元杜重工

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東九フェリーで比叡山紅葉狩り その4

2017年12月03日 | 東九フェリーで比叡山紅葉狩り
関東から比叡山に紅葉狩りに行こうとしているのに、途中で2泊してしまいました。
新幹線ならすぐなのに、えっちらおっちら船に揺られて3日目の朝は和歌山です。


ホテルの近くで無人販売を見つけました。
和歌山県は柿の生産量日本一。売り物にならない傷物の柿が8個で100円で売っていました。
試しに買って帰宅後に食べてみたのですが、甘さ控えめで独特の渋みも少なくおいしかったです。
同じ枝でも傷が無ければ1個100円以上になるのに、、、無常ですね。

JR和歌山駅で件の「秋の関西1デイパス」を購入。これで関西圏のJRは乗り放題。
いよいよ比叡山を目指します。


特急「くろしお」大阪行き。これに乗って一気に大阪へ北上

はしません。

乗ったのはこちら。


和歌山8:18>>普通奈良行き436T>>奈良11:11
高田・桜井経由の奈良行きです。和歌山から紀ノ川沿いに内陸へ和歌山線を進み、奈良県の高田駅で桜井線へ入り奈良まで行く3時間弱のローカル列車です。
車両は105系。車内天井に扇風機が残る国鉄時代の古い車両。105系は3ドア車と103系から改造した4ドア車がありますが、これは後者。
関東では聞くことが珍しくなった独特のモータのうなり声を聞きつつ内陸へ。


和歌山線は単線で、行き違いのために何度か対抗列車を待つため駅で長めの停車をします。
こちらは橋本駅でなんば行きの南海電車と並んだ様子。コルゲートに片開きの扉の6300系もかなりのお年の車両ですね。


【10:18】高田駅着。
ここで進行方向を変えて桜井線へ入ります。
2両編成ですが前後で顔が割と違う。先ほどのは中間車を改造したもので、こちらがオリジナル。


【11:11】奈良着。高田など途中の停車時間長めの駅でホームへ出ることができたのでそこまで辛くはなく3時間弱の乗車終了。
駅舎が立派でびっくり。最近建て替えたのでしょうか。ここで京都行に乗り換え。


奈良11:23>>みやこ路快速京都行き2614M>>京都12:14
JR第1世代の221系で京都まで駆け上がります。


宇治川。

京都から比叡山の玄関、坂本へ。

京都12:26>>普通近江舞子行き2830M>>比叡山坂本12:43
国鉄生まれの117系でした。105系も117系もJR発足時は余所でも見られたのですが、現在はJR西日本のみですね。
平成ももうすぐ終わるらしいですし、彼らもあと何年活躍してくれるでしょうか。


【12:43】ようこそ 比叡山坂本へ
京都のひとつ隣の山科駅から湖西線に入り琵琶湖を車窓に見ながらあっという間に到着。


駅を出て湖と反対の山の方へ登っていくと京阪電車の山科駅に着きます。上り坂で徒歩15分ほど。


ここで「秋の関西1デイパス」を取り出します。下のきっぷがJRの乗車券。上のきっぷをここで別のチケットに引き換えます。

 ↓ ↓ ↓


「世界遺産 比叡山延暦寺巡拝チケット」に無事に進化を遂げました。
この黄色いチケットで比叡山一帯のバスやケーブルカーなどが乗り放題で、延暦寺敷地内に入るための巡拝券もついてきます。京阪電車全線利用可能というのもすごい。
このチケット、単体で買うと3300円。今回の「秋の関西1デイパス」は3600円なので今回のようにJRでの移動がある場合、すごくお得。

さあ、ここまでかなりかかりましたがいよいよ比叡山へ。
つづく。


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