島原城の歴史
島原城は1618(元和4)年から、松倉豊後守重政が4年ないし7年の歳月をかけて築いたものです。五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城でした。
それ以来約250年間、4氏19代の居城として、数多くの物語が生まれました。しかし、明治の御一新で惜しくも解体されてしまいました。天守閣をはじめすべての建物をなくした島原城は、石垣とお掘だけを残して長年の風雪に耐えてきました。
北側~東側~南側
北側はかつての濠に「菖蒲園」が整備されており、6月のシーズンに再度訪づれてみたい気になりました。東側に回りますと、知行高100石とこの地に屋敷を下賜された「佐久間邸跡」があり、当時の生活ぶりを伺う事が
出来ました。又、城郭の上には緑の「眉山」と茶色の「普賢岳」が望まれ、お城の色とのバランスが何とも言えない美しさを醸し出しています。更には、酔妃蓮(スイヒレン)の咲いている「東堀端ハス池」の緑と石垣、お城の白色とのマッチングは最高に美しいものでした。このハス池は南側にも続いていました。
◎菖蒲園
◎佐久間邸跡
◎「東堀端ハス池」
◎東堀端ハス池
11/22島原城址、城下町風景、
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