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元杜重工

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東九フェリーで比叡山紅葉狩り その7

2017年12月10日 | 東九フェリーで比叡山紅葉狩り
比叡山延暦寺を後にして、帰路につきました。
行きは琵琶湖側の坂本からケーブルカーで登りましたが、帰りはロープウェイで京都方面へ下山開始。
その続きです。


ロープウェイ終点の駅には開業から2010年まで使用されたゴンドラ駆動用の電動機などが展示されていました。
220Vで出力75kWだそうです。


【16:30】叡山ケーブル(京福電気鉄道鋼索線)
ロープウェイを降りると向かいにケーブルカー乗り場があります。
こちらに乗り換えて下界へさらに進みます。パンタグラフ沢山。
坂本ケーブルは駅舎こそ大正時代の開業当初のもので登録有形文化財に指定されるほどの年季ものですが、綺麗に手入れされています。
また車両も1993年製で比較的新しいものです。
一方の京都・八瀬への叡山ロープウェイ、ケーブルはリフォームもされず良くも悪くもそのままという感じ。


こちらの車窓もきれいでした。反対側の進行方向左側の方がより楽しめます。
このケーブルカー路線の高低差561mは日本一。ちなみに東京の高尾山は標高599m。
ロープウェイ乗り場も行列でしたが、こちらもかなりの混雑。
時刻表を確認するというより、ただ並んで乗れることを祈るような感じでしたので何時に帰れるのかこのときは正直?


10分ほどでケーブル八瀬駅に到着。
車内のアナウンスで駅近くで紅葉のライトアップをやっているとのことなのでちょっと散策。


写真が微妙で伝わらない…。
日中と反対に下から光を当てるので、背景の夜空と対比された赤や黄色の紅葉が美しい。


【16:47】少々歩いて叡山電鉄八瀬比叡山口駅。


八瀬比叡山口16:49>>普通出町柳行き(紅葉特別ダイヤ)>>出町柳17:03



この叡電はアニメとのコラボがお好きなようで、乗車した車両は最近放送されていた「NEW GAME!!」のラッピングでした。
他にも駅にはいろいろと関連の展示や他の作品のものもありました。
個人的にはこういうのもサービスの一つとしてありかなと思います。
ただ、できればその路線や沿線とゆかりのある内容にしてアニメも鉄道も地域も知ってもらえればなあと思います。
鉄道は地域の景色の一部でもあるので。
ただの広告だと割り切ってしまえばいいのかもしれませんが。
他路線ではこういった例もあります(過去記事)。


出町柳駅で京阪に乗り換えです。
例のチケットは京阪全線乗り放題なので安心です。


出町柳17:12>>特急中之島行き(紅葉特別ダイヤ)>>中之島18:15
京阪の新型車両13000系です。かっこいい。
新車の香りがまだ残っていました。

なんとなく終点の中ノ島まで乗ってしまいました。
JRに乗り換えるために歩きます。


橋がライトアップされていました。

なにわ筋を歩くこと10分。
JR東西線の新福島駅のさらに先の大阪環状線の福島駅に到着。



福島18:34>>普通外回り>>大阪18:35
来年度で大阪環状線から引退と言われている201系でした。最後の4ドア車(ホームドア設置の障害)。
おそらくこれが最後の乗車になるかもしれません。一駅だけですが大事に乗ります。


大阪駅着。反対のホームになんかいますね。


USJのハリー・ポッター塗装の201系じゃないですか。
実は初見。なんだかついている気がします。

この後、新大阪へ新快速で移動。
指定席をとっておいた「のぞみ」に乗車。


時間だけ見て予約したので狙ったわけではないですが、まさかの700系。
700系も廃車が発生し、徐々に数を減らしており、定期ののぞみ運用からは外れています。
嬉しいというよりコンセントがねーじゃねーか、何のために窓際確保したんじゃーって感じでした。
まあ、数年もすれば乗りたくても乗れない時期が来て、いい経験だったと思える時が来るでしょう。


新大阪19:10>>のぞみ408号東京行き>>新横浜21:25
写真の手前が乗車した700系。奥は回送の700系。それぞれJR東海車とJR西日本車。
デザインの違い(ロゴの有無)が分かります。


車内で新大阪駅で買った、今回の旅行の締めくくりにふさわしい駅弁「近畿味めぐり弁当」をいただきました。
和歌山産の紀州梅、奈良産牛蒡、滋賀産近江米・近江牛、京都産の水菜など(三重県を除く)近畿2府4県の材料が使われています。
ごちそうさまでした。

これにて東九フェリーで比叡山紅葉狩りおしまい。
頭のおかしい旅程でしたが、なんだかんだ上手くいってよかったよかった。


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