川崎市内でよく見かける青と赤の帯のバス、川崎鶴見臨港バスは今年の11月18日で80周年。
ちなみに赤帯がないバスは川崎市バス。臨港バスは赤色の電車でおなじみの京急グループなので赤帯と覚えましょう。
というわけで
「通常、現金やICカードで当社バスをご利用いただいているところ、2017年11月19日(日)に限り、終日無料で当社バスをご利用いただけるものです(※一部路線を除く)。」(公式サイトより)
というずいぶんと思い切ったキャンペーンを展開。
この機を逃すまいとちゃっかり乗ってきました。
川崎駅にて
土地勘もなくとりあえず「エリーパワー」行きのバスに乗ります。なんか名前がかっこいいので。
川崎と言えば沿岸部の工業地帯のイメージですし、そっちの方へ。
終点エリーパワー
バスマニアの方でしょうか、他にも2名乗車していました。お二人はそのまま折り返し。
私は何となく少し歩いて近くの水江町バス停へ。ここから別系統(すぐにエリーパワー行きの系統と合流しますが)のバスが出ています。
バス停の周りは工場。鉄塔や船のファンネルが見えます。市有地のため近づくことはできません。
川崎駅行きに乗車し、途中まで戻ります。
人の「生活圏」に帰ってきました。さつき橋バス停。
あ~、対向車線に記念ラッピングバスが~~
続いて向かった先は
三井埠頭
埠頭(ふとう)っていうくらいなんだから海とか船とか見えるかと思いきや、何も見えず。
まあ、想定内ですので。バス停から数分歩くと本命の目的地へ。
鶴見線扇町駅。
枝線が3つある鶴見線の終点の一つです。
貨物線の方は工事してました。日中に線路工事の様子を見られるのは貴重かも。なんか変わるのでしょうか。
やたらごついクレーンのついた軌陸車が作業していました。
浅野駅で下車。
ここから鶴見線2つ目の枝線がのびていますが、まだ時間があるので近くのバス停へ移動。
鶴見駅行きに乗車(画像はイメージ)。
浅野駅で降りずに電車に乗車し続けていればもっと早く楽に鶴見駅にいけるのですが、まあ無料だし。
鶴見駅。駅ビルが意外とでかい。
バスターミナルはJR鶴見駅と京急鶴見駅の間に有ります。位置関係は川崎駅と似ていますね。
さて再びバスから鉄道に乗り換え。
JR鶴見駅の改札に入ると鶴見線用の改札がさらにあります。
扇町駅、浅野駅もそうでしたが鶴見線には無人駅しかないため、不正乗車防止のためのものでしょう。
鶴見線のホームは京浜東北線のホームより高いところにあり、こんな風に他のJR線を見下ろすこともできます。
偶然スーパービュー踊り子が通過していくのが見えました。
あわてて撮ったのですが、京浜東北線と絡めることもできました。
ちょっとおしゃれな雰囲気のホーム。
壁に時計が埋め込まれていますが、銘版には
「皆さんお元気で」
のことばが入れらており、朝鮮民主主義人民共和国鶴見地区帰国者一同から贈られています。
終戦後の在日朝鮮人帰国事業を今に伝えるもののひとつ。
鶴見線に乗車し、浅野駅から枝線へ入り、終点へ。
海芝浦駅。
ホームのすぐ足元が海。改札の外が工場私有地で出られない。という特徴的な駅でこの日も見物に意外と多くの人が来ていました。
一応駅舎の外に小さな公園があってベンチもあったりして海を見ながらのんびりできます。
荷役中の船や羽田発着の飛行機が見えます。
まあ、工場通勤客のための路線ですので、日曜の昼間は乗り過ごすと2時間次の電車が来ないのでくつろぎすぎると大変なことに。
再び電車に戻り、浅野駅で乗り換えて浜川崎駅へ。
浜川崎駅で下車。
跨線橋を左へ向かうと出口、右へ向かうとJFEの工場へ。右側は関係者以外立ち入り禁止です。
こちらが鶴見線の浜川崎駅出口。
道路を挟んだ向かいは南部支線の浜川崎駅出口。
途中下車の場合は簡易改札機にSuicaをタッチするなとのアナウンスが構内を無限ループで流れています。
