮だけにすべてを把握しお互いに信頼していること、彼の指示を的確に表現する楽団。
タイで初めて携帯の音も無く観客が集中して聞いていることを感じさせる公演でした。
タイでは異例に高いチケットでしたから来る人もタイの上流階級と思しき人と欧米人、日本人でしたがお行儀の良い観客で音楽そのものが楽しめました。
ども。
バンコクでは異例に高い1万バーツ(3万円強)の席が中心でしたが前3列が6000バーツだったので直ぐに2列目に飛びつきました。中央やや右側で指揮者の真後ろを避けて席を選びましたが大正解。柔和な顔で挨拶したり真剣な指揮の横顔など近くで見ることが出来ました。それにあの弦の統一感は凄いですね。個々のレベルが高いもですが個性がありながら弦として統一されている。
そして今晩はハーバード大学のアカペラです。
これも楽しみ。