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家族が鬱であるなら「それでいいよ」とする

2024年03月23日 | 教育
「ごはんができたよ。」
『んん。』と少しめんどくさそうな返事。
少し時間がたってから出てくる。
「おやすみなさい。」
『おやすみ。』
とぶっきらぼうな返事。

自分のことが嫌いなのか。
嫌なのか。
と思ってくる。

しかし、鬱症状の人たちの声を集めた本を読むと、
・身体が重くて動かない。
・あたまに鉛の帽子をかぶっているよう。
・急に死にたくなる
という心境にある人もいる。

何とか返事をしたことを認めてほしい。
やっと動いて出てきた。
という人もいる。

そんな時笑顔を見せてくれたり、
「大丈夫だよ」と言ってもらえたことが
一番うれしかった、という。

返事をしただけ、出てきただけ、
よしとしよう。十分だよ、といってあげよう。

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