今回はここで下車し、あえてバスで川崎駅へ向かいます。
駅からまあまあ歩くと最寄りの臨港バスバス停に到着。南武線の南側を沿うように八丁畷を経由して川崎駅へ。
川崎駅再び。乗り場を探してぐーるぐる。海島と空島の2つのロータリから成っています。
次々にバスがやってきては出て行きます。こんなにすごいバス停もそうあまり見ません。
これだからこそ、無料デーなんて企画もできるのでしょう。
せっかく川崎に来ているので、名所の一つは行っておきましょう。
大師バス停は京急川崎大師駅の目の前に着きます。ここには京浜急行発祥の地の石碑が建っています。
表参道、仲見世を通って(結構回り道させられるので多くのお店の誘惑にかられます)…
川崎大師。
おみくじを引いてみました。噂では凶がかなりの確率で出るとのことでしたが、なんと大吉でした。
お参りを済ませてバス停の方へ戻ります。
そこから少し歩くと神社があります。
若宮八幡宮。
境内の一角に某神社があり、4月のお祭りがユニークらしいですね。
再びバスで川崎駅へ。
川崎駅前のラゾーナでぶらぶらしてから、またバスに乗って浜川崎駅。
そこから鶴見線で
安善駅。安田財閥創業者であり、鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道を支援した安田善次郎に因んで付けられたらしいです。
人名が由来の駅名は国内では珍しいですね。
もう外は真っ暗ですが、鶴見線3つ目の枝線を制覇し、終点大川駅。
日曜日は3往復しか電車が来ない。
終点で折り返す電車に乗れば鶴見駅へ帰れますが、ここで再びバスへ。
本日の終電を見送ってとぼとぼ歩きます。
同じことを考えてバス停まで歩いた人がもう一人。びっくり。
バスに乗って川崎駅へ。
かくして鶴見線をバスに乗りつつ、全線制覇。
お参りにも行けましたし、川崎の町中をぐるぐる周って楽しむことができました。
今日もお疲れ様でした。
ちなみに赤帯がないバスは川崎市バス。臨港バスは赤色の電車でおなじみの京急グループなので赤帯と覚えましょう。
というわけで
「通常、現金やICカードで当社バスをご利用いただいているところ、2017年11月19日(日)に限り、終日無料で当社バスをご利用いただけるものです(※一部路線を除く)。」(公式サイトより)
というずいぶんと思い切ったキャンペーンを展開。
この機を逃すまいとちゃっかり乗ってきました。
川崎駅にて
土地勘もなくとりあえず「エリーパワー」行きのバスに乗ります。なんか名前がかっこいいので。
川崎と言えば沿岸部の工業地帯のイメージですし、そっちの方へ。
終点エリーパワー
バスマニアの方でしょうか、他にも2名乗車していました。お二人はそのまま折り返し。
私は何となく少し歩いて近くの水江町バス停へ。ここから別系統(すぐにエリーパワー行きの系統と合流しますが)のバスが出ています。
バス停の周りは工場。鉄塔や船のファンネルが見えます。市有地のため近づくことはできません。
川崎駅行きに乗車し、途中まで戻ります。
人の「生活圏」に帰ってきました。さつき橋バス停。
あ~、対向車線に記念ラッピングバスが~~
続いて向かった先は
三井埠頭
埠頭(ふとう)っていうくらいなんだから海とか船とか見えるかと思いきや、何も見えず。
まあ、想定内ですので。バス停から数分歩くと本命の目的地へ。
鶴見線扇町駅。
枝線が3つある鶴見線の終点の一つです。
貨物線の方は工事してました。日中に線路工事の様子を見られるのは貴重かも。なんか変わるのでしょうか。
やたらごついクレーンのついた軌陸車が作業していました。
浅野駅で下車。
ここから鶴見線2つ目の枝線がのびていますが、まだ時間があるので近くのバス停へ移動。
鶴見駅行きに乗車(画像はイメージ)。
