元杜重工

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東九フェリーで比叡山紅葉狩り その6

2017年12月05日 | 東九フェリーで比叡山紅葉狩り
その6にしてようやく比叡山延暦寺に入りました。長い道のりでした。

最澄が開いた天台宗の総本山、延暦寺は「東塔(とうどう)」、「西塔(さいとう)」、「横川(よかわ)」の3つの地域から成っています。
東塔~西塔が徒歩30分、西塔~横川が徒歩90分とかなり離れた位置にあるので注意が必要です。
間を30分間隔くらいでシャトルバスが走っています。勿論、例のチケットが使えます。

ケーブルカーから降りて歩いてたどり着いたのは東塔です。
ここには延暦寺でもっとも有名であろう国宝の根本中堂があります。


階段を下りていくと、、、


【13:56】根本中堂 絶賛工事中!
中は普通に見ることができました。薬師如来が祭られています。

向かいの階段を上ると文殊楼。傾斜のきつい階段を登って一周できます。こちらは文殊菩薩。



阿弥陀堂


東塔

国宝殿には入らずにバスセンターへ向かいます。
ここから西塔・横川方面のシャトルバスに乗ります。
かなりの行列で積み残しが発生しました。早めに並んで正解でした。


バスからも琵琶湖が見えました。


【14:54】14分ほど揺られて横川に到着。


横川中堂
清水寺みたいに舞台が張り出しています。朱色に塗られており美しい。


反対側の入り口はこんな感じ。
屋根のアーチが見事です。


時間も遅めでしたし(観覧は16時まで)、ふもとからのアクセスの良い東塔から離れているためそこまで人は多くありませんでした。
比叡山の自然を感じることができる場所です。

中堂から林の中を歩いて行くと横川地域のもう一つのお堂につきます。




元三大師堂


入り口には「おみくじ発祥之地」の碑と角大師の由来の碑が並んでいます。
元三大師が吉や凶が書かれたおみくじを作成したと言われています。角大師は魔よけの護符として知られています。
いまでもこのおみくじが使われており、先日訪れた川崎大師もこれをもとにしているらしいです。約3割が凶だとか。

勿論ここでもおみくじを引くことができます。ただし自分では引かず、いろいろプロセスがあるんだとか。


【15:30】もうすぐで暗くなってきますし、そろそろ帰りましょう。山をなめてはいけません。
最終バスの1本前に乗ります。最終便に乗り遅れたり積み残されたら、90分歩かなければなりませんからね。
案の定、途中の西塔から超満員でした。

終点の比叡山山頂バス停で降ります。


こちらも景色が良い。琵琶湖の南端が見えます。


振り返ると比叡山の山頂です。標高848.3m。ここから徒歩10分少しで登頂できるらしいです。

バス停から歩くこと10分。こちらも視界が良いです。

【16:00】叡山ロープウェイ乗り場。
これで山の反対側、京都側へ下山します。勿論チケット利用。


ゴンドラは2機。行ったり来たり。それでも駅は行列で混雑していました。


窓からは紅葉した尾根。京の秋を彩ります。

比叡山延暦寺は以上。
次は何時になるかわかりませんが、根本中堂の工事が終わったらもっとゆっくり回りたいですね。

つづく。


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