1 様子
・前回相談した後,保育経験の長いベテランA保育士がマンツーマンで付いた。
・他の子を砂場から追い出してしまうなどあったが,A保育士に注意を受け,
素直に話していた。
・前回来たときにはとにかくふらついてしまう行動が目立ったが,集団行動に
合わせて活動する場面が増えていた。プール学習では,プールサイドに座って
みんなと話を聞くことができていた。
・給食の時にお代わりをすぐにしたくて待てなかったが,お代わりができる時間の
時計の絵を描いて,「同じ形になったらいいよ」と話すと,待つことができるよ
うになった。
・困ったとき,イライラしたときには,ベランダの木の下に行ったり,小部屋に行
ったりすることで,落ち着けるようになった。
・掃除でほうきを担当したとき,ほうきが4本しかなく,5人いて自分の分がなか
った際,「終わったら貸して」と友だちに言って,壁で待つことができた。
・給食の後,隣のクラスが読み聞かせをしているところへ入っていって,座って聞
き始めたが,A保育士が呼びに来て目が合うと,自分からすっと立って戻った。
2 2回目の相談
・前回来たときと比べると,格段に自分のコントロール力が付いている。以前は自
分の欲しいもの,やりたいことにしか目が行かなかったが,A保育士がマンツー
マンで付き,大人の目が向くようになり,友だちにも声がかけられるようになっ
た。成長したのではないかと話した。(物→大人→友達へと広がり)
・時計の絵を提示して時間を守れたことや,プールサイドで待つ場所がはっきりし
ていて分かりやすかった様子など見ると,身振りなどもまじえて本人に分かりや
すいやり方や動き方を示したり,どの位置に移動すればよいか目印をつけたり,
指さしたり,具体的に教えていけば,きちんと行動できる場面が増えるのではな
いかと話した。
3 その他の相談
・自分勝手に行動してしまう4歳児の双子のことについても相談を受けた。やはり,
前回来たときに比べると着席行動など随分身に付いていた。
・できている行動が消えないよう,きちんと認めてほめることが大切だと話した。
・一人の子が「給食を片付けない」と言って30分近く先生とやり取りをしていた。
きっかけは,その子がトトロの絵本を読もうとしたとき,「今は給食中だからダメ」
と取り上げたことだった。
→①うける
②正しい行動を教える
③ほめる
という手順で,
①「トトロの絵本見たいんだね」と見たい気持ちは受け止め,
②「給食の後読んであげるから今は座ろうか」
などと誘い,
③やめればすかさずほめる,座ればさらにほめる
という具合に問題行動の始まるきっかけの所でうまく処理できるとよいと話した。
・プールの後やトイレの後に服や下着を付けることを途中で忘れてしまう子についても
相談を受けた。
→やることを忘れて他に注意を奪われやすいので,その際やってあげるのではなく,そ
のときすることを,肩をたたいたり下着を見せたりして気付かせて,始めれば誉める
という指導を提案した。
・意欲なく寝転んでしまうこの相談を受けた。
→次回観察の上相談ということになったが,様子を聞くと,身体の調整力の不安定が感
じられたので,トランポリンやブランコに乗って,前庭感覚や固有覚の働きを高めて,
身体の安定を作る感覚統合を取り入れてはどうかと話した。
・前回相談した後,保育経験の長いベテランA保育士がマンツーマンで付いた。
・他の子を砂場から追い出してしまうなどあったが,A保育士に注意を受け,
素直に話していた。
・前回来たときにはとにかくふらついてしまう行動が目立ったが,集団行動に
合わせて活動する場面が増えていた。プール学習では,プールサイドに座って
みんなと話を聞くことができていた。
・給食の時にお代わりをすぐにしたくて待てなかったが,お代わりができる時間の
時計の絵を描いて,「同じ形になったらいいよ」と話すと,待つことができるよ
うになった。
・困ったとき,イライラしたときには,ベランダの木の下に行ったり,小部屋に行
ったりすることで,落ち着けるようになった。
・掃除でほうきを担当したとき,ほうきが4本しかなく,5人いて自分の分がなか
った際,「終わったら貸して」と友だちに言って,壁で待つことができた。
・給食の後,隣のクラスが読み聞かせをしているところへ入っていって,座って聞
き始めたが,A保育士が呼びに来て目が合うと,自分からすっと立って戻った。
2 2回目の相談
・前回来たときと比べると,格段に自分のコントロール力が付いている。以前は自
分の欲しいもの,やりたいことにしか目が行かなかったが,A保育士がマンツー
マンで付き,大人の目が向くようになり,友だちにも声がかけられるようになっ
た。成長したのではないかと話した。(物→大人→友達へと広がり)
・時計の絵を提示して時間を守れたことや,プールサイドで待つ場所がはっきりし
ていて分かりやすかった様子など見ると,身振りなどもまじえて本人に分かりや
すいやり方や動き方を示したり,どの位置に移動すればよいか目印をつけたり,
指さしたり,具体的に教えていけば,きちんと行動できる場面が増えるのではな
いかと話した。
3 その他の相談
・自分勝手に行動してしまう4歳児の双子のことについても相談を受けた。やはり,
前回来たときに比べると着席行動など随分身に付いていた。
・できている行動が消えないよう,きちんと認めてほめることが大切だと話した。
・一人の子が「給食を片付けない」と言って30分近く先生とやり取りをしていた。
きっかけは,その子がトトロの絵本を読もうとしたとき,「今は給食中だからダメ」
と取り上げたことだった。
→①うける
②正しい行動を教える
③ほめる
という手順で,
①「トトロの絵本見たいんだね」と見たい気持ちは受け止め,
②「給食の後読んであげるから今は座ろうか」
などと誘い,
③やめればすかさずほめる,座ればさらにほめる
という具合に問題行動の始まるきっかけの所でうまく処理できるとよいと話した。
・プールの後やトイレの後に服や下着を付けることを途中で忘れてしまう子についても
相談を受けた。
→やることを忘れて他に注意を奪われやすいので,その際やってあげるのではなく,そ
のときすることを,肩をたたいたり下着を見せたりして気付かせて,始めれば誉める
という指導を提案した。
・意欲なく寝転んでしまうこの相談を受けた。
→次回観察の上相談ということになったが,様子を聞くと,身体の調整力の不安定が感
じられたので,トランポリンやブランコに乗って,前庭感覚や固有覚の働きを高めて,
身体の安定を作る感覚統合を取り入れてはどうかと話した。
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