浅野駅で降りずに電車に乗車し続けていればもっと早く楽に鶴見駅にいけるのですが、まあ無料だし。
鶴見駅。駅ビルが意外とでかい。
バスターミナルはJR鶴見駅と京急鶴見駅の間に有ります。位置関係は川崎駅と似ていますね。
さて再びバスから鉄道に乗り換え。
JR鶴見駅の改札に入ると鶴見線用の改札がさらにあります。
扇町駅、浅野駅もそうでしたが鶴見線には無人駅しかないため、不正乗車防止のためのものでしょう。
鶴見線のホームは京浜東北線のホームより高いところにあり、こんな風に他のJR線を見下ろすこともできます。
偶然スーパービュー踊り子が通過していくのが見えました。
あわてて撮ったのですが、京浜東北線と絡めることもできました。
ちょっとおしゃれな雰囲気のホーム。
壁に時計が埋め込まれていますが、銘版には
「皆さんお元気で」
のことばが入れらており、朝鮮民主主義人民共和国鶴見地区帰国者一同から贈られています。
終戦後の在日朝鮮人帰国事業を今に伝えるもののひとつ。
鶴見線に乗車し、浅野駅から枝線へ入り、終点へ。
海芝浦駅。
ホームのすぐ足元が海。改札の外が工場私有地で出られない。という特徴的な駅でこの日も見物に意外と多くの人が来ていました。
一応駅舎の外に小さな公園があってベンチもあったりして海を見ながらのんびりできます。
荷役中の船や羽田発着の飛行機が見えます。
まあ、工場通勤客のための路線ですので、日曜の昼間は乗り過ごすと2時間次の電車が来ないのでくつろぎすぎると大変なことに。
再び電車に戻り、浅野駅で乗り換えて浜川崎駅へ。
浜川崎駅で下車。
跨線橋を左へ向かうと出口、右へ向かうとJFEの工場へ。右側は関係者以外立ち入り禁止です。
こちらが鶴見線の浜川崎駅出口。
道路を挟んだ向かいは南部支線の浜川崎駅出口。
途中下車の場合は簡易改札機にSuicaをタッチするなとのアナウンスが構内を無限ループで流れています。
今回はここで下車し、あえてバスで川崎駅へ向かいます。
駅からまあまあ歩くと最寄りの臨港バスバス停に到着。南武線の南側を沿うように八丁畷を経由して川崎駅へ。
川崎駅再び。乗り場を探してぐーるぐる。海島と空島の2つのロータリから成っています。
次々にバスがやってきては出て行きます。こんなにすごいバス停もそうあまり見ません。
これだからこそ、無料デーなんて企画もできるのでしょう。
せっかく川崎に来ているので、名所の一つは行っておきましょう。
大師バス停は京急川崎大師駅の目の前に着きます。ここには京浜急行発祥の地の石碑が建っています。
表参道、仲見世を通って(結構回り道させられるので多くのお店の誘惑にかられます)…
川崎大師。
おみくじを引いてみました。噂では凶がかなりの確率で出るとのことでしたが、なんと大吉でした。
お参りを済ませてバス停の方へ戻ります。
そこから少し歩くと神社があります。
若宮八幡宮。
境内の一角に某神社があり、4月のお祭りがユニークらしいですね。
再びバスで川崎駅へ。
川崎駅前のラゾーナでぶらぶらしてから、またバスに乗って浜川崎駅。
そこから鶴見線で
安善駅。安田財閥創業者であり、鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道を支援した安田善次郎に因んで付けられたらしいです。
人名が由来の駅名は国内では珍しいですね。
もう外は真っ暗ですが、鶴見線3つ目の枝線を制覇し、終点大川駅。
日曜日は3往復しか電車が来ない。
終点で折り返す電車に乗れば鶴見駅へ帰れますが、ここで再びバスへ。
本日の終電を見送ってとぼとぼ歩きます。
同じことを考えてバス停まで歩いた人がもう一人。びっくり。
バスに乗って川崎駅へ。
かくして鶴見線をバスに乗りつつ、全線制覇。
お参りにも行けましたし、川崎の町中をぐるぐる周って楽しむことができました。
今日もお疲れ様でした。