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一幕目のグランパクラシックの次はマリインスキーの仲間からモルドバ生まれのオスモルキナとクリモフのMiddle Duetからの抜粋でした。
振付 Alexei Ratmansky
音楽 Yuri Khamin
ボリショイの現在の芸術監督ラトマンスキーの振付の演目ですからボリショイで何度も見た演目ですがそこからの抜粋として改めてマリインスキーのダンサーの踊りで見ると新鮮に映りました。
黒い衣装とスポットライトを効果的に使った振付。
カテコ動画
一幕目のグランパクラシックの次はマリインスキーの仲間からモルドバ生まれのオスモルキナとクリモフのMiddle Duetからの抜粋でした。
振付 Alexei Ratmansky
音楽 Yuri Khamin
ボリショイの現在の芸術監督ラトマンスキーの振付の演目ですからボリショイで何度も見た演目ですがそこからの抜粋として改めてマリインスキーのダンサーの踊りで見ると新鮮に映りました。
黒い衣装とスポットライトを効果的に使った振付。
カテコ動画
お忙しい中、ガラのレポートや画像、動画のUPありがとうございます。
これは珍しい配役でご覧になられましたね。
私はザハロワ、メルクーリエフ組、オシポワ、メルクーリエフ組、コンダゥローワ、バイムラードフ組で見たことがあります。
どこか謎めいた作品で、音楽も神秘的な曲想ですから、私としては表現力豊かなボリショイのダンサーよりも上品で控え目かつ身体能力と容姿に優れるザハロワとメルクーリエフのようなマリィンスキー出身の踊り手で観るほうが好きです。
単純な振付のようで、男性側に相当なサポート技術がないと成功しない小品です。
この二人も観てみたかったですね。
叶様は目が肥えていらっしゃいますね。
当方は真逆でオシポワ、メルクリーエフ組しか生では見たことがありません。ですから、オシポワを見ると、ザハロワがこの演目を踊る姿が想像できないです。
オシポワたちの「ミドル・デュエット」は、観客の反応はよく、拍手はわりと大きかったです。
舞台芸術には、「観客がどこを見ているか」との要素もあり、お客さんが見ているのは、オシポワのバネのある体から繰り出す動きのエネルギー。
振付より作品の内容より、身体の運動のパワー、エネルギーそのものに、感じて拍手してると感じました。その意味で客席の雰囲気は「TWO」を踊ってる時のギエムなどに近かった気がします。
ラトマンスキー振付作品としては、床に二つ格子窓の影が映り、このアイデアは良かったです。振付が単調で途中で意識が弛緩する気がしました。
男女の関係性を表しているのかと思いましたが、アンハッピーなその関係性が災い。ここではかなりハンサムに見えたメルクリエフと、年齢差のあるオシポワに、男女のネガティブな感情を当てはめて見ると、あまり見たいと思うものにならず、オシポワの身体運動のパワーを見ているほうが楽しいと言う結果になりました。
そういう作品なのかと思っていましたが、確かに叶様管理人様の仰るとおり、ダンサーが変われば印象がかなり変わるのでしょう。
一つの作品をタイプの違う複数の組で見た方が、別の発見もあり作品の印象が変わることもあるのだろうと、お二人のコメント拝読して思いました。
Nanaさん
お二人の高度なバレエへの見識に基づくコメント何時もありがとうございます。