3月13日にザハロバ主演の真夏の夜の夢を見ました。今回で3回目ですが前回見た岩田さんが出演された11月27日の公演から実に3ヶ月半ぶりの公演で次の公演は7月初旬と滅多に見られないバレエで更にザハロバが主演ですから立ち見の3階席も幾重にも並ぶという状況でした。チケットは3列目を確保していたのですが会場に着くのが仕事の都合で7時15分となり通常ならぎりぎりセーフなのですが今回は既に開演しており1幕目は超満員の3階の端っこで舞台の半分も見ることが出来ない場所で立ちっ放しで見る羽目になりました。従い1幕目はCOMMENT出来る立場ではありません。ひたすら双眼鏡で見える範囲の踊りを見ていただけです。
2幕目から本来の席に座って落ち着いて見ることが出来ましたがやはりザハロバが主演の為か邦人の駐在員及び御家族又旅行者と思しき邦人の方を多数お見受けしました。
肝心の舞台の方ですが何せザハロバの相手役が急遽変わってハンブルグバレエ団からIvan Urbanが助っ人で参加(当方理解では)。ハンブルグバレエ団はそもそも今回のノイマイヤー版を1977年に初演した所ですからお手の物なのでしょうが。只やはりいつものPartnerとは違うのでIvanがザハロバをSupportするところなどどうしてもIvanにぎこちなさが散見されました。この相手でもザハロバはそれなりには踊っていたとは思います。
ボリショイのHPを見るとこのTheseus(OBERON)役のIvanだけでなくHelena役のAnastasiya GOROYACHEVA, Lysander役のAlexander VOLOCHKOVの重要な役の3人がすべて代役だったようです。
当日の主な配役は
Hippolya (Titanis) Svetlaan Zakharova
Theseus (Oberon) Ivan URBAN
Helena : Anastasia Goryacheva
Demetrius : Vladimir NEPOROZHNY
Hermia : Mariya Aleksandrova
Lysander : Alexander Volchkov
Philos (Puck) Yan GODOVSKY
写真はカーテンコールでのザハロバ。
結婚式での結婚行進曲に乗って気品に満ちたザハロバの花嫁姿はティアラが輝き美しい物でした。幕の直前にこのHippolytaの花嫁姿からこのTitaniaの姿に早替わりしていますのでカーテンコールではこの花嫁姿をお見せすることが出来ないのが残念ですが。
尚今週末はサンクト出張が入ったのでマリンスキーでドンキホーテと眠れる森の美女を見る予定です。
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